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ハングルの看板が並ぶフィリピンの風俗街(夕刊フジ)

フィリピンで韓国系風俗急増 米軍基地の返還後に…- 夕刊フジ(2013年6月4日17時12分)

 日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)による風俗業発言をきっかけに、米軍基地周辺での風俗業が注目されている。沖縄には、ソープやピンサロなど合法風俗が多数あるが、かつて、米軍の海外最大の基地があったフィリピンでは現在、韓国系風俗が激増しているという。

 沖縄・嘉手納飛行場の約2倍という広さを誇ったフィリピンのクラーク米空軍基地。1991年のピナツボ火山噴火で被災し、冷戦終結もあり、92年までに同基地とスービック米海軍基地は返還された。

 フィリピン在住10年を超える日本人ビジネスマンが解説する。

 「旧クラーク基地に近いアンヘレス市には、米兵相手のゴーゴーバー(連れ出しバー)などが軒を連ねる歓楽街が形成されていた。米軍基地が撤退してもネオンの灯は消えることはなく、東南アジア一の歓楽街として発展している。現在のメーンターゲットは韓国人だ」

 実際に街を歩くと、そこかしこにハングルの看板が掲げられている。米兵相手の風俗店を韓国系資本が引き継いだもので、内容は「アガシ(娘)」や「マッサージ」など…。

 実際、フィリピン観光省の統計でも、2013年第1四半期にフィリピンを訪れた外国人観光客127万人のうち、最も多いのが韓国人で約32万8000人、全体の25・8%を占めたという。

 ちなみに、2位は米国(約18万6000人)で、日本(約11万4000人)、中国(約9万8000人)、台湾(約5万5000人)と続く。

 前出の日本人ビジネスマンは「アンヘレスには韓国からの直行便がある。韓国人は英語がうまくてホステスとの意思疎通には困らないが、『何かにつけて荒っぽい』と評判はあまり良くない。その点、日本人は『優しくて、金払いもいい』とすごくモテます」と語る。

 橋下発言の是非はともかく、風俗は国内外に存在している。

C.I.A情報局

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