第1ラウンド、18番でショットの行方を追う宮里藍=ストックトン・シービューGC(AP=共同)
|
![写真](/contents/127/089/232.mime4) |
◇ショップライト・クラシック<第1日>
▽5月31日、米ニュージャージー州ギャロウェー、ストックトン・シービューGC(6155ヤード、パー71)▽晴、気温23〜31度、強風▽賞金総額150万ドル、優勝22万5000ドル▽144選手
【ギャロウェー(米ニュージャージー州)テッド・ムース】宮里藍(27)=サントリー=は5バーディー、4ボギーの70で、首位と4打差の12位。今季初優勝へ、上々の発進となった。宮里美香(23)=NTTぷらら=は72で回り27位、有村智恵(25)=日本ヒューレット・パッカード=と上田桃子(26)は73で45位スタートとなった。上原彩子(29)=モスフードサービス=は75と振るわず76位と出遅れた。
◆後半修正し12位
2010年に米国本土での初優勝を飾った思い出の大会。ピンが激しく揺れる強い風の中、藍は「ナイスカムバック!」と自画自賛する内容で初日をスタートした。
芝の緑が濃く、グリーンでボールが止まりやすいイメージがあったという。だが、実際には硬く締まり、バウンドしたボールが大きく跳ねるシーンも。インスタートの前半、17、18番ではアイアンショットがグリーンをオーバーして、連続ボギーをたたいた。
だが、相性の良い大会とあって、後半はしっかり修正し、徹底して手前から攻める作戦に変更。3番パー5では第2打をグリーンエッジまで運び、6番パー4では第2打を1・2メートルにつけてバーディー。上位を狙える位置につけた。
「2日目は午後からなのでますますグリーンは硬いけど、我慢しながら伸ばしたい」。藍は手応えを感じているようだ。
この記事を印刷する