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不発弾処理 なぜ4日の日中に?
6月4日 16時28分

東京・北区で見つかった不発弾を爆破する処理が4日、現場周辺を立ち入り禁止の警戒区域に指定して行われ、新幹線が3時間にわたって東京と大宮の間で運転を見合わせるなどの影響が出ました。
不発弾の処理に4日の日中が選ばれたのは、安全性を確保し、しかも影響を最小限にとどめることを目指した結果だということです。

不発弾が見つかったのは、ことし3月でした。
その後、東京・北区、それにJR東日本や自衛隊などが協議を重ねました。
ポイントになったのは、安全性を確保すること、そして影響を最小限にとどめることでした。
まず、時間帯です。
影響が最も少ないのは、列車の運行が終わる深夜から早朝にかけての時間帯です。
しかし、夜間の爆破処理は作業に危険を伴うため、日中を選ばざるをえませんでした。
次に、時期です。
住民の避難はないものの、新幹線の運転見合わせは影響が大きいため、混乱を避けるためにも周知期間を設けることとし、6月の実施が決まりました。
そして日付。
考慮したのは曜日です。
行楽客が多く利用する土曜日と日曜日、ビジネスマンへの影響が大きい月曜日と金曜日は避けることにしました。
残る火曜日と水曜日、木曜日を検討した結果、平均の利用者数が比較的少ない火曜日が選ばれ、6月4日となりました。
さらに、昼食時のため列車の利用者が少なくなる、午前11時から午後2時の間に処理を行うことになりました。

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