この歌唱力、このマイクの位置をご覧下さい！
突然の訃報に、驚き…
５月３１日午前０時５分、肝臓がんなどのため東京都港区の病院で亡くなられた…ネットで飛び込んできた訃報に、びっくりしてしまいました。
その前に失踪事件（そうでもなかったのですが）、行方がわからなくなっているというニュースが。そして実の弟さんが出てきて都内のある所
にいるという会見をして…なんかその時も妙だなとは思っていたのですが、おそらく病院だったんだろうなって今にして思うのです。
2年前に癌が発見され、入退院を繰り返していたということでした。
もう、彼の素晴らしい歌を生で聞くことができなくなるのかって思うと、残念でなりません。
もっともっと、素晴らしい歌を歌い続け、私たちに感動を与え続けて欲しかった…日本人の歌手でここまでポップスを歌い上げる人は後にも先にも
もう、現れないかもしれない、そんな気持ちになるくらい、彼の歌は素晴らしく、大好きでした。そして、あのごっついもみあげが思い出されます。
尾崎紀世彦さんのご冥福をお祈り申し上げます…（合唱）
広響とのジョイント企画
今年は渡辺真知子がゲストとして登場、その前はサーカス、その前が布施明…みんな歌唱力のある人達ばかりです。さすがにオーケストラに
負けないくらいの声量のある人達ばかり、そして歌唱力のある人達ばかりがゲスト出演するという、さすが通の好みそうな企画です。
生のオーケストラの音、そして尾崎紀世彦の歌唱力、どっちが勝つか…？？
この迫力のぶつかり合い、興味津々という気持ちだったのを思い出します。
平和資料館に隣接した「国際会議場 フェニックスホール」
アンコールは、はやり…この歌「また逢う日まで」
5/25の中国新聞の記事「悠々尾崎の世界」
旧広島市民球場では「サウンドマリーナ2009」の大きな横断幕が…なつかしい。今では市民球場は跡形もなくなっている
Sound Marina 2009
今では、このアングルには、あの懐かしいスタジアムはない、ちょっとさみしい気持ちに…
最後に、尾崎紀世彦さんの思い出を3枚の写真で追ってみます。
ありがとう…そしてさようなら、あなたは偉大なシンガーでした。
2012.06.01(金) 5026 P,V 319位
日本人で これほどの声量を持った方は そんなにいないでしょうね。
世界に誇れる日本の歌手ですね。
また TVで追悼番組があるでしょうから ぜひ見たいと思います！
そうですね、きっと特注がテレビであるでしょうね。
今ではYouTubeでいつでもみられるんですけど、あらためて見てみると、ほんとうにすごい声量でマイクの位置が顔から30�儖幣緡イ譴討い討盻淑�届くボリュームですから、ほんとうに感心するばかり。
心からお悔やみ申し上げます。
私が尊敬する尾崎さんと何度か一緒のステージに立った事があり、その想い出を披露させて頂きます。
今から10年程前、六本木に業界の大御所が集うライヴハウスがあり、ふとしたきっかけから私も「コネ」作りの為に顔を出すようになりました。
そこでは毎週決まった曜日に業界関係者が集まり、お決まりのセッションを繰り広げていて、尾崎さんもよく顔を出されていました。
TVで見る以上にお茶目で気さくな尾崎さんは、私のような若造に対しても決して偉ぶる事なく、いつも暖かく接して下さいました。
セッションの時間になると、私も尾崎さんもステージに呼ばれ、何度かバックで演奏させて頂きました。
生で、しかもピアノを演奏しながら聴く尾崎さんの歌は、それはそれは素晴らしく、緊張しつつも幸福なひとときでした。
ある時、尾崎さんは歌う曲名も告げずに私の方に振り向き、「〇〇(私の芸名)ちゃん、♭ひとつ…」と呟きました。
咄嗟に、それがＦのキー出しを要望している事に気づいた私がポンとコードを弾くと、きちんとバンドの面子がついて来られるような曲を歌い出しました。
その瞬間、あまりのカッコ良さと緊張で鳥肌が立ったのを今でも鮮明に憶えています。
こんなキザな台詞を言っても、それがサマになってしま