ブログでお友達になったYちゃん。
無事、手術が終わって良かったです。

辛いのによく頑張ったね。

でも今、辛いのは体の痛みが大部分。
これからが本当の戦いになるのを
教えてくれたのはYちゃんだったよね。

私も家族や友人からは

「今時、乳がんで死ぬ人は少ないから大丈夫だよ」

そう言われて手術、そして現在も治療中です。

みんな気持ちを少しでも落ち着かせようと
優しい言葉をかけてくれるのだけど
本当の心の中なんて誰にもわからないよね。

私も化学療法の抗がん剤じゃないから
良かったじゃん！とよく言われます。

でも・・
ホルモン療法にしても
抗がん剤に変わりはない。

微熱は続くしホットフラッシュの嵐・・
リンパを切除した腕のむくみ、痛みにめまい、
息苦しさ、うつの症状。
不眠に頻尿・・

そしてホルモン療法なので2年間かけて治した更年期を
何故もう一度やらなあかんの？という思いです。

そして私はパニック障害という病気なのですが
抗がん剤の薬とパニック障害で服用している
パキシルという薬の相性が悪いときた。

ホルモン療法の薬を服用するにあたって
乳腺科の先生に突然パキシルを
やめてほしいと言われても
精神科の先生にも言い分があるらしく
パキシル40㎎
一日の最高量を飲んでいるのに
それを1週間でやめてほしいというのは
離脱症状が出ると精神科の先生の頭を悩ませた。

ではパキシルがダメならジェイゾロフトなら？
と乳腺科で言われても精神科ではNG・・・

パキシルやジエイゾロフトは
ホルモン療法で服用する
タモキシフェンという薬の
効き目を妨げてしまうというのです。

なので現在はタモキシフェンに影響が出ない
トレドミンという薬に変更して
薬の量をコントロールするため
毎週、各主治医のお手紙を持参しながら
毎週、病院に通院しています。

しかしこれもまた問題で・・
トレドミンという薬の副作用が
血圧が急激にあがってしまい
これでまた体調を崩します。

なんだかもう自分の体が
自分でコントロールできません。

パニック障害によく効くといわれている
パキシルという薬はとても効果があり
全く発作がでなくなります。

しかしパキシルをやめるのは実に大変。

主治医の指導のもと薬を減らしていくのなら
問題はないのでしょうが

私のように突然、乳がんになったから
パキシルをやめてね、となると
禁断症状、離脱症状が酷いのなんのって。

頭の中で一日中、
花火がパンパン鳴っているような幻聴。
めまい、立ちくらみ、動機
そして連日に渡って見る悪夢。

今年の2月からは病院ばかり行っていて
なんとなくストレスが抜けない・・

でも体力が無いので車で15分くらいの所にしか
自力で行けない・・・・

一般記事では書いていないけど
酷い倦怠感に悩まされ手抜きの家事をしながら
毎日、好きな事もできずにただ生きている・・

そんな感じです。

手術をしたんだから日にちがたてばよくなるよ！

私もその言葉を信じてきましたが
ガンは、そんな生易しいものじゃないですね。
手術よりも抗がん治療の方がキツイです。

心を強く持たないと自分が壊れてしまう。

私は入院中よりも今の自分の方が
はがゆくて布団に入って
泣いてしまう日があります。

自分は何の為に生まれてきたのだろうとか
転移はしないだろうかとか
あと、どれくらい生きられるのだろうかとかね。

でもそんな私の気持ちを
勇気付けてくれる曲があります。

それは今井美樹さんの
piece of my wishです。

本当はご本人の動画を
紹介したいところなのですが
自分も含め病気で戦っている人
落ち込んでいる人にも
ぜひ聞いてもらいたいと思い
あえて本人ではない
歌詞つきの動画をupさせていただきます。

yちゃん・・
少し元気になったらこの曲の
歌詞をよく見てください。

yちゃん、今も辛いと思うけど
これから辛くなったときは
この曲を思い出してくださいね。