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【芸能・社会】

山岸舞彩 セクハラ騒動に答える みなさんが相談にのってくれた

2013年6月4日 紙面から

日経トレンディヒット商品発表記者会見で登壇する山岸舞彩=東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京で(石井裕之撮影)

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 日本テレビ系情報番組「NEWS ZERO」でキャスターを務めるフリーアナウンサー山岸舞彩(まい=26)が、同番組の男性プロデューサーからセクハラまがいの言動を受けていたことが分かり、3日に東京都内のイベントに出席した山岸は自ら事情を説明した。「セクハラという認識はなかった」とした上で、「日本テレビのみなさんはいろいろと相談に乗ってくださいました」と、悩んでいたことを認めた。

 関係者によると、プロデューサーは4月から同番組に起用された山岸に対し、楽屋に必要以上に押し掛けたり、「2人きりで反省会をしよう」と誘ったりしていた。山岸が周囲に相談したこともあり、プロデューサーは6月1日付で報道局内で別の部署に配置換えとなった。5月中旬から一部でセクハラ疑惑として報じられていた。日本テレビ総合広報部は「一般社員に関する個別の質問には答えられません」としている。

 山岸はイベント終了後、予定になかった単独会見を開き「お騒がせしてしまっているんですけど、こういった報道になったことはすごく残念に思っております」と切り出した。「他の方がどう考えるかは別にして、私自身がセクハラを受けたという認識はなかった。セクハラという言葉を自分から発したこともなかったので、言葉が一人歩きしているのはすごく残念ですし、自分の本意ではないです」。騒動の沈静化を願うように話した。

 一方で「すべてをお話できる立場でもないし、私一人の問題でもない」と断ってから「ただ、日本テレビや番組のみなさんは、私の話を真摯(しんし)に聞き、いろいろと相談に乗ってくださいました。その対応を本当に感謝しています」ともコメント。悩みを抱えていたことを暗に認める形になった。

 最後は笑顔に戻って「これからもNEWS ZEROのキャスターとして頑張っていきたい」ときっぱり。質疑応答に応える形ではなく、騒動に対して自身の考えを述べて会見を締めくくった。この日のイベントは「日経トレンディ 2013年上半期ヒット商品ベスト30」発表会で、上半期に活躍した人物として登壇した。3月まで出演したNHKのスポーツニュースで、美脚を強調したミニスカート姿が一躍脚光を浴びた山岸だが、想定外の注目に困惑している様子だった。

 

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