〔外為マーケットアイ〕ドル100.33円まで上昇、前日NY市場での急落前の水準を上回る
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[東京 4日 ロイター] -
〔外為マーケットアイ〕
<15:40> ドル100.33円まで上昇、前日NY市場での急落前の水準を上回る
ドル/円が100.33円まで上昇した。前日のニューヨーク市場では、5月ISM製造業景気指数のさえない結果でドル/円は急落したが、同指標が発表される直前の水準(100.10円付近)を上回っている。
<15:24> ドル100円台に上昇、株高で売り圧力後退
ドル/円が100円台に上昇。100.17円まで上昇した。日経平均 の大幅上昇を受け、欧州勢の参入本格化とともにドル高/円安が強まっている。「株高を受けて、きょうは(ドル/円を)売りから入る参加者は見受けられない」(国内金融機関)との声が出ている。
<14:41> ドル99.94円に上昇、日経平均300円高で
ドル/円は99.94円まで上昇した。日経平均 の上げ幅が300円を突破するなか、午前の高値(99.87円)を上回っている。
安倍晋三首相の発言が伝わっているが、目立った反応は出ていない。安倍首相は、このところ市場は不安定な動きを見せているが、ぶれることなく三本の矢をしっかり射込むと述べた。
<14:07> ドル/円じり高、「円安トレンドは継続」との声
ドル/円はじり高歩調。99.84円まで上昇した。日経平均 の騰勢が支援要因となっている。ただ、市場参加者は少なめだという。
あおぞら銀行・市場商品部の諸我晃次長は「ADP全米雇用報告や週末の米雇用統計など大きい指標が控えており、どちらかと言えば短期の売買が中心になってくると思われるので、上の方で戻り売りスタンスの参加者もけっこうあると思う」と話す。その上で、ドル/円のトレンドについては「結局はQE3の縮小観測の動向によるが、米国の金利は高いところで止まっているし、米国の株も落ち着いている。これらが円高を抑える要因になってくると思うので、トレンドとしての円安は継続だとみている」とした。
<13:38> 豪ドル97円付近、豪中銀は予想通り政策金利を据え置き
豪ドル/円 は96.96/97.05円の気配。
オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを2.75%に据え置くことを決定した。市場予想通り。声明で「一段の緩和余地がある」とされたことでいったん豪ドル売りに傾いたが、同声明では「政策はしばらく適切」とも記されており、すぐに水準を戻した。
<12:41> ドル99.74円まで上昇、日経平均上げ幅拡大で
ドル/円は99.74円まで上昇した。後場の東京株式市場では日経平均 が上げ幅を拡大しており、ドル/円もサポートされている。ただ、ドル/円への戻り売り圧力が強く、午前の高値99.87円を上抜けるには至っていない。
<11:33> ドル99.59円付近、海外勢「第3の矢」評価いまいちで様子見
ドル/円は99.59円付近。100円近辺のコストの悪いロングがいったん投げさせられた中で、下値では買いが入り始めているものの、上値では戻り売りが控えており、重さが目立つ展開になっている。
市場では、これまで相場をけん引してきた海外勢の動きについて「第3の矢がいまひとつという評価で株は買えない、ドル/円も上をやるパワーがないということで、いまは様子見になっているようだ」(大手邦銀)との声が出ていた。
<10:39> ドル99.51円付近、海外短期筋は100円水準は戻り売り目線か
ドル/円は99.51円付近。仲値公示付近に一時99.33円台まで下落したものの、日経平均株価が下げ幅を縮小させる中で、やや戻している。
前日は海外短期筋の投げが下げを加速させた。市場では「逃げ足の速い大手はすでにポジションがスクエアに近い状況で、ファンドによってはショートにしているところもあるが、総じて言えばまだロングに傾いている」(大手邦銀)として、「100円水準で買ったところは大勢いて、戻ったところは売りたいだろう」(同)との見方が出ていた。
<09:15> ドル99.87円まで上昇、麻生財務相「為替についてコメントすることはない」
ドル/円は99.69円付近。一時99.87円まで上昇したが、その後はやや戻り売りに押されている。
前日の海外市場でドル/円は一時98円台に急落するなど不安定な動きになっているが、麻生太郎財務相は「為替についてコメントすることはない」と言及を避けた。
一方、甘利明経済再生担当相は、円高が進んだことについて、米国の景況感が予想より低く金融緩和が継続されるとの見方が背景にあり、複雑な動きになっていると指摘。円安・株高はこれまで急激に推移してきたとし、当然調整局面はあると語った。
<09:04> ドル99.81円まで上昇、5月マネタリーベースは過去最高更新
ドル/円は99.78円付近。ニューヨーク市場の終盤から戻り歩調にあり、一時99.81円まで上昇した。
日銀が発表した5月末のマネタリーベース残高は159兆円に増加、3カ月連続で過去最高を更新した。黒田東彦日銀総裁は物価目標2%を達成するために、マネタリーベースを2年間で2倍に拡大する政策を掲げており、それに沿った動きとなっている。
<08:36> ドル指数は5月9日以来の安値、急落でドルロング整理も
主要6通貨に対するドルの価値を示すドル指数 は82.704付近。前日の海外市場では、米量的緩和の早期縮小観測が後退したことで、5月9日以来の安値となる82.428まで下落した。
市場では「きのうの下げである程度ドルのロングポジションは整理された可能性はあるが、この先も5月ADP全米雇用報告や5月米ISM非製造業景気指数、5月米雇用統計などを控える中で、積極的にポジションを傾けにくい」(外為アナリスト)と上値の重さを指摘する声が出ていた。
<08:02> ドル99.61円付近、個人投資家は100円にかけて断続的に売り注文
ドル/円は99.61円付近。上田ハーローによると、個人投資家の買いは薄く、100円は戻り売り目線にある。同社の黒川健氏は「100円にかけて大玉の売り注文が断続的に並んでいる」と指摘、「今の動きからすると、これを突破するのは難しいかもしれない」との見方を示している。
一方、買い注文は98.70─99.50円までは「小玉が並んでいる程度で、閑散としている」という。
<07:47> きょうの予想レンジはドル99.00―100.00円、日経平均にらみも上値重い
ドル/円は99.56円付近、ユーロ/ドルは1.3068ドル付近、ユーロ/円は130.09円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が99.00―100.00円、ユーロ/ドルが1.3020─1.3120ドル、ユーロ/円が129.40―130.70円。
前日のニューヨーク市場で、ドル/円は100円の大台を割り込んだ。5月ISM製造業景気指数が弱かったことで米量的緩和縮小観測が後退、ドルは全面安となった。ドル/円はストップロスを巻き込みながら、5月9日以来の安値となる98.86円まで下落した。
市場では「99円台は押し目買い目線にあったが、98円台をつけたことで、手を出しにくくなった。東京時間は日経平均にらみになりそうだが、100円に近付くにつれ上値が重くなる可能性が高い」(国内金融機関)との声が出ていた。
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