2012年10月20日
またまた「また逢う日まで」
今日は土曜日で休日でありますが、ついついいつもと同じ時刻に起きてしまうのです。そういうときは気になっていたことを片づけましょ。何をしていたかといえば、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」のベースのコピー。
おおむね午前中に終わったのだが、譜面に起こしたらこれがすごいのすごくないのって、すごいんだよ。左の写真(クリックで拡大します)の通り、イントロ以降は4分音符が皆無であります。16音符とシンコペーションの嵐なのであります。
なぜにこんなことをしているかといえば、この曲を演奏するから。とは言っても歌伴ではない。調布の市民オケに長年お世話になっているのだが、並行して杉並の吹奏楽団でもベースを弾いているのであるよ。吹奏楽はエレキベースも弾けるのでオケにない気軽さがいいのであります。でもって、岩井直薄(「ひろ」の字がない!)大先生アレンジの「また逢う日まで」をやることになったのです。
が、これが見事に岩井先生得意のクレージーキャッツみたいなマーチにアレンジされていて、筒美京平大先生の曲の良さが破壊されてしまっているのであーる。と、指揮者にクレームしたら、「じゃベースだけレコード完コピでいいよ」という話になったわけで。
まずは寺川正興さん弾くところのオリジナルのベースを採譜完了。…はいいが、オリジナルキーのDを岩井版のBフラットに移調したところで、アレンジに全然合わない!!当たり前だのクラッカーだよ。ほんにもう!移調の譜面書き中断。
というわけで悩んでおります。楽譜どおり「オブラディ・オブラダ」みたいなアホなベースラインを弾くか、本家をコピーして浮まくるか。練習は明日だぁ…あぁ。
とりあえず本家を聴いてみよう。今度は英語版。
ベースラインが日本語盤と微妙に違うので、両方あわせて聴くと筒美先生のアレンジしたところと寺川さんのアドリブの違いが良くわかります。英語盤のほうがフレーズの暴れ具合が激しいです。
うーん、ついでだ。原曲のズーニーヴーの「ひとりの悲しみ」。こちらのベースは江藤勲さんでしょう。そうか、こちらで行くという手もありか?