東京マーケット・サマリー・最終(4日)
[東京 4日 ロイター] -
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
通貨ペア ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 100.28/30 1.3064/68 131.01/05
NY午後5時 99.52/53 1.3075/80 130.12/16
午後5時のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安
の100円前半。日経平均が一時300円を超える上昇となったことで、ドル/円に上昇
圧力がかかった。米国で重要経済指標の発表が続くのを前に新規のドル買いポジション構
築に慎重な向きも見られ、100円回復を目前に足踏みしたが、欧州勢の参入本格化で午
後3時過ぎに100円前半に急上昇した。
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<株式市場>
日経平均 13533.76円(271.94円高)
13060.94円─13610.25円
東証出来高 51億2473万株
東証売買代金 3兆5613億円
東京株式市場で日経平均は反発。為替市場でドルが100円の節目を割り込んでドル
安/円高が進んだことが嫌気され、朝方には自動車や電機など輸出株を中心に売りが先行
。日経平均は前日比で200円を超える下げとなり、1万3000円に接近する場面もあ
ったが、先物への買い戻しなどで切り返した。円高進行が一服したうえ、メガバンクなど
金融株や不動産株への買いが強まると安心感が広がり、日経平均の上げ幅は一時300円
を超え、終値では1万3500円を回復した。
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<短期金融市場> 17時08分現在
無担保コール翌日物(加重平均レート) 0.075%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り ──
ユーロ円3カ月金利先物(12月限) 99.770(変わらず)
安値─高値 99.760─99.770
無担保コール翌日物は0.075%中心での取引。地銀・信託などを主な取り手に、
一部0.08%の水準で取引が成立。大手行は0.07%で一部調達。法人税揚げ要因な
どで金融機関の資金調達圧力が強まった。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCのT+1
レートは0.081%と弱含み。3カ月物の共通担保資金供給(全店)オペは札割れとな
った。当座預金残高が高水準を維持する中、資金余剰感は強く、資金需要は限られた。7
日物の米ドル資金供給(固定金利方式)に応札は見られなかった。ユーロ円3カ月金利先
物はポジション調整が見られる場面があった。
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<円債市場> 18時06分現在
10年国債先物中心限月6月限(東証) 142.50(─0.56)
安値─高値 142.47─142.95
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.860(+0.055)
安値─高値 0.865─0.825%
4日の国債先物は反落。前日の海外市場で98円台後半を付けたドル/円相場が東京
時間で99円台後半まで戻したほか、日経平均株価が安寄り後に上昇に転じたことで、売
りが先行した。10年債入札に向けた調整売りが膨らんだことも下げ幅を広げた。後場も
株価にらみの展開で、日経平均株価が上昇幅を拡大すると、海外勢を巻き込んで売りが優
勢となった。現物債も軟調。中長期ゾーンは銀行勢などの益出しで利回りに強めの上昇圧
力がかかった。10年債入札が低調だったことも影響し、リスク回避の動きが見られた。
超長期ゾーンの利回りは大幅に上昇。6日の30年債入札が意識される中、同ゾーンの利
回りは1.8%台に上昇した。イールドカーブはスティープ化の形状。
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<クレジット市場>
政保債(地方公)10年 2.0─2.5bp
銀行債(みずほ) 5年 12─13bp
地方債(都債) 10年 3.0─4.0bp
電力債(東電) 5年 280─300bp
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標のiTraxxJapa
nシリーズ19 にタイト化圧力がかかった。プレミアムは、朝方こそ102
ベーシスポイント(bp)と直近の高値を付けたが、日経平均株価 が前日比27
1円も上昇したことでリスクオンの流れに傾き、96bp付近にまで低下した。
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<スワップ市場>
スワップ金利(16時30分現在の気配)
2年物 0.32%─0.22%
3年物 0.38%─0.28%
4年物 0.46%─0.36%
5年物 0.56%─0.46%
7年物 0.79%─0.69%
10年物 1.09%─0.99%
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