尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」
私が大好きな曲は、故尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」です。とても古い曲ですが、私はリアルタイムなのです。
当時幼かった私は、父に連れられて同窓会へ行きました。会場では毎年売り出し中の新人歌手を招いて一曲歌うという催しがあり、ちあきなおみさんの「四つのお願い」や、トワ・エ・モアも見たことがあります。
しかし中でも一番インパクトがあったのは何と言っても尾崎紀世彦さんでした。曲のイントロも高らかで強烈で、一気に会場が明るくなりました。
そして尾崎さんが曲にも負けない強烈なモミアゲで登場、見た目にも驚いたのですが、その歌声が素晴らしく大きく、マイクが振り切って会場中ビビリ、一瞬耳が聞こえなくなる程の声量でした。
とにかくびっくりしさせられてから数週間後、テレビで尾崎さんを見かけるようになり始め、あっという間に大ヒット曲になりました。
私は当時「キーヨ」と呼んでいたのでが、テレビで見るたびに「また出てる!」と大騒ぎをしていました。
あれから40年以上経ちますが、いつ聴いてもカラリとしてノリが良く、とても新鮮なメロディーだと思います。
私は今でもフルコーラスで最後の「パパーパヤ〜」まで歌えます。
残念ながらつい最近尾崎さんは亡くなられてしまいましたが、誰か本当に実力のある歌手の方に是非リバイバルさせて欲しいくらいの名曲だと思います。 |