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【スポーツ】

真央 ソチ“金”勝負曲発表 「ピアノ協奏曲第2番」

2013年6月1日 紙面から

五輪シーズンのSP、フリー曲を明かした浅田真央=大阪市内のホテルで(高橋雅人撮影)

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 フィギュアスケート女子の浅田真央(22)=中京大=が31日、ソチ五輪シーズンのプログラムを発表した。フリーは銀メダルを獲得したバンクーバー五輪の「鐘」と同じラフマニノフ作曲の「ピアノ協奏曲第2番」。4年前の雪辱へ。これまでのすべての思いを込めて滑る決意を示した。

 金メダルへの勝負曲だ。大阪市内で行われたアイスショー「THE ICE」(7月24、25日=愛・地球博記念公園、27、28日=大阪)の記者会見。カナダ、米国での振り付けを終えて帰国したばかりの浅田が、新フリーの見どころを語った。

 「鐘とは違うイメージ。バンクーバーよりもさらにレベルアップした自分を見てもらえれば。うれしかったり、悲しかったり、悔しかったり。いろんな今までの人生の思いが詰まった振り付けになっています」

 作曲が4年前と同じロシアの巨匠なら、振り付けは4年前に師事していたロシア人のタチアナ・タラソワ。表彰台で唇をかみしめたバンクーバー五輪からの成長を示すにはこれ以上ない、ソチ仕様のプログラムだ。

 フリーだけではない。ショートプログラム(SP)にはショパンの「ノクターン」を選んだ。16歳だった06−07年シーズンのSPと同じ曲だが「以前よりも大人っぽくて、いろんな表現ができる」。この日のドレス姿と同様、10代との違いを証明する。

 米国滞在中にはブロードウェーでミュージカルを鑑賞。本場の表現力に感化された。現在はエキシビションのチャプリン「スマイル」を含めた新プログラムを練習する日々。「できるだけ早く皆さんの前で滑れるようにしたい」。集大成と位置付けるシーズン。早ければ7月のショーで披露する。 (高橋雅人)

 

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