NHK広島県のニュース　広島放送局

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三原市議 買収などの罪で起訴

ことし４月に行われた三原市の市議会議員選挙をめぐる選挙違反事件で、検察は当選した７０歳の市議会議員が、市内に住む知り合いの男性ら３人に対して投票や票の取りまとめを依頼し、その報酬として現金あわせて１００万円を渡したとして公職選挙法違反の買収など罪で起訴しました。
起訴されたのはことし４月に投票が行われた三原市議会議員選挙に立候補し当選した、登木敏之被告（７０）です。
起訴状などによりますと登木議員は、今回の三原市議会議員選挙をめぐってことし１月下旬、市内に住む知り合いの男性合わせて３人に対して投票や票の取りまとめを依頼し、その報酬として合わせて現金１００万円を渡したとして公職選挙法違反の買収などの罪に問われています。
登木議員は男性のうち１人に対して現金３０万円を渡し選挙運動を依頼していた疑いで先月、警察に逮捕されていましたが、警察のその後の調べでこの男性のほかにも同じ時期に別の２人の男性に対してそれぞれ３０万円と４０万円を渡していた疑いが強まり、警察が追送検していました。
警察などの調べに対して登木議員は現金を渡したことなどを認めているということです。
また検察は４日、登木市議から現金を受け取った３人の男性についても公職選挙法違反の罪で略式起訴し、これを受けて裁判所はそれぞれ罰金２０万円の略式命令を出しました。

06月04日　18時46分

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