政治【慰安婦問題】女性論者7氏も堂々主張「河野談話は撤廃を」 さて韓国の実態は…+(1/5ページ)(2013.6.1 07:00

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【慰安婦問題】
女性論者7氏も堂々主張「河野談話は撤廃を」 さて韓国の実態は…

2013.6.1 07:00 (1/5ページ)日韓関係
 「大東亜戦争で戦った兵士の方々の名誉を守れるのは、今を生きている私たちだけ」と訴える佐波優子氏 =5月28日、東京・永田町

 「大東亜戦争で戦った兵士の方々の名誉を守れるのは、今を生きている私たちだけ」と訴える佐波優子氏 =5月28日、東京・永田町

 橋下徹・日本維新の会共同代表の慰安婦をめぐる一連の発言に対する評価はともかくとして「いくらなんでもsex slave(性奴隷)は意図的な誤訳だろう」「なぜ日本の事例だけが責められるのか」と感じている読者は多いのではないか。そうした中、橋下発言の是非を検証し、慰安婦問題をこじらせる元凶となった「河野談話」の撤廃を求める緊急国民集会が5月28日、都内で開かれ、女性論者たちも堂々と持論を展開した。熱気に包まれた集会の様子を報告する。(溝上健良)

橋下発言を一斉非難も…韓国世論に一定の効果

元慰安婦をさらしものに…

 集会を主催した「新しい歴史教科書をつくる会」の杉原誠四郎会長は開会あいさつで、平成8年、中学校の歴史教科書に架空の「従軍慰安婦の強制連行」が一斉に載せられたことを契機に翌年、つくる会が結成された経緯に触れ、「橋下発言の核心はあくまでも、慰安婦は各国の軍が活用したのになぜ日本だけが問題として取り上げられなければならないのか、ということだ」と概括。「少なくとも慰安婦/従軍慰安婦/性奴隷の言葉を区別し、その存在・非存在を明確にしておかねばならない」と主張した。

 古くからの産経読者はご存じの通り、戦時中に「従軍看護婦」「従軍記者」は確かに存在していたが、当時「従軍慰安婦」なるものは存在していなかった。これは戦後の造語なのだ。

 杉原氏はさらにこの問題に十分な反論をしてこなかった外務省の不作為にも触れ、「今こそ河野談話の撤廃をなすべき時期。瞬間的ではなく、長く熱い支援をお願いしたい」と呼びかけた。

主張 不当な日本非難に反論を

 集会は20人の論者によるリレートーク方式で行われた。うち女性7人の先頭で壇上に立ったのはジャーナリストの大高未貴氏。今年3月、沖縄・与那国島で行われた「朝鮮人従軍慰安婦慰霊祭」なるものに言及し(この問題の詳細は月刊『正論』6月号に掲載されている)、「フェミニストたちが元慰安婦のおばあちゃんたちを引き回して政治の場でさらしものにしていることこそ、女性の人権侵害ではないか」と訴え、会場からも「そうだ」と賛同の声が相次いだ。

稲田行革相「戦時中、制度が合法だったのは事実」

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 「元慰安婦を引きずり回すことこそ女性の人権侵害ではないか」と問いかけた大高未貴氏
 私立中学校入試で慰安婦について出題されるなどの問題点を指摘した西川京子衆院議員
 「民間でできることをやりましょう」と訴えた山本優美子氏
 「西村発言には120%賛成」と熱弁をふるう黄文雄氏(中央) =5月28日、東京・永田町

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