"ファンとの一体化"を一大コンセプトに掲げ、超至近距離声優ユニットとして活躍中のLISP(阿澄佳奈、片岡あづさ、原紗友里)が、4月27日に待望の1st ALBUM『Light In a Small Prism』を発売する。
2010年7月30日のユニット結成以来、10月27日に配信限定シングル「あなたにVacuum！～ちょいやわらかめ～」「あなたにVacuum！～ちょいかため～」にてデビュー、2011年4月13日には1st single CD「You May Dream」をリリース、さらに4月16日からはBSフジにて『LIS★P（りすぷろでゅーす）』を放送と、要注目の声優ユニットだ。
そんな3人がリリースする1st ALBUM『Light In a Small Prism』について、アルバム収録曲やアルバム発売後のワンマンライブへの意気込みなど、3人の今を語って頂きました。

◆いよいよ発売となる1st ALBUM『Light In a Small Prism』

――アルバム発売、おめでとうございます。早速ですが、アルバムの1曲目に収録されている｢キミとセツゾク。｣は、LISPのテーマのような楽曲ですね。

阿澄佳奈さん：
LISPという形としては異彩を放つ曲だと思ったんですが、元々はLISPの公式サイトで流れているBGMに歌詞をつけたものだったので、異色だったけど耳馴染みはある、不思議な感覚でしたね。

片岡あづささん：
テクノっぽいというか、デジタルっぽい作りになっている曲です。
デジタルコンテンツを使った"超至近距離"感がLISPのコンセプトにあるので、コンセプトとしては凄くLISPっぽいかなと思います。

原紗友里さん：
なので、ちょっとデジタルっぽく歌ってみました(笑)。歌い方を人間ぽくなさが出るように淡々とさせたので、息継ぎが若干大変でした(笑)。

――8曲目に収録されている｢dS17 ※LISPの自己紹介ソングってコト。｣は凄く面白い楽曲ですよね。まさにタイトル通り、自己紹介ソングで、初めてLISPに触れる方も入りやすい曲ですよね。

阿澄さん：
LISPのキャラソンです(笑)。

片岡さん：
合いの手をそれぞれがアドリブでその場で考えていれています。歌詞に沿ったアドリブを入れたんですが、ほとんど一発OKだったので、本当にとってもそのままのLISPらしい曲だなっていう感じがしますね。

原さん：
歌詞自体は、私たちがやっているWEBラジオの『おしゃべりすぷ』で募集しているので、見て下さっているファンの皆さんのイメージがそのまま歌詞に反映されています。見て下さっている方が「そうそう、そんな感じ！」と思って下さるような、まさにLISPらしさの溢れる曲になっています。

――ボーナストラックでは｢ラムのラブソング｣が収録されていますよね。2010年11月に横浜アリーナで行われた「ANIMAX MUSIX FALL 2010」で披露されていた楽曲ですが、これがボーナストラック1曲目に収録されているのは...？

阿澄さん：
「ANIMAX MUSIX FALL 2010」がアニソンのお祭りということで、出演アーティストに歌って欲しいアニソンのリクエストを受け付けるコーナーがあったんです。そこで私たちは｢ラムのラブソング｣のリクエストを頂いて、披露させて頂いたんです。それが凄くご好評頂けたみたいで、ツイッターでも「よかったです」っていうコメントもたくさん頂いて。

原さん：
そんなに喜んで頂けるなら、ね。

片岡さん：
「もう一回聞きたい」という声も多く頂いていたんです。イベントで今後歌うのは難しいかなと思っていたんですが、こうしてカバー楽曲としてアルバムに収録して頂けたことで、親しみやすい楽曲になるのではないかと思います。

◆メンバーそれぞれが作詞を担当！

――楽しみなボーナストラックになりますね。楽しみといえば、皆さん今回お１人1曲ずつ作詞をされていますよね。

阿澄さん：
自分1人で...というのは、今回が初めてですね。
自由に書いて下さいと言われて、出来上がった形も、本当に私の書いたものをそのまま形にして頂きました。
荒削りだとは思うんですが、だいぶ悩んで考えて辿りついた歌詞ですね。悩んで悩んで、応援ソングになったらいいなと思って書きあげて。
...実はレコーディング当日まで待ってもらって書きあげたものなんです...(笑)。
実は私、優柔不断なところがあって、今回もなかなか決めきれなくて、最終形態に落ち着かなくて...。当日まで悩ませて頂いてのレコーディングでようやく出来た曲なので、皆さんに届いたら嬉しいなと思っています。

片岡さん：
私はこれが3度目の作詞になるんですが、いつもインスピレーションでがっと書いてしまうタイプなので、結構早い段階で歌詞が出来上がりました...(笑)。2週間くらい、ですね。
自分でも分かっているし、人にも言われるんですが、私の書く詞は少し不可解、らしくて(笑)。一筋縄ではいかない歌詞みたいなんですが、それを並び替えて分かりやすい言葉にはしたくないというのがあって。今回は、私の書いた歌詞を、そのままでいきましょうと言って頂けたので、凄く嬉しかったです。

原さん：
私は、本当に作詞が初めてで。最初は今まで配信で出していた楽曲が片思いの曲ばっかりだったので、「よしっ、いｃっちょ私が両想いにしてあげるか！」と思って書いていたんですね。曲を頂いて歌詞を書いたんですが、頂いた曲が、思ったほどイチャイチャしてるようには聞こえなくて。「もうちょっと爽やかな感じかな」とか、「もうちょっと違う...？」と試行錯誤しながら書いてみて、8割くらい出来たところで、やっぱり違うと思って、「てーい！」ってひっくり返して、いちからやり直して。最終的には一番最初の感じに落ち着きました。そんなにラブラブな曲ではなくなってしまったかなと思うんですが、でも曲を聞いた時に受けた印象から出来上がったイメージに近い形に出来たんじゃないかと思います。

――皆さんどれくらいの期間で制作されたんでしょうか。

原さん：
2ヶ月くらい...？

阿澄さん：
2ヶ月くらい、ですね。
あづっちは一瞬だったよね(笑)。

片岡さん：
歌詞は、本当にもう3日くらいで書き終わって...(笑)。
あとはタイトルを決めるのに10日くらいかかってしまって。タイトルがなかなかしっくり来なくて、時間がかかりましたね。

原さん：
あづっちらしい曲だよね。

阿澄さん：
皆、しっかり色が出てるよね。

――今回のアルバムについて、皆さんの中のコンセプトはどんなものだったんでしょうか？

阿澄さん：
LISPでアルバムを作るのが初めてのことだったので、「どうなっていく」というよりも、「どうなるんだろう」っていう気持ちが強かったですね。1曲1曲一生懸命やって、それが全部集まって「どんな形になるのかな」、「何が出来るかな」って楽しみにしていましたね。

片岡さん：
総集編という感じがしていましたね。活動を始めてまだ1年もたっていないLISPなんですが、ここまでに色んなことがあって。それらがほぼ反映されているといっても過言ではないくらい、ボリュームがあるアルバムですね。ソロ曲もあって、個人個人の思いも見えるし。
初めてLISPを知ってくれた方でも、一瞬でLISPのことが伝わる、「LISP紹介アルバム」になっていると思いますね。

原さん：
作る段階では「こうしよう」といえる程のノウハウもなかったので分かっていなかったんですが、出来上がってこうして見てみると、盛りだくさんで色んなものが詰まっているんだけど、どれも基本的には楽しく明るい部分があるんですよね。まさにLISP自体を反映している、LISPそのもののアルバムになったんじゃないかなと改めて思います。

◆初のワンマンライブ開催決定

――デビュー前からイベントをされて、「ANIMAX MUSIX FALL 2010」やファンクラブ限定イベントと、様々な活動をされてきたLISPの皆さんですが、7月にはアルバムを携えてのライブが東京と大阪でありますね。意気込みや抱負をお聞かせ頂けますか。

阿澄さん：
ワンマンライブという形はLISPとして初めてなので、「どうなるのかな」ってまだ現実味がないんです。
でも、こうしてアルバムが出て、形になったことで一つ前に進むかなと思っていて。ファンの皆様の中でも、私たちの中でも、LISPという形がくっきりするかなという思いもあります。
...でも実は、ワンマンライブは、出来るのかなっていう想いが強くて...(笑)。

片岡さん：
今までのイベントは、喋るというのが基本にあったなという印象がありますね。

阿澄さん：
これまでライブで披露するのは、多くて2、3曲だったので、こんなにたくさん曲が出来てしまったと思いつつ(笑)、全部生で聞いて欲しいし、一緒に楽しみたいしという想いもあって。
でも、やっぱりライブに対するプレッシャーもありますね。

片岡さん：
ライブと言われると、人数ということのみじゃなく、規模がいきなり大きくなる印象があるんですね。
声優という範囲から出るイメージが強いので、その中で、歌で1人1人にちゃんと気持ちが届くのかなというのが、ドキドキしているところではありますね。
でも、一番最初の(2010年9月23日に行われた)「DIVE II LISP SUMMIT ～はじまりすぷ～」から応援して下さっている方々には、「LISP、ここまで来ました！」というのを見て頂ける場所だと思うので、ファンの方に「嬉しい」と思って頂けるような、「応援してきて良かった」と思って頂けるライブにしたいです。

原さん：
曲が増えました(笑)。
LISPとして「何かやりたいことある？」って聞かれた時に、「いっぱい曲を出して、いっぱいライブがやりたい！」というのは前から言っていて、それがいよいよ形になります。
ファンの皆さんも楽しみにしていて下さったのではないかと思いますので、出来る限り、体力の持つ限り、たくさん歌ってたくさん踊って、今までは3曲とかでもうちょっと聞きたかったなって思って下さっていた方に、「たくさん聞けて満足だった！」って言って頂けるように、いっぱい歌えればなと思います。

――では最後に、アルバムと、その後に控えたライブを楽しみにして下さっているファンの皆さんへメッセージを頂けますか？

阿澄さん：
ついに、CDアルバムという分かりやすい形で皆様のお手元・お耳元・お目元に届けられるようになりました。まずはそちらを堪能して頂いて、LISPというユニットがどんなユニットなのかをもっともっと知って頂けたらいいなと思います。
そして、その先にLISPの新たなチャレンジとしてワンマンライブというのが待ち受けています。
皆で「凄く楽しかったね」と言える楽しい時間を過ごせたら素敵だなと、とにかく気合いを入れているところですので、是非期待して遊びに来て下さい。

片岡さん：
初アルバム・初ワンマンライブと、毎回が初めてのLISPで、皆でソワソワしています。でもそれだけに、1個1個大切に、精一杯取り組ませて頂いているので、今回のアルバム、ライブでLISPに初めて触れる方にも、「LISPってこんなユニットです！」というのが出るように頑張っているので、温かく見守って頂けたらいいなと思っております。

原さん：
今までレコーディングの度に「今日レコーディングしました！」ってツイッターで呟いたりしていたので、そうしてファンの皆さんが「アルバムついに出るんだ」って知ってから結構期間があったので、ウズウズしてらしたと思うんです。そして、私たちもついにアルバムという形で聞いて貰えるということで、「溜まった熱を聞いて貰えるぞ！」とアルバムで発散しつつ、そこからさらにライブで生で聴けるぞ！と。今まで皆さんが抑えていたパワーを、その場で発散して頂いて、私たちもパワーを発散して、「あー、楽しかった」って言って貰えるライブにしたいです。

――ありがとうございました！

LISPの1st ALBUM 『Light In a Small Prism』は、いよいよ4月27日発売！！

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1st ALBUM 『Light In a Small Prism』

発売日：2011/4/27

【収録曲】
1.｢キミとセツゾク。｣
2.｢ある意味!この旅!!センセーション!?｣
オンラインゲーム｢トリックスター～みみとしっぽの大冒険～｣テーマソング
3.｢あなたにVacuum! ～ちょいかため～｣
テレ玉｢玉ニュータウン｣2010年11月度EDテーマ
4.｢You May Dream 〈オーロラライジング Ver.〉｣
テレビアニメ｢プリティリズム・オーロラドリーム｣OPテーマ
テレビ東京｢アニソ～ンぷらす｣4月度OPテーマ
超!アニメロ TVCMソング
5.｢恋する乙女のカタルシス｣
テレビアニメ『這いよる!ニャルアニ リメンバー・マイ・ラブ(クラフト先生)』主題歌
6.｢あなたにVacuum! ～ちょいやわらかめ～｣
超!アニメロ TVCMソング
7.｢Love The Music 〈ジャイロコプターVer.〉 ｣
テレビアニメ｢爆丸バトルブローラーズ｣EDテーマ
8.｢dS17 ※LISPの自己紹介ソングってコト。｣
WEBラジオ｢おしゃべりすぷ｣リスナー参加型作品。
9.｢I Wish・・・｣作詞:阿澄佳奈
10.｢Tomorrow｣ 作詞:原紗友里
11.｢ぎう゛・らう゛・とぅ・みぃ｣ 作詞:片岡あづさ

〈Bonus track〉
12.｢ラムのラブソング｣
13.｢あなたにVacuum! ～ちょいやわらかめ～｣

14.｢あなたにVacuum! ～ちょいかため～｣

15.｢Surprise Reprise｣

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DIVE II LISP LIVE TOUR 2011 ～おまつりすぷ～

7月開催のワンマンライブ「DIVE II LISP LIVE TOUR 2011 ～おまつりすぷ～」

【公演】
DIVE II LISP LIVE TOUR 2011 ～おまつりすぷ～

【日程】
7/23(土) 大阪・なんばHatch
7/31(日) 東京・渋谷AX

【チケット料金】
￥5,800
※1F全自由(整理番号付き)
※入場時に別途ドリンク代必要

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【関連サイト】
LISP公式サイト「部屋とパソコンとLISP」：
http://lisp.dive2ent.com/index.html

LISP公式　Twitter：
http://twitter.com/LISP20100730

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