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【サッカー】

岡崎、頼んだ 2大会連続決定弾だ

2013年6月4日 紙面から

ボールを使って練習する岡崎(手前)。奥は右から遠藤、前田(由木直子撮影)

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 2大会連続で、W杯決定弾をたたき込む−。この日早朝にドイツから帰国、日本代表に合流したばかりの岡崎は、2009年6月6日のウズベキスタン戦(タシケント)で、世界最速で南アフリカW杯出場を勝ち取る決勝点をダイビングヘッドで決めた。

 「(2大会連続決定弾なら)FWとしてうれしい。ただ、4年前は自分のゴールというより、W杯に行けてよかったという感じですね。今度もチームで勝ったという試合にしたい」

 代表では61試合で32得点。初得点から21試合連続の不敗神話を持つ男だ。ところが、今季で3シーズン目を迎えたシュツットガルトでは1得点(25試合)に終わり、昨季の7得点(26試合)からゴールが大きく減った。1日のドイツ杯決勝でも決めきれず「決めきれないのは自分の実力。(得点が取れないと)欧州では認められない」と、悔しさを胸に帰国した。

 連敗中の日本代表は1得点とチャンスが少なく、得点も奪えない状況にいる。「これからのFWとしての課題だと思う。自分もゴールを取らないといけないなと、カップ戦(決勝)で分かったので、それを豪州戦で出せればいい」。自戒を込めて臨む大一番。泥くさい背番号「9」の一撃は、きっと日本を5大会連続のW杯へ導く。 (関陽一郎)

 

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