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【サッカー】日本きょう豪州戦 本田がW杯導く2013年6月4日 紙面から
5大会連続5度目のワールドカップ(W杯)出場を目指す日本代表は4日、埼玉スタジアムで行われるアジア最終予選でオーストラリアと対戦する。引き分け以上でW杯出場が決定する大一番。試合前日の3日、MF本田圭佑(26)=CSKAモスクワ=と、FW岡崎慎司(27)、DF酒井高徳(22)=ともにシュツットガルト=が帰国。ロシア杯決勝から中2日で決戦に挑む本田は到着した成田空港で、長男を披露するサプライズを用意。日本代表に合流すると、指揮官とチームメートから期待を集めた。 真打ち登場−。決める男は周囲の期待と視線を独占した。この日帰国した本田は、メンバー26人の最後に日本代表に合流。ザッケローニ監督も「疲労は残っているだろうが、(後半22分まで出場した1日のロシア杯決勝よりも)数分多く出られるのでは。決定力をもたらしてくれるなら武器が増える」とエースの帰還を喜び、先発を明言した。 成田空港は“パパ披露宴”の会場だった。無数のフラッシュを浴び登場すると、右腕には赤ちゃんの姿が。公式サイトで帰国時に「サプライズ」を用意していることを予告していたが、長男誕生の報告だった。その直後、公式サイトで「昨年の秋に元気な男の子が誕生しました」と明らかにした。首には父子ともに日本代表の青と同じ色のストールが巻かれていた。 昼食時の話題は、テレビに映し出された本田親子で持ち切り。最終合流となったが、スムーズに輪に加わったという。しかし、ピッチに立てば別人となった。ウオーミングアップの球回しでボールを追い掛ける役になった途端、激しいスライディングをいきなり見舞った。常に勝負にこだわる。その姿勢を示した。清武は「やはり引き締まる。すごい力を持っている」と脱帽した。 本田不在中に、ザッケローニ体制で初となる2連敗を喫した。非公開練習中、日本の大黒柱は激しい言葉を飛ばしたという。引き分け以上で5大会連続W杯出場が決まるひのき舞台を事前に整えた。しかも、ホームでは初となる巡り合わせ。主将の長谷部は言う。「(本田)圭佑の強みはゴールを取れること」。自身のベビーお披露目に続き、日本中を歓喜一色に包む祝弾をたたき込む。 (占部哲也) PR情報
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