中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【ゴルフ】

森田理香子が65人抜き

2013年6月2日 紙面から

リゾートトラストレディース第2日、1番でティーショットを打つ森田理香子=兵庫・関西GC

写真

◇リゾートトラストレディス<第2日>

 ▽1日、兵庫県・関西GC(6522ヤード、パー72)▽曇り、気温24・6度、風速3・9メートル▽賞金総額7000万円、優勝1260万円▽107選手(うちアマ5人)▽観衆3846人

 前日72位と大きく出遅れていた森田理香子(23)=リコー=が7バーディー、1ボギーで、この日のベストスコア66をマーク。一気に65人を抜き、首位と3打差の通算4アンダー、7位に急浮上した。2週連続Vも射程圏内。優勝すれば、過去最大の“まくりV”となる。首位は同7アンダーで木戸愛(23)=ゼンリン=と比嘉真美子(19)が並んでいる。

◆予選落ち寸前から

 前週の優勝に満足して休憩するつもりはサラサラない。森田がインコースからの大逆襲。前日は72位で予選通過さえ危ぶまれたが、持ち前の攻撃力でV戦線に飛び込んできた。

 「昨日はパットもカップに蹴られるし、ショットは最悪だった。今日はスイングがよかったから、バーディーも取れた」。12番を3パットでボギーにし、前日のいやな記憶が頭をよぎったという。次の13番パー5で、残り70ヤードの第3打をピンそば30センチにピタリ。このバーディーから「2013年版・強いモリコ」に戻った。

 アウトでは2番パー5での2オン2パットを皮切りに、3、6、7番とバーディー奪取。うなぎのぼりで順位を上げて、終わってみれば首位と3打差のV圏内。ツアーでは、2004年再春館レディースでの不動裕理ら過去に2人が達成している初日51位からの優勝が“最大まくりV記録”だ。それを大きく更新するチャンスがやって来た。

 「2週連続優勝、狙って頑張ります」。きっぱりと宣言した森田。現在賞金ランクはトップ。常に向上心とプロとしての気概を見せる23歳は、自身の歴史にまた新たな記録を書き加えるつもりだ。 (月橋文美)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ