山形のニュース

死亡大学生は刺殺 背中に傷、死後数日 酒田

 山形県酒田市高見台2丁目のアパートの一室で29日、死亡しているのが見つかった男子大学生の体に刺し傷があったことが分かり、酒田署は30日、殺人事件と断定し、捜査を始めた。
 同署捜査本部によると、殺害されたのは、この部屋に住む山形市出身の東北公益文科大(酒田市)2年設楽亮介さん(19)。
 同署が30日に司法解剖した結果、背中を鋭利な物で刺されており、死因は臓器損傷と判明。うつぶせで倒れており、頭にも殴られたような傷があったという。死後、数日が経過していた。
 部屋の玄関や窓の鍵は閉まっており、密室状態だった。鍵をこじ開けたような形跡はなかったという。
 設楽さんは1人暮らし。家族から「今週初めごろから連絡が取れない」とアパートの管理会社に電話があり、同社のスタッフが様子を確認しに行って遺体を発見した。
 東北公益文科大の担当者は「明るく真面目な学生だった」と述べた。


2013年05月31日金曜日


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