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手紙
ーとある湖のほとり。
ーそこにはうっそうとした森がありました。
ー今、その森で起きた忌々しい悲劇を忘れないよう、
ーここに記録していくこととします。


「暇だなぁ〜」トボトボ

この時、俺は浜辺を散策していた。他にすることも特にない。

キラッ

「あれ? あっちで今何か光ったような…」

「取りにいってこよう」テクテク


「なんだろう…コレ」

俺が拾ったのは、土で汚れたメッセージボトルだった。
だが、森の中ではヒトの物は何一つない。だから、この時の俺はそれが何なのか分からなかった。

「とりあえず持って帰ってみよう」

******

キュポン

「開いた」

俺はボトルを開けた。すると中には、当然手紙が入っていた。

「えっとー、何て書いてんだ、コレ」

さっきも書いたとおり、森の中にはヒトの物や文化は存在しない。
だが、俺の友達にすこし字に詳しい奴がいたから、ヒトの字は少し読めた。

「えーと…。なになに…。」








結論

「読めねぇ」

だが、この時俺は疑問に思った

「ヒトの字で書かれているなら、ヒトが書いたものかな…」

でも、この周りはほとんど森。ヒトがいる街はもっと内陸の方にある。

「あしたシズクのところに持ってくか」

とりあえず友達をアテにして、この日は寝た。
続くかどうかは作者の気合い次第ですが、気長にお待ちください。


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