緊急報告 toshitsu-zero で腎機能が改善
先日、丸岡文雄先生にお会いしました
http://www.maruoka-clinic.jp/
先生は、腎機能障害がある糖尿病患者にも積極的に「完全糖質制限」を適応されています
その成果は糖尿病学会でも発表されています
尿アルブミンがストンと下がる のです
しかし、GFRが改善したケースはない、とのことでした
また、バーンスタイン博士にも腎機能改善例はない、とのことです
今回、toshitsu-zero でGFR が改善した人が現れましたので報告します
東原勝二さん 1949年11月17日生まれ 男性
15年程前、健診のOGTTで境界型糖尿病の判定
「気をつけなさい」のコメントのみ
この頃、「大島紬」のブームで紬の販売会社を経営していた東原さんは羽振りが良く、毎日のように徹夜に近い麻雀、終了後はラーメンを食べて眠るのが日課だった
以後、数回検査を受けたが、境界型に留まっていた
5年前、徳洲会病院の検査でHbA1cが8まで上昇しているのが発覚
「合併症の危険がある」と言われ教育入院
血糖値が300mg/dl を超えるときはインスリン注射
結局、朝、アマリール1/2錠 の服薬になって退院
1年間通院したがさして効果なく、空腹時血糖値は150~160で、HbA1c は6~7であった
仕事場所が変わり、通院に便利な奄美中央病院に替えた
アマリールが1錠に増量
しかし、食後2時間血糖値が250を超える ようになった
服薬は
1.グリメリピド(アマリール)
2.リバロ
3.エックスフォージー
4.ボグリボース
5.ハルシオン
(奄美中央病院に替わって服薬数は急増した)
昨年(2012年)10月2日の検査で eGFR が43にまで落ち教育入院を勧められた
この時、今のペースで腎機能が悪化し続けると、4年後には人口透析ですと通告された
仕事の都合で1カ月先送りすると同時に、
自己流の「糖質制限」を厳しくして、11月5日教育入院
11月6日の検査でeGFR は44mL/min と、この1か月は横這いだった!
「糖質制限」でも厳しくすれば腎機能の悪化を食い止められる!
教育入院中の「糖尿病性腎症食」は、1200カロリー 、たんぱく質50g、塩6g の制限食
11月9日、朝の血糖値が低すぎる(?)という理由で糖尿病薬が ネシーナに変更
教育入院しても血糖値コントロールができなくて不安に思っていた時に、「やどかり」主人により釜池豊秋を知る
拙著「糖質ゼロの健康法」を読み11月24日笠利町赤木名の講習会に参加(入院中なのに)
翌25日、「やどかり」で私の講義を受ける
その夜から、糖尿病薬はすべてやめて toshitsu-zero を開始 (数日は絶食)
以後、ほぼ毎日、電話で血糖値と体重の報告を受け、質問に答える形で指導した
私は28日に奄美を離れた
だから、直接話したのは24日、25日の2回だけ
食品選択、レシピは東原さん自身で考えた
月末に退院
毎日の電話指導は1か月間行った
血糖値が良くコントロールされているので、1日3回の測定を朝の1回にした
以後、血糖値、体重、検査結果の報告を何度か受けた
とりわけ、12月22日の検査で、HbA1c が4.8まで落ちた のにはあまりの早さに驚くと同時に嬉しかった
私は正月休みを終え、2月5日奄美に「帰り」、7日ウェストコートで東原さんにお会いした

その際、1月18日の eGFR が58mL/minまで回復した ことを知らされた
また、東原さんが保管していた過去の検査結果をすべて頂いた
早速、検査結果を整理した
図を見て深く考えてください
医療とは何なのか、その本質が明確に表れています
医療を受けても状態は全く良くならないどころか、むしろ悪化している
「教育入院」とは名ばかりで、全く血糖値コントロールができていない
真面目に病院通いをし、医者の言うことを正直に聞いた者ほど糖尿病合併症を併発する
血糖値とHbA1c

HbA1c と eGFR

教育入院以後の血糖値

toshitsu-zero 開始以後の体重 (それ以前はカロリー制限にもかかわらず体重は不変だった)

クレアチニン

eGFR

検査結果の表1

検査結果の表2

2月11日
今朝、「やどかり」で東原勝二さんと面談した

(セルフタイマーで撮影した 残念ながら東原さんの目が閉じている チェックを怠ったらダメ)
HbA1c が上下動している理由を尋ねた
下降しているときは自己流の「糖質制限」(出所は覚えていない、たぶん週刊誌という)、止めれば上昇
2011/11/26 の6.2から、2012/3/31 の7.2への上昇は「不摂生」(制限食に耐えられなくなった)による
7.2 になった時点で主治医に「インスリン注射」を自ら希望した
インスリン注射をすれば「食事制限不要」と考えたからだ
幸い、希望は主治医により却下された
その後、気を取り直して「糖質制限」を再度始めた結果、HbA1cは 5.5、まで降下した
しかし、この間も eGFR は減少し続けた
同じく今朝、万波誠先生と電話でお話しした
「糖尿病性腎症が改善したのは聞いたことがない」と言われた
万波先生は「腎移植術」の第一人者、市立宇和島病院時代の同僚です
現在は、宇和島徳洲会病院で活躍されています
先生は自ら執刀する患者全員に、拙著「糖質ゼロの食事術」「糖質ゼロの健康法」を推奨されています
せっかく腎移植が成功しても、術後、血糖値コントロールができなければ移植腎が不全に陥るからです
第2、第3の東原さんの登場を願って、新たな試みを始めました
下記のパンフを作成し、toshitsu-zero 実践・成功者に配布をお願いしております

「体の悩み」無料相談室
お医者さんにかかっているのに良くなったと思えない
むしろ悪くなっているような気がする
薬を飲み続けても大丈夫なのか心配だ
主治医に質問したいが叱られるのが怖くて出来ない
だから
今のままの治療で良いのか、ほかの医者にとことん聞いてみたい
そんな人のための相談室です
〒894-0041 名瀬朝仁新町3-13 ゲストハウス「やどかり」内
釜池豊秋(かまいけとよあき)
携帯電話:090-8690-5105
E-mail: shizen@basil.ocn.ne.jp
URL: http://kamaikeclinic.blog76.fc2.com/
来室できない方には出張相談が可能です
ただし、交通費は実費を申し受けます
奄美島外にお住み方の相談にも応じます
ただし、あくまで「面談」でお願いします
電話、FAX、E-mail、郵便での相談には応じかねますのでご了承ください
http://www.maruoka-clinic.jp/
先生は、腎機能障害がある糖尿病患者にも積極的に「完全糖質制限」を適応されています
その成果は糖尿病学会でも発表されています
尿アルブミンがストンと下がる のです
しかし、GFRが改善したケースはない、とのことでした
また、バーンスタイン博士にも腎機能改善例はない、とのことです
今回、toshitsu-zero でGFR が改善した人が現れましたので報告します
東原勝二さん 1949年11月17日生まれ 男性
15年程前、健診のOGTTで境界型糖尿病の判定
「気をつけなさい」のコメントのみ
この頃、「大島紬」のブームで紬の販売会社を経営していた東原さんは羽振りが良く、毎日のように徹夜に近い麻雀、終了後はラーメンを食べて眠るのが日課だった
以後、数回検査を受けたが、境界型に留まっていた
5年前、徳洲会病院の検査でHbA1cが8まで上昇しているのが発覚
「合併症の危険がある」と言われ教育入院
血糖値が300mg/dl を超えるときはインスリン注射
結局、朝、アマリール1/2錠 の服薬になって退院
1年間通院したがさして効果なく、空腹時血糖値は150~160で、HbA1c は6~7であった
仕事場所が変わり、通院に便利な奄美中央病院に替えた
アマリールが1錠に増量
しかし、食後2時間血糖値が250を超える ようになった
服薬は
1.グリメリピド(アマリール)
2.リバロ
3.エックスフォージー
4.ボグリボース
5.ハルシオン
(奄美中央病院に替わって服薬数は急増した)
昨年(2012年)10月2日の検査で eGFR が43にまで落ち教育入院を勧められた
この時、今のペースで腎機能が悪化し続けると、4年後には人口透析ですと通告された
仕事の都合で1カ月先送りすると同時に、
自己流の「糖質制限」を厳しくして、11月5日教育入院
11月6日の検査でeGFR は44mL/min と、この1か月は横這いだった!
「糖質制限」でも厳しくすれば腎機能の悪化を食い止められる!
教育入院中の「糖尿病性腎症食」は、1200カロリー 、たんぱく質50g、塩6g の制限食
11月9日、朝の血糖値が低すぎる(?)という理由で糖尿病薬が ネシーナに変更
教育入院しても血糖値コントロールができなくて不安に思っていた時に、「やどかり」主人により釜池豊秋を知る
拙著「糖質ゼロの健康法」を読み11月24日笠利町赤木名の講習会に参加(入院中なのに)
翌25日、「やどかり」で私の講義を受ける
その夜から、糖尿病薬はすべてやめて toshitsu-zero を開始 (数日は絶食)
以後、ほぼ毎日、電話で血糖値と体重の報告を受け、質問に答える形で指導した
私は28日に奄美を離れた
だから、直接話したのは24日、25日の2回だけ
食品選択、レシピは東原さん自身で考えた
月末に退院
毎日の電話指導は1か月間行った
血糖値が良くコントロールされているので、1日3回の測定を朝の1回にした
以後、血糖値、体重、検査結果の報告を何度か受けた
とりわけ、12月22日の検査で、HbA1c が4.8まで落ちた のにはあまりの早さに驚くと同時に嬉しかった
私は正月休みを終え、2月5日奄美に「帰り」、7日ウェストコートで東原さんにお会いした
その際、1月18日の eGFR が58mL/minまで回復した ことを知らされた
また、東原さんが保管していた過去の検査結果をすべて頂いた
早速、検査結果を整理した
図を見て深く考えてください
医療とは何なのか、その本質が明確に表れています
医療を受けても状態は全く良くならないどころか、むしろ悪化している
「教育入院」とは名ばかりで、全く血糖値コントロールができていない
真面目に病院通いをし、医者の言うことを正直に聞いた者ほど糖尿病合併症を併発する
血糖値とHbA1c
HbA1c と eGFR
教育入院以後の血糖値
toshitsu-zero 開始以後の体重 (それ以前はカロリー制限にもかかわらず体重は不変だった)
クレアチニン
eGFR
検査結果の表1
検査結果の表2
2月11日
今朝、「やどかり」で東原勝二さんと面談した
(セルフタイマーで撮影した 残念ながら東原さんの目が閉じている チェックを怠ったらダメ)
HbA1c が上下動している理由を尋ねた
下降しているときは自己流の「糖質制限」(出所は覚えていない、たぶん週刊誌という)、止めれば上昇
2011/11/26 の6.2から、2012/3/31 の7.2への上昇は「不摂生」(制限食に耐えられなくなった)による
7.2 になった時点で主治医に「インスリン注射」を自ら希望した
インスリン注射をすれば「食事制限不要」と考えたからだ
幸い、希望は主治医により却下された
その後、気を取り直して「糖質制限」を再度始めた結果、HbA1cは 5.5、まで降下した
しかし、この間も eGFR は減少し続けた
同じく今朝、万波誠先生と電話でお話しした
「糖尿病性腎症が改善したのは聞いたことがない」と言われた
万波先生は「腎移植術」の第一人者、市立宇和島病院時代の同僚です
現在は、宇和島徳洲会病院で活躍されています
先生は自ら執刀する患者全員に、拙著「糖質ゼロの食事術」「糖質ゼロの健康法」を推奨されています
せっかく腎移植が成功しても、術後、血糖値コントロールができなければ移植腎が不全に陥るからです
第2、第3の東原さんの登場を願って、新たな試みを始めました
下記のパンフを作成し、toshitsu-zero 実践・成功者に配布をお願いしております
「体の悩み」無料相談室
お医者さんにかかっているのに良くなったと思えない
むしろ悪くなっているような気がする
薬を飲み続けても大丈夫なのか心配だ
主治医に質問したいが叱られるのが怖くて出来ない
だから
今のままの治療で良いのか、ほかの医者にとことん聞いてみたい
そんな人のための相談室です
〒894-0041 名瀬朝仁新町3-13 ゲストハウス「やどかり」内
釜池豊秋(かまいけとよあき)
携帯電話:090-8690-5105
E-mail: shizen@basil.ocn.ne.jp
URL: http://kamaikeclinic.blog76.fc2.com/
来室できない方には出張相談が可能です
ただし、交通費は実費を申し受けます
奄美島外にお住み方の相談にも応じます
ただし、あくまで「面談」でお願いします
電話、FAX、E-mail、郵便での相談には応じかねますのでご了承ください
アマリールをやめたことが、クレアチニン値改善の原動力と考察いたします。
糖質zeroにすれば、当然アマリールはやめなければなりません。
釜池先生のブログに腎障害が可逆的であることが示され嬉しく思っています。
ネシーナを内服し続ければ、数ヶ月後に、クレアチニン値上昇(GFR低下)が観測されるでしょう。
そして、ネシーナをやめるか、メトホルミンに変えた時に、腎機能改善を経験することになるでしょう。