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SNS悪用デート商法でソフト販売…13人逮捕

 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で知り合った若い男女をデートに誘い、「必ずもうかる」と偽って投資用ソフトウエアを販売したとして、大阪府警生活経済課は28日、大阪市西区のソフト販売会社「WAO」社長で、韓国籍の片和男容疑者(33)(大阪市西区)ら男女13人を詐欺、特定商取引法違反(不実の告知)容疑で逮捕した。片容疑者らは近畿や東海など18府県の延べ約1000人に販売し、約9億5800万円を売り上げたといい、府警はSNSを使った新手のデート商法とみて全容解明を進める。
 他の逮捕者は、いずれも同市のソフト販売会社「WISH」経営者で、同籍の李相成(33)(大阪市西区)、同「フェーズノート」経営の長棟聖司(36)(大阪府茨木市)両容疑者ら。
 発表では、片容疑者らは一昨年8月〜昨年9月、会員制交流サイト「ミクシィ」利用者だった大阪、兵庫両府県の男女10人(22〜26歳)に「自動的に投資するので、素人でも利益が出る」などと偽り、投資ソフト(約100万円)19本を計1830万円で販売した疑い。
 調べに対し、片容疑者は「どのように販売したかは知らない」と容疑を否認。李、長棟両容疑者ら6人も否認しているという。
 ソフトは、実際に為替市場などに自動投資する機能を持っていたが、必要な設定がされておらず、使えない状態だった。主にWAOが仕入れ、残りの2社が販売を担当したとみられる。
 国民生活センター(東京)によると、デート商法に関する昨年度の相談件数は422件で、10年前に比べて約5分の1に減少しているが、ここ数年はSNSが悪用されるケースが目立つという。
 同センターは「利用者の年齢や仕事などが公開されているSNSが狙われ始めている。デート商法では、会った日に契約させられてしまうことも多く、しつこく誘ってくる場合は注意してほしい」としている。
(2013年5月29日  読売新聞)
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