私共のホームページでのお知らせで、或いは新聞報道などでご存じの方が多いと思います。公益社団法人・自由報道協会は事務所移転も済み、6月1日、新しい体制で活動を再開しました。
平河町事務所での2年4カ月余りは特に東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所事故と放射能汚染の後、全国の皆さまからの厚いご支援を頂き、会員ジャーナリストはマスコミの報じない多くの事実を報道し、かつ様々な活動を進める人たちに記者会見の場を提供することができました。この機会に重ねて御礼を申し上げます。
これまでもお伝えしていますように、日本社会は、「報道の自由」と「政府・公的機関の透明性」という民主主義に不可欠な理念が、そしてジャーナリズムの職業倫理が未だに確立されていないことが幾つもの国際団体から指摘されています。
自由報道協会は、この二つの理念とジャーナリズムの職業倫理を少しでも定着させ、日本社会の民主主義の発展に尽くすという目的を変えることなく、会員ジャーナリスト各々の自覚と責任において、引き続き努力していくつもりです。
私共の活動に支援と協力・浄財を寄せて頂く人たちが数人でもおられる限り、掲げた旗を降ろすことはせず、活動は継続させていく所存です。
近日中には、新体制移行の活動報告を兼ねた記者会見なども予定しております。大貫康雄・新代表理事を先頭に、前代表の上杉隆を含む理事たちも新しい自由報道協会を支えるべく俄然、張り切っております。
改めて、皆さまの旧にも倍したご協力を頂ければ幸甚に存じます。
平成25年6月1日
公益社団法人「自由報道協会」事務局