ナニャドヤラ奉納 新郷で恒例キリスト祭(2013/06/03 16:03)
「十来塚」を囲んで「ナニャドヤラ」を奉納する村ナニャドヤラ芸能保存会の会員
 新郷村のキリスト伝説にちなんだ「第50回キリスト祭」が2日、同村戸来のキリストの里公園で開かれ、村民が神事や踊りを奉納してキリストの霊を慰めた。
 伝説は昭和初期に茨城県で発見された「竹内古文書」によるもので、キリストは処刑を逃れてひそかに来日し、戸来で106歳の天寿を全うした―とされる。
 キリスト祭は、村観光協会(平葭(たいよし)哲雄会長)が主催。半世紀の節目となる今回は村内外から750人が集まった。慰霊祭では、大祭長の須藤良美村長が「村の情景を楽しみながら、ロマンを満喫していってほしい」とあいさつした。
 神事の後、地元の田中獅子舞保存会が舞を、村ナニャドヤラ芸能保存会の会員約20人が、キリストの墓とされる「十来塚」の周りで「ナニャドヤラ」踊りを奉納した。
 慰霊祭に続いて、園内では第50回を記念した「ナニャドヤラの祭典」を開催。同村のほか、八戸市や洋野町などの保存会がそれぞれ舞を披露した。(鴨沢宏平)
【写真説明】
「十来塚」を囲んで「ナニャドヤラ」を奉納する村ナニャドヤラ芸能保存会の会員

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