【田嶋慶彦】香川県内の町立中学校で29日、50歳代の男性教諭が、1年生の英語の授業前、生徒約30人の前で性的な内容を含むDVDの映像を誤って流していたことがわかった。町教育委員会は、教諭の処分を検討している。
町教委によると、男性教諭は、英語の教材を生徒に見せるため、28日に自宅からDVDプレーヤーを持参。29日の授業前、生徒と教室内のテレビに接続する作業をしていたところ、プレーヤー内に残っていたDVDの映像が数秒流れたという。驚いた生徒が、すぐに停止したという。
DVDは教諭の私物で、学校の聞き取りに対し「プレーヤーは、ここ何年も使っていなかった。意図的に映像を見せたわけではない」と説明したという。
同校の校長らは同日、生徒の家を回り、保護者に謝罪した。30日には、1年生の保護者を学校に集め、経緯を説明するという。
町教委の担当者は「誠に残念。子どもたちに大きな影響がなければと思っている」と話した。
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朝日新聞社会部