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政府諮問会議 社会保障費見直しを提言
5月28日 5時7分

政府諮問会議 社会保障費見直しを提言
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政府の経済財政諮問会議で、民間議員は、中長期の経済財政運営の指針となる「骨太の方針」の取りまとめに向けて、来年度以降の予算編成で社会保障費を見直すなど、財政再建への取り組みを打ち出すよう提言することにしています。

政府は、中長期の経済財政運営の指針となる「骨太の方針」を来月14日に閣議決定する方針で、経済財政諮問会議で詰めの検討を進めています。
こうしたなか諮問会議の民間議員は、経済の再生と財政健全化に関する提言をまとめました。
それによりますと今年度は、安倍政権の経済政策の効果が広く国民に感じられるよう、賃金の上昇や雇用の拡大などに取り組み、来年度は消費税率の引き上げの影響を考慮し、住宅ローン減税の拡充などの措置を講じるよう求めています。
一方で、経済の再生を確実にするためには国債に対する信用を維持し、長期金利の上昇を抑える必要があるなどとして、来年度以降の予算編成では、社会保障費など、義務的経費を含めて、踏み込んだ見直しを行うとともに、地方財政も、国と歩調を合わせて抑制を図るなど財政健全化への取り組みを打ち出すよう求めています。
政府は、この提言について28日の諮問会議で議論し、「骨太の方針」に反映させる方向で調整を進めることにしています。

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