山岸舞彩 =東京・赤坂(撮影・中井誠)【拡大】
「ZERO」の新キャスターとして人気沸騰の山岸はこの日、月刊誌「日経トレンディ」の「2013年上半期ヒット商品ベスト30」発表会に出席。普段通りまぶしい美脚で報道陣を魅了したが、今回はセクハラ騒動後初となる公の場だけに、カメラのフラッシュを一身に浴びた。
イベント&会見中は快活なトークで明るい笑顔を振りまいたが、会見後に急きょ、セクハラ騒動について自ら説明。「この度はお騒がせして…」と切り出し、プロデューサーからセクハラと受け取られる被害に遭ったとの報道に対して「不本意で残念です。他の方がどう考えたかは分かりませんが、私自身がセクハラを受けたという認識はありません」と無念さをにじませた。
複数の関係者によると、山岸はキャスターに就任した4月から、このプロデューサーに打ち合わせなどと称して“2人で会おう”と執拗に迫られていた。連日、誘いのメールが届くなど行為はエスカレート。山岸が断ると、プロデューサーが無視する姿も見られるようになり、番組関係者も心配していたという。
騒動が明るみになり、山岸本人は「セクハラという言葉も発したことがない」と強調する一方、“被害”は認め、「すべてをお話しできる立場ではありませんが、日本テレビ、『ZERO』のスタッフの方には私の話を真摯に聞いてもらい、相談に乗ってくれて感謝しています」と話した。
関係者によると、山岸が会見後に1人で対応したのは、報道キャスターとしての責任感からだという。最後は「これからも『ZERO』のキャスターとして頑張っていきます」と言葉を締めた。