里帰り出産4カ月連続増 県産科医会調べ 昨年9月以降
県内の「里帰り出産」は昨年9月以降、前年比で4カ月連続で増加していることが県産婦人科医会の調査で分かった。2日、郡山市の郡山ビューホテルアネックスで開かれたシンポジウムで幡研一会長が示した。
調査は出産を扱っている県内の産科の48医療機関を対象に3カ月ごとに実施しており、回答のあった22機関の出産数を集計した。最新の昨年12月までのデータがまとまった。
集計によると、昨年10月は84件(前年同月比6件増)、11月は102件(同41件増)、12月は93件(同32件増)と回復し、3カ月合計で279件と前年同期と比べ79件増加した。ただ、東京電力福島第一原発事故前の月平均約140件の水準までは戻っていない。
県内の里帰り出産をめぐっては原発事故後に大幅に減り、昨年9月に初めて前年同月比で増加に転じていた。
シンポジウムは医会と県産科婦人科学会の主催。県内の医療関係者ら約100人が参加した。前日本産科婦人科学会理事長の吉村泰典慶応大医学部産婦人科学教室教授、藤森敬也福島医大産科婦人科学講座教授の講演の他、県内の5病院の医師による各地の現状の発表もあった。
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