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彫刻家・神戸峰男先生日本芸術院会員就任祝賀会

 
 昨日(21日)上野・東天紅にて彫刻家の神戸峰男(かんべ・みねお)先生の日本芸術院会員就任祝賀会が行われました。
 日本彫刻会理事長の市村緑郎(いちむら・ろくろう)氏があいさつ。記念品が贈られた。
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 あいさつに立った神戸氏は「いろいろ、こちらに向かう電車の中で、何とお話ししようかと考え巡らしてきましたが、この壇上に立った途端、すべて忘れてしまいました」と言いながらも「わたくしの出来ることは、あらゆる先人が教えてくれた〝言葉を伝えてゆく〟ことだと思っています」と力強くあいさつした。
 
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 次に現・日本彫刻会並びに日展彫刻科を支えている日本芸術院会員の諸先生方による鏡割りが行われました
 
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 次に能島征二氏が乾杯の音頭を取った。
 
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 彫刻家の中で文化勲章を受章して、なお健在な人はただ一人となりました。それが中村晋也(左)氏です。
「彫刻会の為にこれから頑張って行きなさいよ」と声を掛ける中村氏。この日の為に九州から出席してくれたのです。
 
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 このメンバーこそが現在の彫刻会を動かしている諸先生方です 一名欠席・元・日展理事長経験者・橋本堅太郎氏です。都合によりどうしても出席できなかったようです。
 
 右下から神戸峰男 市村緑郎 中村晋也 川崎晋照(ひろてる) 
 右上から瀬戸剛 蛭田(ひるた)二郎 能島征二(のうじま・せいじ) 雨宮(あめのみや)敬子  山本眞輔(やまもと・しんすけ) 宮瀬富之 以上の方々です
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人物を語る上で大切なことは (教【きょう】)・(機【き】)・(時【じ】)・(国【こく】)と言う言葉をご存知ですか?
 そのとき、どんな教えが広まっていたか。そのとき、民衆の機根はどうであったか。その時代的背景と地理的条件を有した国を知ることを指していった言葉です
 
 神戸峰男氏は岐阜県出身の彫刻家です。清水多喜二に師事。清水はロダンの弟子のアントワーヌ・ブルデルに師事して帰国した彫刻家です。また、岐阜と言えば多くの芸術家を育(はぐく)み、育(そだ)てた県です。
 例えば円空(江戸時代の仏師)や平山郁夫の師匠の前田青邨。洋画家の熊谷守一。書家の日比野五鳳。日本画家の加藤栄三・東一といった人や、その弟子である土屋禮一氏も岐阜県なんですよ。また、工芸では日展の日本新工芸会の会員でしたが、後に人間国宝の道を歩るかれた加藤卓男氏も岐阜出身です。知っていましたか?
つづく

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