能年玲奈のちょびっとトーク

ちょびっと30 思いっきり楽しんでやりました!

思いっきり楽しんでやりました!

最初は春子さんが歌って、そのあとユイちゃんとアキちゃんも歌う『潮騒のメモリー』は、ところどころ変な歌詞も入っているけど、すごくいい曲だなって思います。
「潮騒のメモリーズ」として(橋本)愛ちゃんと歌うことになったので、撮影の前にはボイストレーニングやボーカルレッスン、振り付けの練習をしました。
(愛ちゃんと)2人で歌ったり、踊ったりするのは楽しかったです。でも、何度もやっているとなぜか(振り付けを)間違えちゃうんです(笑)。それでも、楽しかったから、きっとアキちゃんも楽しいに違いないと思って、お座敷列車で歌う本番でも思いっきり楽しんでやりました!

お座敷列車には、今回の撮影ではじめて乗りました。
畳に座って、流れる景色を見るのはすごくすてきな感じです。つぎは撮影ではなく、プライベートでぜひ乗ってみたいです。

たのしかった…。

ちょびっと29 “白”が採用されました!

「潮騒のメモリーズ」の衣装は、すごくかわいくて気に入っています。衣装合わせの仮縫いのときに、私は白が好きなので「白が似合うんですけど・・・」ってぼそっと言ったら、採用されてソックスが白になっていました。
言ってみるものです。

白ソックス!!似合いますか!?

ちょびっと28 エールと、切なさと、南部ダイバー。

エールと、切なさと、南部ダイバー。

種市先輩が、東京に旅立ちました(5/31放送分)。種市先輩にふられしまったアキちゃんですが、ホームでの別れのシーンでは、東京へ行く種市先輩にエールを送ろうと、腕を振りながら“南部ダイバー”を熱唱しました。
心から種市先輩の新しいスタートを応援したいと思っているアキちゃん。でも、どこか胸が痛い、切ない。演じながら、「アキちゃん、頑張っぺ!」と思いました。
あと、“南部ダイバー”を歌うとき、アキちゃんは必ず腕を振っています。撮影で最初に“南部ダイバー”を歌ったのは、おじいちゃんの忠兵衛さん(蟹江敬三)が海から帰って来たときの宴会の席です。そのとき蟹江さんといっしょに歌うのが楽しくて、ついつい腕を振ったら、そのあとの撮影でも監督さんに腕を振るように言われ、“南部ダイバー”の定番になりました(笑)。
で、種市先輩を送り出すときも、腕を振りながら“南部ダイバー”を歌っています。そしてそれは、種市先輩へのエールと、失恋の切なさが入り交じった、“南部ダイバー”でした。

ちょびっと27 これが、サンタか!

これが、サンタか!

(正宗役)尾美さんのサンタクロース姿、あれは信じちゃいます(笑)。
お芝居で片言の日本語をしゃべっているのも本物みたいで、私は「これが、サンタか!」って思いました(笑)。
特殊メイクをした尾美さんは自分の姿を見て「いたずらしたくなる」っておっしゃっていました。「この格好のまま、1人で(NHKの)食堂に行ってみようかな」って(笑)。きっと周りの人は尾美さんって気づかず、ビックリすると思います。

食堂行こうかな…

ちょびっと26 夢で良かったなぁ

アキちゃんの夢で、種市先輩(福士蒼汰)といい感じになるシーンではいつも『君に、胸キュン。』という曲が流れています。私はそれまで知らない曲でしたが、すごくかわいい曲だなって思って、今では撮影の合間に口ずさむようになりました(笑)。
そう言えば、夢でアキちゃんがいつの間にか弥生さん(渡辺えり)に変わってしまうシーンがありました。そのあと、「悪い夢みた」ってアキちゃんが言ったら、海女クラブみんなが「夢で良かったなぁ」って(笑)。あのシーンはやっていて楽しかったです。

あ、悪夢だべ…

ちょびっと25 スカッとします。

いつも琥珀(こはく)を磨いていて、あまりしゃべらないで、ときどきしゃべってもみんなに無視されることが多い勉さん(塩見三省)ですが、8500万年という琥珀に流れている歳月が、塩見さん演じる勉さんにも流れているようで、私はかっこいいと思います。
勉さんが琥珀掘りをしている坑道は、久慈市にある琥珀を掘る本物の坑道です。そこは、アキちゃんとユイちゃんがムシャクシャすると大声で叫びに行く場所でもあります。
狭くて、ずっと腰を曲げて移動しなくちゃいけないのですが、なんだか探検しているみたいで楽しかったです。
大きな声で叫ぶと、すごく響いて気持ちよくて、本当にスカッとします。

勉さんはかっこいい

ちょびっと24 レコードを、はじめて見ました。

春子さん(小泉今日子)の隠し部屋は、私の知らないものばかりでした。カセットテープは小学生くらいのころにあったけど、レコードは見たことなかったので、レコードが並んでいるのは楽しかったです。
その部屋でアキちゃんは、春子さんから80年代アイドルの話を聞きますが、アキちゃんと同じように私も当時のアイドルの話は分かったようで・・・よくわからなかったです(笑)。

ちょびっと23 アキちゃんの朝食。

天野家の朝食では、それぞれが好きなものを食べています。アキちゃんの定番は、トーストの上に干物や焼き鮭をのせたものです。
あれは、実際に食べてみると特別まずい!ということはありませんが、口のなかでトーストの味と干物や焼き鮭の味が孤立しているので、別々に食べてもいいのかなって思いました。
でも、あえてトーストと魚をいっしょに食べるというアキちゃんのすっとぼけたところが楽しくて好きです。

朝の定番!!

ちょびっと22 忠兵衛さんの名言ベストワン!

忠兵衛さん(蟹江敬三)は、ときどきステキな言葉を言いますが、そのなかで私がいちばん好きなのは、「アメリカのマグロも英語しゃべんね。だからオラも日本語しゃべんね、マグロは魚類、カモメは鳥類、おらぁ人類だ」です。

おらぁ、人類だ。

ちょびっと21 本当にかっけー おじいちゃんとおばあちゃん。

忠兵衛さん(蟹江敬三)と夏さん(宮本信子)は、あれだけ仲が良かったらめちゃくちゃ楽しいだろうなと思います。でも、春子さんが(小泉今日子)があきれて逃げ出したくなる気持ちも分かるような気がします(笑)。
夫婦なのに1年に10日間しかいっしょにいられないというのは、自分では想像できないけれど、見ているぶんにはステキだなと思います。

納得いかない…

ちょびっと20 いろんな体験ができて、楽しい!

いろんな体験ができて、楽しい!

「南部もぐり」のシーンの出来上がった映像を見て、やっぱり「南部もぐり」の潜水服や装備はかっこいいなと思いました。そして、撮影のときのことを思い出しました。プールの中は海とはまた違った美しさがあってとてもきれいでした。潜っているときは、普通に息ができるし、無重力みたいな感じがおもしろかったです(笑)。
ただ、地上にいるときは潜水服や装備が重たくて身動きがとれないくらいでした。ヘルメットもすごく重たいので、その重みをやわらげるために肩や首の周りにはクッションになるものをたくさん着けています。頭の鉢巻きは、汗や髪が落ちてこないようにするためです。
『あまちゃん』ではふだんでは絶対体験できないことをやらせてもらえるので、楽しいです!

お、重いっ。

ちょびっと19 小池さんのヒロシは、新鮮です。

ヒロシです。

小池徹平さんが(足立)ヒロシさんのようなキャラクターを演じるのを見るのは、はじめてなのでとても新鮮だなと思いながら共演させていただいています。第4週(4/26)で、アキちゃんがヒロシさんを突き飛ばすシーンがあって、そのとき小池さんに「思いっきり突き飛ばしていいからね」って言ってくださったので、思いっきりやらせてもらいました(笑)。
あと、“ストーブさん”っていう言葉の響きがかわいいなと思います。きっとお父さんが“ストーブ”、“ストーブ”って何度も言うからアキちゃんもそう呼びたくなったのでしょうね。

ストーブです。

ちょびっと18 私もイケメンに映りたい。

アキの高校の先輩・種市浩一役の福士(蒼汰)さんは、“仮面ライダー(フォーゼ)”とか、かっこいい役をやっていましたが、『あまちゃん』では私もイケメンに映るように頑張ろうと思っています(笑)。
劇中では、宇宙服みたいな潜水服で海に潜る「南部もぐり」に福士さんといっしょに挑戦しました。ヘルメットを入れると、約60キロくらいの重さがある潜水服を着て潜るので、すごく大変なのですが、指導してくださった先生からは、「うまいね」ってほめられました(笑)。

私の方が…。イケメンに。

ちょびっと17 “ゴボゴボ”は、大変です。

本気漁(4/27放送分)では最初、ウニが穫れそうで、なかなか穫れないアキ(能年玲奈)。その海中での演技は思ったより大変だったようです。

「潜っているときは、水中スピーカーから『もっと潜って、そのままねばって』とか『そこでゴボゴボって泡を出して』など監督さんからの指示にそって演技しました。“ゴボゴボ”はけっこう苦しかったです(笑)」と能年さん。

もちろん劇中でアキが潜るシーンは、すべて岩手県久慈市の海で、能年さん自身が潜って演技をしています。

ちょびっと16 海女クラブのメンバー、最高!

渡辺えりさん(今野弥生)とのシーンは、すごく刺激的で、衝撃的で楽しいです(笑)。いっしょのシーンがあるとワクワクするし、大好きです。
木野花さん(長内かつ枝)は、みんなで同じセリフを言うときのタイミングや反応をまとめてくれるので、そのおかげで撮影自体が楽しくなります。
美保純さん(熊谷美寿々)は、劇中でもそうですがお姉ちゃん的な感じです。ハロウインのときにはかわいいチョコレートをもらって、それで私は餌(え)付けされました(笑)。あと、ほかの番組でコスプレをしていると聞いたので、今度いっしょにコスプレしたいなって。
片桐はいりさん(安部小百合)は、私服がすごくかわいいんです。ちょっと変わった柄の服をよく着ていらっしゃいますが、それがかわいくて好きです。はいりさんの安部ちゃんもすごく女の子な感じがしてかわいいです。

ちょびっと15 “まめぶ汁”は、おかずです!

まめぶ汁

誰よりも“まめぶ汁”を愛する安部さん(片桐はいり)が、“まめぶ汁”のおいしさを全国に広げるために栃木に行くことになりました(第4週放送分)。劇中では、「“おかず”だが、“おやつ”だか分からない微妙な食べ物」だと言われていますが、私はすごくおいしいと思います。しかも、“おかず”として、おいしいのではないかと・・・。ぜひ、機会があればみなさんにも“まめぶ汁”を食べていただきたいです。

まめぶを全国区に…!

ちょびっと14

放送が始まって3週間。どんどんアキは、なまっていきます(笑)。撮影では、岩手ことば指導の先生に微妙なイントネーションなどを教えていただきながらやっています。岩手のことばって、聞いていておもしろいし、しゃべると楽しい!だから、撮影が終わって家に帰ってからも、ちょくちょく使っています。いちばんよく使うのは、やっぱり『じぇじぇじぇー!』ですね(笑)。
のどをゆるめて、口先に力を入れて、自分のなかで渦巻いている気持ちを一気に吐き出す。それが、『じぇじぇじぇー!』の言い方のポイントです。
みなさんもぜひ、『じぇじぇじぇー!』、使ってみてください。

みなさんもぜひ、『じゃじぇじぇー!』。

ちょびっと13

ぜひ、本物の景色を見てください。

きっと『あまちゃん』に出てくる(岩手県)久慈市の映像を見ていると、「あそこに行ってみたいな」と思ってもらえるはずです。ロケで訪れている間ずっと、おだやかな時間が流れていて、このままここに居着いちゃいそうな気分になりました。
テレビの前のみなさんにも、ぜひ本物の景色を見てほしいですね。

実際は誰もいない部屋で叫びます…

ちょびっと12 行き詰ると、叫ぶんです。

私のリフレッシュ方法は、“叫ぶ”です(笑)。行き詰まると叫びたくなるので、そんなときは自分の思うままに『ワーッ』と叫んですっきりさせます。こういうところは、アキちゃんとも似ているかなと思います。
叫ぶのは、だいたい家。誰もいない部屋で『ワーッ』と。道ばたで叫ぶと、周りに迷惑なので・・・。

実際は誰もいない部屋で叫びます…

ちょびっと11 たくましく見えて、うれしい。

キリッ!

アキちゃんが、海女としてお客さんにウニを売ったりするときは、“絣半纏(かすりはんてん)”を着ています。
私はふだん、テンポが遅くてフニャッとしているのですが、“絣半纏”姿の自分を鏡で見ると、なんだかたくましく見えてうれしかったです(笑)。

ちょびっと10 夏ばっぱに、メロメロ。

第1週(4/1〜6)を見て、特に私が好きだったのは、夏ばっぱ(宮本信子)に海に突き落とされたアキちゃんが、それでも海の中で楽しそうにしていると、夏ばっぱが『やっぱ、おらの孫だあ』と言うシーンです。
夏ばっぱは、すごくかっこよくて、見ていてしびれるというか、メロメロになっちゃいます。
あと、春子さん(小泉今日子)がスーツケースを持って東京に帰ろうとしていると、大吉さん(杉本哲太)がそのスーツケースを奪って逃げて、それを春子さんが追いかけるシーンも好きです!

ちょびっと09 朝ドラはライオンです。

“朝ドラ”って、私はドラマの王様というか、動物で言うとライオンのような存在だと思っています。そのヒロインを自分がやらせてもらえて、緊張するのと、うれしいなと思う気持ちが、ごっちゃまぜです!・・・ですが、ギリギリうれしいという気持ちが勝っているので、ライオンになれるかどうかわかりませんが、緊張しながらも頑張っています。

ちょびっと08 宮本さんのような女優さんになれたらうれしい。

4月1日。やっと、『あまちゃん』の放送がはじまります! 私は、すごくにぎやかで、爽やかなドラマだと思っています。アキちゃんもそうですが、登場している大人たちがみんなのびのびと生きている感じがして、気持ちいい(笑)。撮影現場でも、大人のキャストさんやスタッフさんが、本気で笑ったり、まじめにおばかなことやったりしているので、その雰囲気が作品の中にも出ていると思います。
きっと、見てくださる方も、自然とのびのびした気持ちになれるんじゃないかと思っています。
早くみなさんにも、見てほしいです!

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