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失敗しない中古車選び 新車購入の方もお勧め!!
ライター:ykondo550515さん(最終更新日時:2012/2/28)投稿日:2012/2/26 アドバイス受付中!
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はじめに
車の購入を考えたとき、予算が足りないなどの理由から中古車を検討すると思います。しかし、中古車は、
●なんとなく怖い
●故障が多い
● 事故車かもしれない
●その他
などの理由から、限られた予算内で泣く泣く気にいった車以外を購入されている方も多いと思います。
しかし、間違った中古車選びをしなければ、そうそう中古車選びで失敗はしません。そこで、新車や中古車を購入検討する方や以前に中古車選びで失敗した方に中古車選びで失敗しないコツをご紹介します。
教訓1 車は所詮、消耗品であることを知れ!!
自動車はおそらく住宅購入の次に高い買い物と思います。
「 せっかく高い金額を出して購入したのに失敗した!!」
って経験したことございませんか?
私の知る限り、失敗したと思う方の9割弱は自動車が消耗品であることを知らないことからくるものです。
「形あるものいずれ壊れる」
と言われるように、自動車もいずれは壊れて鉄クズと化します。
よって、まずは
「車は消耗品であること」
を知りましょう。
高い金額を支払っても、どんな高級車を買っても、壊れてしまえばタダの鉄クズなのです。
個人事業主や法人で税金対策として高級車を購入している人
自動車のトラブルが本当にイヤで、リセールバリューを気にしながら新車を乗り継いでいる方
上記の方以外は、自動車購入において高い金額を支払えば支払うほど、あとで失敗した思う傾向があります。
ポイント
- 「車は消耗品である」
教訓2 絞り込みで迷ったら、満足度指数を使え!!
自動車の選択で、時折いくつかの車種を絞り込めたのに決定打が出ない方がいます。その時役に立つのが満足度指数です。
満足度指数=車の性能(お気に入り度)÷購入価格
であることふまえておきます。
具体的事例を参考にします。友人Aが中古車の車種選択で迷っています。
スバル レガシーツーリングワゴン(4WD+ターボ)320万円
ホンダ アコードワゴン (FF) 210万円
トヨタ カルディナ (4WD+ターボ) 250万円
マツダ アテンザスポーツワゴン(FF) 新品タイヤ付き180万円
迷っている理由は、アウトドアとドライブが趣味のAさんは、走行性能やスタイル、荷物の積載容量などの使い勝手を気にしています。しかし奥様が走行性能を重視すると燃費や税金を気にしているのです。
こういうとき重要視する項目を10点満点で点数を決めて頂きます。最低点数は1点です。注意したいのは0点を付けてはダメということです。点数は主観で構いません。
レガシー 性能10点 スタイル9点 使い勝手8点 経済性2点 サービス1点
アコード 性能8点 スタイル10点 使い勝手8点 経済性 7点 サービス1点
カルディナ 性能10点 スタイル7点 使い勝手4点 経済性2点 サービス1点
アテンザ 性能5点 スタイル8点 使い勝手8点 経済性 7点 サービス3点
これを満足度指数の式に当てはめると
レガシーの場合
満足度指数=10点×9点×8点×2点×1点/320万円
=1440点/320万円
= 4.5(点/万円)
となります。
同様に
アコード: 満足度指数=21.3
カルディナ:満足度指数=2.2
アテンザ:満足度指数=37.3
となります。満足度指数が一番高かったのは
マツダ アテンザスポーツワゴン
でした。実際に友人Aは、これを参考にアテンザスポーツワゴンを購入したところ、特に不満もなく満足して乗っています。サービスで付けてくれた新品タイヤも満足度に貢献しています。
というのも、自動車の満足度は長所より多さよりも短所の少ない方が結果満足できるのです。自動車業界で行われるMC(マイナーチェンジ)とは 、実にこのことなのです。
ポイント
- 自動車購入の満足度は、
満足度=車の性能(お気に入り度)÷購入価格
教訓3 自動車は車のランクを落としてもグレードの高いものを買え!!
はて?自動車のランク?グレード?と言う方もいるでしょう。
自動車にはランクとグレードというものがあります。
例えばトヨタ車のセダンを例にするとクラウンとかマークXとかカローラなど同じセダンなのに高級車順に区分されます。これをランクと言います。
ランクが高ければ高いほど高級車なのです。
クラウン > マークX > カローラ
というイメージして頂ければと思います。
そしてグレードとは、同じクラウンでも値段が違うものが3種類以上に区分されています。この区分をグレードというのです。
ちなみに グレードには大きく分けて3つに区分されます。
●ハイグレード(豪華版)
●標準グレード
●兼価版グレード
です。 ちなみに海外メーカーの車には日本車のようなグレードがほとんど存在しません。ランク=グレードなのです。
この日本車独特のランクとグレードが間違った自動車選びを助長しているのです。
ランクだけで言えば
クラウン>マークX
という図式が成り立ちますが、グレード区分が導入されることで
マークX(ハイグレード豪華版)>クラウン(兼価版グレード)
というようにグレードの存在がランクを逆転させるのです。
なぜグレードが存在するかというとクラウンが欲しいけどマークXの予算しかないう人向けに不必要な装備を省いた格安車種が存在するのです。これが兼価版グレードなのです。
付け加えるとチラシなどに掲載される価格はこの最安の兼価版グレードの価格になります。
しかし、車の性能は上記図式のとおり、クラウン(兼価版グレード)よりもマークXの豪華版の方が上です。
なぜなら車の設計は標準グレードを元に設計されますので本来3000ccのエンジンで走るクラウンに価格の安い2000ccのエンジンを積んだ兼価版グレードでは車の性能に雲泥の差が出てしまいます。
限られた予算中ではランクは落としてもグレードの高いものを購入した方が結果的に満足度を向上させることが出来るのです。
教訓4 走行距離に騙されるな!!(中古車選び編)
ここから、具体的に中古車選びのコツの話になります。
中古車選びで 一般人が失敗しやすいのが、走行距離についての誤った知識です。
なぜか中古車選びとなると走行距離を気にする人が大勢いらっしゃいます。
確かに車の目利きには走行距離は重要な要素であるもののそこまで重要視するものでなくなってきています。
なぜなら車の性能自体が進化し、現在走っている自動車のほとんどは平気で30万㎞を走破します。もちろん、適切なメンテナンスがあってです。
だから、重要なのは走行距離よりもメンテナンス履歴の方が車の性能的に重要なのです。
自動車査定で走行距離が少ない方が高値がつくのは、現在も走行距離を気にする消費者が大勢いるからです。走行距離が少なければ需要も高いわけですから高値がつくのです。
また、車に負担を強いるのは過走行だけでなく、走らなすぎも負担になるのです。短い距離をストップ&ゴーを繰り返すことが一番車の負担です。
つまり、走行距離が短すぎても問題なのです。 ここで重要になるのが年式です。
年式と走行距離のバランスこそが優良車種選びの目安になるのです。だいたい自動車の設計の想定には、1年に10,000㎞を想定にしていますので、
適正走行距離 = 10,000km × 経過年数
を目安にその中古車が、走り過ぎなのか走らな過ぎなのか見極めましょう。
ポイント
- 走行距離よりも適切なメンテナンスが行われたか否かが重要!!
ポイント
- 適正走行距離 = 10,000km × 経過年数
教訓5 中古車に完璧を求めるな!!
一般の方の多くが持っている中古車のイメージはトラブルが多いというもの。
しかし、その原因のほとんどは消耗部品の劣化です。
これは新車であろうが中古車であろうが、乗り続ければ発生する現象です。
宿命みたいなものです。
特にゴム製部品は劣化が早いです。
よって、教訓3で学んだメンテナンス履歴を調べてゴム製品の部品が交換されていれば、よりお得な買い物ができるのです。
そうでなくても、新車価格と比較すれば中古車価格は安いものです。トラブルとも上手につきあう気持ちで中古車を購入しましょう。
新車でも 安心して乗れるのは最初の3年間です。それ以降はトラブルが発生しても何ら不思議ではありません。
教訓1でもかぶる「車は消耗品」なのです。
教訓6 現代の修復技術を甘く見るな!!
走行距離についで、2番目に中古車選びで大勢の方が気にする「修復歴」。
確かに車の致命的なトラブル
①エンジントラブル
②ボディの歪み
③
と2番目にくる致命的な自動車のトラブルであるものの、2000年以降の自動車だけで言えば、エンジンが壊れるということはまずないし、ボディの歪みも最近の修復技術の向上で、しっかり修復されていれば、走行性能になんら影響ないものになってきています。
つまり修復歴の有無で価格差がついているだけなら、安い方を選ぶということです。まあ、あくまでシッカリ修復されていることが重要です。
教訓7 営業担当者を上手に使え!!
自動車に無知な方も自動車を購入する際には、担当の営業マンを介します。
営業マンは自動車を売ること以外にも、お店の利益になる顧客獲得に躍起です。
当然、ケチケチした客やクレーマーは時としてお店に不利益になります。
営業マンが優良と思う顧客は、
●金払いの良い方(ケチケチしない)
●文句を言わない方
●将来に渡って、お付き合いできる方
●別の顧客を紹介できる人脈の広い方
etc
ここで重要なのは、将来に渡って、お付き合いできるという関係を築けるかどうかです。
上記のような優良客になるために、営業マンの言いなりになるのは、ただのバカかド素人客です。ここで重要なのが駆け引きなのです。そいったことも踏まえ、ケチケチするだけでなく、将来への先行投資という意味でも多少の無駄なお金も必要なのです。
既に優良客であったり、これから優良客になるであろうと思わせたら、こちらの勝ちです。これまで学んだ教訓を踏まえつつ、希望の車種や予算など条件を伝えて営業マンにさがさせるのです。
販売店の持っている在庫だけでは、選択の幅も狭いし、妥協せざるえません。妥協した車に満足なんてありません。
ある程度余裕をもって「こういう車をいつ頃まで探してもらえないかなあ」と営業マンを頼るのです。
当然優良客であれば、変な車は紹介できないだろうし、質の良い車をさがしてくると思います。勿論妥協できるところは妥協しましょう。特にオプション品であるカーナビの有無とか、車の色とか、購入後どうにでもなるようなことは妥協していいです。またこれまでの教訓で学んだとおり、走行距離や修復歴の有無はほとんど車の質に関係ないことを学んだと思いますので結構な幅があると思います。きっと満足できる1台をあなたに紹介してくれると思います。
教訓8 値引き交渉よりもサービスを要求しろ!!
自動車の販売価格は、そのお店や自動車の卸価格によって変動するもので値引き交渉と言っても、そうそう値引き出来るものではありません。営業マン自身やそこの支店長ですら権限をもっていない場合があります。
むしろサービスを要求したほうが、 交渉に応じやすいものです。
なぜなら、自動車屋さんは経理上販売費といった自動車を売る為の予算をもっているからです。
具体的には、
「カーナビをサービスで付けて欲しい。」
「スタッドレスを付けて欲しい。」
「チャイルドシートを付けて欲しい。」
とかです。これらサービスの要求だと実際の販売価格の損失ではなく卸値の損失で済みます。また、あまり抱えたくない在庫処理にもつながります。
これらであれば多少サービスしても お店にとって損失は小さく、在庫処分というwin-winの関係がきずけるのです。
どうせ後で付け加えようとお考えなら、思い切って言ってください。ダメならダメで諦めればいいだけの話です。
僕はだいたい中古車を購入する時に、
「うーん、良い車なのは分かるけど、こうもタイヤとかすり減っていると・・・、タイヤ代もバカにならないし。」
すると、大抵営業マンは
「タイヤくらいならメーカーを問わないのでしたら新品タイヤ付けますよ。」
と言ってくるものです。
タイヤって、実際購入すると結構な値段しますが、卸値は比較的安いので営業マンは平気でサービスしてきます。
教訓9 自動車ローンは愚か者が行うことを知れ!!
こんなことは、言いたくないが自動車ローンで自動車を購入する方々を見て実に愚かだなと思っています。
個人事業主や法人で減価償却の経理上、割賦払いにしているならいざ知らず、一般ユーザーが自動車ローンを組むこと自体愚かなのです。
ローンは借金です。つまり利息を多く支払わなければならないのです。
教訓1で述べたように「自動車は消耗品」です。
ローンが支払い終わるころには、自動車も消耗して価値がなくなっています。乗り換えも必要になっていることでしょう。
乗り換え時にもさらにローンを組むということは、雪だるま式に多くのお金を自動車に注ぎ込む結果になってしまします。
それから、よく
「自動車のローンがもうすぐ終わるから、その分貯蓄に回せるから楽になるわ。」
なんてセリフを聞きますが、その方が本当に楽になっている姿を見たことありません。
それまで我慢していた欲求を消費して貯蓄になんて到底お金を回すことは出来ないのです。さらにローンが支払い終わっても車のトラブルが出始めて、結果またローンを組み直すの繰り返し。負の連鎖って奴ですね。
思い切って新車買おうかなあなんて思ったら、愚の骨頂ですね。
支出を抑えたかったら、修理しても乗りつぶすこと。
最悪は、ローン支払い中に故障や事故で自動車を失ったり、大きな出費を出すハメになった方々です。 自動車はなくなって借金だけがのこる最悪のパターンです。
例えて言うならトイレットペーパーも同じ消耗品ですが、ご家庭でトイレットペーパーにお金をかけているでしょうか?痔でお困りで、特別に上質なトイレットペーパーをご使用している方は例外ですが、一般的に出来るだけ安いものを購入していると思います。自動車も同じです。わざわざ高く買う必要はないのです。
自動車ローン自体、自動車業界が作った罠と思ってもいいくらいです。もうちょっと予算があれば、あの車が買えるのにと思ったら負けです。営業マンは、そんなあなたにローンをお勧めしてくるはずです。
自動車は自分の身分相応の自動車に乗るのが一番なのです。
最近では、大企業の社長はベンツやセルシオ、レクサスなんて乗っていません。ちょっと前までは、法人税の特別追徴課税で税金でお金をとられるぐらいならと高級車を購入してましたが最近は、そんな社長やVIP少なくなったと思います。法人税の減税とガソリンも高騰して自動車自体の維持費が嵩むようになったからです。
最近で言えば、エコカーに乗っている社長も多いと聞きます。お金持ちが高級車に乗る時代は終わったのです。お金持ちの方々は、お金の使い型が賢いからお金持ちであるのです。逆を言えば、高級車に乗っている方々は、本当に車が趣味でお金を注ぎこんでいるか、見栄っ張りのおバカかどっちかです。
自動車は、予算内で購入しましょう。
極論、自動車はタダでGETできます。私は学生のころ、解体屋でボロボロのカローラFXをもらって乗っていました。無論、税金と保険料はかかりましたが。
極論、自動車なんてタダでGETできます。
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