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第一夜 電車の中の小さな親切
帰宅途中、電車に乗っていると近くの女性が痴漢にあっているようだった。
すぐに助けようと思ったが、勘違いかもしれないので

「痴漢されているなら、首を左右に振ってください」

と確認のメールを送ってみた。すると、女性はメールに気がつきすぐに首を振った。

「この人痴漢です!」

僕は犯人の手をつかみながら叫んだ。
周りの人も気がつき、すぐに取り囲まれて犯人は確保された。
駅員や警察にいろいろと事情聴取をされ、帰るときにその女性に

「ありがとうございます」

と礼を言われた。

気分がいいので今日も寄り道をして帰ろう。
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