【台北=鵜飼啓】台湾の中央気象局によると、2日午後1時43分(日本時間同2時43分)、中部の南投県仁愛郷を震源とするマグニチュード(M)6・3の強い地震があった。震源は台湾のほぼ中央部で、深さは10キロ。台湾全域で揺れを感じたという。
当局が被害の把握に努めているが、台湾の中央通信によると、震度5を観測した中部の嘉義県阿里山で落石により1人がけがをした。
今回の地震は今年に入って最大規模だという。今年3月末にも、仁愛郷を震源とするM6・1の地震が起きている。
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部