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【プロ野球】

ホールトン またぶち壊し 巨人交流戦2度目の3連敗

2013年6月1日 紙面から

1回裏1死三塁、井口(後方右)に10号2ランを打たれた先発ホールトン=QVCマリン(武藤健一撮影)

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◇ロッテ4−3巨人

 波に乗れない。巨人の歯ぎしりするような展開は戦いの場を千葉に移しても同じだった。1点を追う9回は2死二塁まで攻め込んだものの、最後はロッテの守護神・益田に坂本が右飛に抑えられて試合終了。交流戦では2度目の3連敗だ。

 「もう少し安定した形でスタートしてほしかった」と先発のホールトンの乱調を取り上げた原監督。1回、井口にいきなり10号2ランを献上。これではチームに勢いが出るわけがない。打線については「粘り、何とかしようというのが出てきている」とみるだけに、ホールトンの背信が余計にもどかしかった。

 4月は先発が着実に白星を積み重ねた巨人。交流戦に入って、勢いが消えてしまった。この日もホールトンが3イニング2/3で6安打4失点KO。5月17日の西武戦(東京ドーム)で自身が勝ってからローテ投手に白星がない。その上、この3連敗中はすべて先に失点。勝つための形が作れていないのが、チームの現状だ。

 「問題は先発だけですよ」と川口投手総合コーチ。ホールトンについては「次は大事なゲームになるでしょう」と生き残りへのラストチャンスとなることを示唆した。疲労がたまる時期だが、今が踏ん張りどころ。6月最初の試合はチームトップとなる5勝を挙げている菅野が先発。安定感抜群の投球を誇るルーキーに好転への希望を託す。 (川越亮太)

 

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