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【大リーグ】

イチロー、2安打1打点2得点 連敗5で止めた

2013年6月2日 紙面から

◇ヤンキース4−1レッドソックス

 レッドソックスとの首位攻防戦でイチロー外野手(39)が勝利に大きく貢献した。8番右翼で先発し、3打数2安打1打点2得点。チームの連敗を5で止め、地区首位のレ軍との差を1ゲームとした。

 相手の得意球をたたいた。2回の第1打席。1死一、三塁から相手先発レスターのカットボールを左前へ運んだ。時事電などによると、「カットが目玉ですからね、あの人。(安打を放ったことで)その後の打席に影響してくる」と、過去の対戦打率3割1分6厘と得意な左腕の決め球を狙い打って出場17試合ぶりの打点を挙げると、7回にもレスターから右前打。貴重な追加点となる4点目のホームを踏んだ。

 指揮官の意気にも応えた。2点リードの5回無死一塁の第2打席は投ゴロ。投手からの送球を受けた遊撃手の足が二塁ベースから離れたかに見えたが、判定はアウト。これに激怒したジラルディ監督が猛抗議のすえに今季初の退場となり、チームは奮起。一死一、二塁となったところで2番ユーキリスが左前打を放ち、イチローが二塁から一気に生還した。

 前日にメッツに交流戦初の4連敗を喫するなど下降気味だったチーム。だが、この日からユーキリス、テシェイラが故障から復帰し、イチロー自身もここ10試合は打率3割2分4厘と上向きつつある。「ここではみんなが(自分に)プレッシャーをかけてやっていますから」。反攻へ、チームも自身も気概を胸に6月に臨む。

 

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