愛を深めるための巡礼でありレポートです
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国道2号線を車で3時間半
ここがモーニング娘。8代目リーダー道重さゆみの生まれ故郷だ
・・・疲れた
いやはや今まで安心安全JRで来たことしかなかったため本当に疲れた
もちろん節約のため高速はいっさい使っていない・・・
帰りは高速使おう・・と思いつつさっそく最初のポイント常盤駅へ
JR宇部線「常盤駅」

海に面した小高い丘の上にぽつんとある駅
走ってる列車も昔懐かしいディーゼル機関車
天気は快晴 たださすような風がふいてる
常盤駅は無人駅
乾いたベンチと錆び付いたレール
あとトイレから漂うアンモニア臭くらい
ただ海はよくみえる
大きくて真っ青な周防灘が目の前に広がってる
駅のある丘をおりるとトンネルがある
線路の下を通るコンクリートのトンネル
車一台通れるか通れないかくらいの幅しかない
向こう側には畑と周防灘と「ペンギン村」というアパート郡が広がってる
ちゃういわく
「小学校1年生の時 友達がペンギン村の近くに住んでいてよく遊びにいっていた。
近くに海がありよくそこで花火をした。ねずみ花火が好きで、投げても人についてくるのが面白かった。
ある時ねずみ花火を海の中に投げたら、沈むと思ったのに浜の方に戻ってきて怖かった。」
とのこと
トンネルを抜けペンギン村を横目に海の方へ下っていく
途中から道が舗装されていない砂利道に
ざくざくと防波堤のほうへ
いつ来てもここからの周防灘の眺めは美しい
整然と並んだテトラポッド
たまに飛んでいくジャンボジェット
沖に見える空港の一部?と思われる雁木もどき
防波堤からの眺めを堪能したのちさゆの家の方へ
道を戻り駅のある丘までもどり
線路の脇の細い坂道を登る
線路と畑にはさまれてる
畑の向こうには大きな林
街灯もなにもないため夜は真っ暗だと思う
もしもちゃうが普通の女子高生になっていたら
毎夕この道を歩いていただろう
田舎だから大丈夫だろうけどなんだか心配になる・・
駅の方を向いてもう一枚
小さい時お父さんとカブトムシをとったというのはあの林かな・・・
などと考えつつ登ると大きな道路に
「空港通り」と呼ばれる4車線の道路
たまにスピード上げて車が走っていく
ごくたまに・・
家と畑ばかりの道路に一風変わった建物がある
なんだかシチリア島とかにありそうな場違いな建物
調べてみると多肉植物や雑貨を売ってるとのこと
そういえばちゃうが植物を育てているという話はきかない
面倒くさがりだからかな・・
たまにきこえてくる波の音に耳を澄ましながら歩いていく
自動販売機とタバコと駄菓子屋
小さな駄菓子屋(と思われる)で外にはタバコとコーラの自販機
お店は今は閉店しているのだと思われる
こういう小さな駄菓子屋が減るのってなんだか寂しい
ちゃうは小さい頃姉重とふたりよく水飴を買いに行ってたらしい
たぶんここのこと
細い路地の中
車一台しか通れないような道
おばあさんが花壇を手入れしていて会釈してくれた
笑顔で返す
貯水池みたいな沼とその向こうにすこしだけ海が見える
ずっと歩いていく・・
また波の音が聞こえてきた・・・するとちゃうの家がみえてくる
父重のものと思われる車が停まっている
平日昼なのに・・定年にはまだ早い気がする
一軒は昔ながらの木造民家で爺重婆重の家
もう一軒は大きな鉄筋コンクリート造りの立派な家
2階の窓からは綺麗な海がどこまでも見渡せるだろう
そこがちゃうの家
おじいちゃんおばあちゃんお父さんお母さん そして兄姉
みんなに囲まれ大事にされてちゃうはすくすく育ったんだろうな
・・・そういえば定年したら父重も東京に来るのかな?
空港通りまでもどり小学校へ向かう
小学校へはこの道をずっとまっすぐ歩いていくだけ
ポツンポツンとバス停がある
だんだん家が減っていく
こんな話がある
「小学校の頃そんなに教室で話すタイプではなかった
通学路でダンゴムシを捕まえて教室の机の中に紙でつくった遊園地があってそこで飼ってた
だけど次の朝には干からびて死んでた」
とのこと・・
しゃがみこんで地面をつつき
ダンゴムシを探すチビちゃうの姿が見えた気がする・・
てくてくずっと歩いていく
黄色いガードレール
誰も歩いていない
だんだん波の音は聞こえなくなり
代わりにザッーとスピード上げた車の音がする
高速道路の出入り口に近づいて来ると
ちゃうの母校「常盤小学校」はすぐそこだ・・
横断歩道を渡る
錆び付いたアルミケースに乱雑に入れられた安全旗
今はとても静かだけど
朝は子供たちでごった返しているのかな・・
でもそんなに人間自体いないかもしれない・・
そういえば近くに幼稚園もある
赤い太陽がえがかれたバスが信号待ちしていた
ここまで来ると小学校はすぐそこ
高速道路の横の細い道を下っていく
小さな木に梅が咲いてる
冬枯れの落ち葉が積もってて
歩くとしゃりしゃり音がする
校門
ここがちゃうの母校「常盤小学校だ」
山を切り拓いた盆地にたたずむ校舎
校舎もグラウンドも完全に山の木々に囲まれてる
田舎特有のだだっ広いグラウンドに
アスレチックやブランコがぽつりぽつりある
3階建てのすすけた校舎
遊具は遠目にも錆び付いているのがわかる
だけどなんだか心が落ち着いた
ちっちゃなちゃうが毎日通っていたと思うと感慨深かった・・
アスレッチクの上で女の子達が3人座り込んで話をしてる
こちらには全く気付かず顔を寄せて話していた
好きな人の話でもしてるのかな・・
見えづらいので裏手に周り校舎の遠景
少し前ラジオで 「帰省した時に小学校を訪ねた」 と言っていた
それでは常磐公園と中学校へ
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【完全版】ちゃうこと道重さゆみの聖地宇部を訪れる~その2~