国土交通省が31日発表した建設工事受注統計によると、４月の大手50社の受注総額は前年同月比2.0％増の6570億円で、２カ月ぶりのプラスだった。非製造業の民間工事や国が発注した公共工事が好調だった。
民間工事、官公庁工事ともに２カ月ぶりの増加だった。民間は金融・保険業の事務所や卸・小売業の店舗などの建築工事が伸びた一方、製造業からの受注は20.0％減と落ち込んだ。
官公庁工事は政府関連企業の事務所や独立行政法人による土地造成など国からの受注が増えた。半面、都道府県の治水工事など地方公共団体は建築・土木ともに減少した。〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕
受注
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