モンゴル相撲を見守る蒼国来(右端)=板橋区の赤塚公園で
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八百長騒ぎで一時解雇されたものの、訴訟に勝って名古屋場所(7月7日初日・愛知県体育館、中日新聞社共催)で西前頭15枚目から復帰する中国出身の蒼国来(29)=荒汐=の復帰を祝うモンゴル相撲大会が2日、東京都板橋区の公園で行われた。
土俵に上がれなかった間も蒼国来はしこやすり足、てっぽうなど下半身をしっかり鍛えてきたが、この日は観戦のみ。しかし「少し体も違ってきた。筋肉がついた。ワクワクしてきますね」と準備は整いつつある。名古屋では初めて対戦する力士も多いため「午後1時から午後6時まで相撲のテレビ、ビデオを見てました。この力士はこういう相撲を取ったら強いんだな、とか何回も繰り返し見た」と研究を続けてきた。
おかみさんのゆかさん(57)は「初日は応援する人たちや内モンゴル出身者ら150〜160人くらいで応援に行きます。新しい化粧まわしが2本、青い締め込みも支援者の募金で作りました」と話した。
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