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よくある質問 |
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歯の白さのキープ
さて、施術後、歯が白くなりました。おそらくクライアントからは、「この白さはどのくらい持つのですか?」という質問が出ると思います。この質問に対して具体的な日数を挙げて回答はできません。なぜならば、生活習慣により、歯に色がつく期間には個人差があるからです。考えてみてください。タバコを吸う人、コーヒーをブラックで一日5杯も飲む人、赤ワインを頻繁に飲む人、カレーなどの色の濃い食べ物を好んで食べる人、などはすぐに色が着くでしょう。しかし、このような習慣がなく、毎日、歯のお手入れをしっかり行う方などは白さが長持ちします。このように生活習慣の違う方々に対し、一律の期間を挙げることができないのは、十分に理解していただけると思います。それでは、どのように説明すればいいのでしょう。それは、簡単です。「髪の手入れと同じなのです。髪も伸びればカットするし、色が落ちればカラーリングしますよね。歯も色がついたなと思ったら、ホワイトニングに来てください。」非常に簡単で説得力がある言葉だと思いませんか?
「歯の白さはどのくらい持つのですか?」
着色の強い嗜好物や色の感覚は個人差がありますので、
人により着色の時期や度合いが異なります。
↓
「色が付いたな、と思ったら次のホワイトニングのタイミングです。」 |
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メンテナンス
ホワイトニングのメンテナンス
ホワイトニングのメンテナンスにはいくつかの方法があります。 |
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■オフィスホワイトニングで行うメンテナンス |
定期的に(色がついたなと感じた時期。少なくとも6ヶ月毎)オフィスホワイトニングを受ける。 |
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お勧めしたい方 |
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毎日忙しくてホームホワイトニングができない方 |
・ |
ホームホワイトニングが面倒と思われる方 |
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エナメル質に損傷がある方(損傷部分をカバーしてホワイトニングします) |
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■ホームホワイトニングで行うメンテナンス |
数ヶ月毎に、一回数時間2〜3日、ホームホワイトニングを自分で行う。 |
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お勧めしたい方 |
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歯科クリニックに行く時間がない方 |
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自分でケアーしたい方 |
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強い着色のホワイトニング(テトラサイクリン症など) |
オフィスホワイトニングだけですと何回も必要になり、高額な費用になります。ホームホワイトニングと併用することで効果的なホワイトニングが可能となります。
具体的には、オフィスとホームを交互に行います。
<オフィス>→(翌日よりホーム2週間)→<オフィス>→(翌日よりホーム2週間)→<オフィス>
3回目のオフィスホワイトニングが終了した時点で患者さんの満足度を確認し、要望に応じてそれ以降はホームホワイトニングで継続してください。 |
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さらに、歯の健康を維持するために、歯のクリーニングもお勧めします。当医院では、プロケアスタンダードクリーニング、プロケアスペシャルクリーニング、ステインクリアクリーニングと3つのクリーニングを施術しています。 |
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ホワイトニングのメリット
ホワイトニングのメリットは、何と言っても歯を削らずに白くできるところです。
芸能人やモデルの方は皆白い歯をしていますが、以前は白い歯を手に入れるためには瀬戸物で差し歯をつくるしかありませんでした。
これは健康な歯を削ることになります。 |
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歯のホワイトニングのメリットは、次の通りです。 |
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歯を削除せずに施術できる。 |
A |
色調、明度を簡単に改善できる。 |
B |
白い詰め物の不適合などによる2次的な虫歯にならない。 |
C |
比較的短時間で可能。 |
D |
簡単に反復施術できる。 |
E |
経済的である(瀬戸物の差し歯などと比べて)。 |
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デメリットについて
ではホワイトニングのデメリットとはなんでしょう。
大きくは下記の2つが考えられます。 |
@ |
1回の施術で完全に終わるわけではない。 |
A |
人工の歯にはホワイトニング効果はない。 |
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ホワイトニングは1回の施術で終了しません。
歯科医院でオフィスホワイトニングを行い、一気に歯が白くなりますが、そのまま放っておくと3〜6ヶ月で色が落ち始めます。
さらに放っておくと元の色に戻ってしまいますから、白い歯を維持したいのであれば継続して通院しケアーしていく必要があります。 |
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なぜ歯が白くなる?
酸化作用
ホワイトニングの原理について説明しましょう。ここでは、今はまだ仮説の段階ですが、世界的にほぼ間違いないであろうとされている原理に基づいて説明します。あくまでもわかりやすさに重点を置いていますので、その表現方法などに、正確な理論とは若干異なる点があることをご了承ください。
基本的には、ホワイトニングは過酸化水素による「酸化作用」です。それでは、どうして過酸化物が歯のホワイトニングを進めるのか、説明します。
酸化作用の原理
まず、過酸化水素H2O2を空気に触れる通常の状態で放置すると、酸素(O)が飛び出し、水が残ります。つまり、水と酸素に分解されます。しかし、pHを9.5〜10.8という弱
アルカリの状態にもってゆくと、酸素ではなく、水素(H)が飛び出し、HO2が残ります。ここで、残ったものを見比べてください。通常ですと、水という安定した物質が残っていますが、弱アルカリに変わった場合は、HO2というまだ分子レベルの状態です。このように分子レベルの状態で残された場合、その分子は非常に不安定な状態ですので、すぐに何かと結合して安定した物質になろうとします。この時に常に結合する相手が着色物質なのです。このHO2は着色物質としか結合しません。そして、着色物質と結合したHO2は、その着色物質の分子構造を分解するのです。本来、着色物質は、高分子構造を持った有機質であり、高分子であればあるほど色が濃く、低分子になるにしたがってその色が薄くなるという性質を持っています。HO2が着色物質に結合し分子構造を分解することにより、着色物質は低分子量の色の薄い物質に変わってゆきます。これが「ホワイトニング」と考えられています。ですから、HO2は着色物質がある限りは、その着色物質にのみ働きかけますので、ホワイトニングは安全であると考えられています。
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オフィスとホームどっちがいいの?
よく、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングのどちらがよいのでしょう、という質問をされますが、これはどちらがよいというものではなく、単なる方法の違いと考えていただいたほうがよいでしょう。ホームホワイトニングはお家で行っていただくので、安全面から、薬剤は低濃度です。従って、時間がかかります。しかし、オフィスホワイトニングは、高濃度の薬剤を使用するため、クリニックで行いますが短時間で完了します。これは、クライアントの要望に合わせて選択してください。ただしご注意いただきたいのは、クライアントの歯の状態です。ホワイトニングの対象は「健全なエナメル質」である、ということが基本です。
エナメル質に何らかの損傷、例えば、クラック、カリエス、露出象牙質、くさび状欠損、咬耗などがある場合は、そこが原因となり、痛みが出やすくなります。特にホームホワイトニングは薬材の濃度が低いとはいえ、その損傷の程度によっては、ホワイトニング中に痛みがでてくる場合がありますので、使用前の診断及び処置が必要になります。オフィスホワイトニングの場合は、損傷部分を歯肉保護材などを使ってカバーすればホワイトニングを行うことができます。その損傷部分の処置は、ホワイトニング後に行えばよいので「早く白くしたい」クライアントの要望に応えることができます。 |
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