2012年5月のこと 前月へ 戻る 次月へ


1日(火) 今月は目黒から

 月が変わって5月、仕事の状況によっては9連休もありでしたが、去年に引き続き今年もカレンダー通り。
 あれこれ文句を言っていないで自分を磨くことに時間を使った方がずっと楽しい。
 いや、何が楽しいかは人それぞれ、他人の言動にあれこれ文句を言ったり間違えを見つけたりするのが楽しい人もいるかな。

 月が変わったので再び中本全本支店巡り、スタート。
 中本に通い出してまだ数年なので、あくまでもお店側が決めることではあるけれど、自身では常連だとは全く考えたことはなくて。
 だって常連さんって何にも言わなくても料理が出て来たり、新しいメニューの試食ができたり、特別なサービスがあったり、色々といいことがあるんでしょ。
 私の何十倍ものお店にお金を使っているわけだから、そのくらい当たり前なんじゃないかなあ。
 そんな常連さんに憧れて「常連でーす」といきがってみることもあるけど、自分で言っているウチは常連なんかじゃないと思う。
 さて、「目黒にいますから」と言われてほいほい向かってみた蒙古タンメン中本目黒@目黒(品川区上大崎)。
 GWの谷間と言うこともあってか店内がらがらで、ガラス戸越しに大前店長さん顔見知りの店員さん見つかってしまい、どうぞどうぞと店内に案内されてしまいました。
 うーん、そっと耳打ちしてくれるくらいでいいだけど、他のお客さんから見たら「目黒店に良く来るお客さん」に見えてしまうじゃないですか。
 食券を買うとすぐ空いている席に案内され、ビール350円お冷やを飲みながら四方山話を。
 あと一時間以上いるはずだったのでタイミングを見て調理をされるのかなぁと思っていると、もう上がる時間とのこと。
 どたばたとお話を聞いて、また近いうちにと挨拶して、再会を誓って。
 今月の限定メニューである冷し味噌卵麺900円のサービスチケットで野菜大盛り、谷井さん作。
 冷し味噌卵麺は大好きな料理の一つで、本店と新宿店ではレギュラーメニュー、目黒店では年数回販売される準レギュラーメニュー、他店でも販売されたことがあるような気がするけど調べないと分かりません。
 料理名から分かるように味噌卵麺のつけ麺版ですけど、つけ汁が味噌卵麺のスープより濃いめに仕上げてあります。
 先ずは炒めモヤシから食べると辛さを強調しているほどではなく、旨さもかなり来ていてとても美味しいです。
 しばらく食べてからサッポロ製麺の中太麺を手繰ってスープに浸け、美味しく頂きます。
 最近は小食気味なので麺少なめをお願いすることが多いのですが、絵的にどうよということもあるので、今日はフルサイズの1.5玉、小麦色がまぶしいです。
 一時期、男所帯だった目黒店も女性店員さんが増えつつあり、女性客向けと思われる髪留めも用意されていて、女性客も入りやすい雰囲気になってきましたね。
 スルッと食べてしまってご馳走様、また、食べに来ます。

 続けて渋谷店へ。
 地下に下ってお店に行ってみると溢れんばかりの待ち客、GWの谷間ということは関係あるのか。
 顔馴染みの店員さんが客対応をされていたので「限定メニュー、ある?」と聞くと、「さっき売り切れちゃいました」とのこと。
 うーん、出直すか。


2日(水) 西新宿の名店

 中本15店舗目の開店が発表になりました。
 今度は東村山市ですか、定期券圏外なのでとても遠く感じますが、自宅から向かえば亀戸や大宮よりも近いようです。
 楽天ブログをやっていたころ、何度か食べに行ったのでそれなりに土地勘はあるけど、仕事帰りはキツイかなぁ。
 16店舗目の開店はいつかなぁ、今年中にあるのかな、店長は誰かなぁ。

 週に一度位を目処に(行かれないと分かっていても)新店(しんみせ)をチェックするのですが、麺処花田の神田店が近々オープンするとのこと。
 ひょっとして既にオープンしていたりするかもと、事務所から20分ほど歩いて向かってみるともう数日はかかりそう。

 さて、ビーハイブゲンキノモト@新日本橋(千代田区日本橋本町)。
 お昼に来たことは何度かありますが、いつも外待ち数人で見送っていましたが今日は外待ち無し。
 ガラス戸越しに店内を覗くと店内待ちもなさそう、思い切ってドアを開けてみると空き席もあるほど。
 入ってすぐ左手の券売機を見ると限定メニューを除けば手打ち中華そばのみでトッピングバラエティ、「夜は飲めますよ」的に日本酒、焼酎やおつまみのメニューもあります。
 カウンター5席にテーブルが10席ほどの店内は半分ほど埋まり、空いていたカウンター席に座って食券を女性店員さんに渡し、何気なく厨房を見上げると斎藤さんじゃないですか。
 ああ、そうか、六本木店は他の人に譲ってしまったから、ビーハイブの味はこの店でしか味わえないのか。
 何かを目指して上京されたとは思うのですが、やり遂げてここにいるのかな、志半ばで機をうかがっているのかな。
 そうこうしているウチに手打ち中華そば750円、白河ラーメンらしからぬ真っ白な丼。
 丼は違っても丸鶏と豚骨をバランシングした旨味十分な醤油スープ、こんなスープを味わったら次の日も外待ちしちゃうよね。
 麺茹では深ザルですが湯切りは平ザルを使っていた手打ち中太平打ち麺、スープによく馴染んでとても美味しく食べられます。
 一度燻製されてから仕込んであると思われるチャーシュー、私のような年配にはこの程度の大きさがちょうど良いですけど、一般的にはもう少し大きい方が受けがいいですね。
 トッピングには麺のように細いメンマ、板海苔、ほうれん草となるとも忘れていません。
 スルッと食べてしまってご馳走様、ああ、美味しかった。

 夜は雨の中を麺屋翔@西新宿七丁目(ホームページ)、先月は生来の怠慢で訪問できませんでした。
 店内に入ると店主さん以外の店員さんが働いていて思わずにっこり、昼間の方と違うのはちょっとあれですけど、何はともあれ2人体制は喜ばしいです。
 さて、春の水曜日限定メニューは媛っこ地鶏の塩ラーメン800円、先月までは「1ヶ月限定」でしたが、「1ヶ月だけでは短い」とお客様からのリクエストに応えて数ヶ月販売するそうです。
 その間でも何かひらめいたら限定メニューを発売するとのこと、楽しみですね。
 また、金曜限定の味噌らーめんが終わって、リニューアルした味噌らーめんが夜の部限定で始まりました。
 味噌ラーメンが好評なので、スープを根本的に見直して夜の部だけですけど毎日販売するとのこと。
 一度に二杯は食べられないのでどうしようかと思いつつ食券を買い、満席かと思われたカウンター席に一つだけ空いていた席に腰掛けました。
 厨房を見るとGWの予定が貼り出してあり、明日と明後日は他店のヘルプ、土曜日は店内改装、日曜日から通常営業とのこと。
 麺茹でを眺めると麺茹で機が替わっていて、それに伴って他の調理器具も交換したようです。
 お客さんが空いてきたのでああじゃない、こうじゃない、と四方山話をしつつラーメンが出来上がるのを待ちます。
 先客とほぼ同時に手渡された香彩鶏だし味噌らーめん800円、「新しいぶどう酒は新しい革袋に」がごとく、新しい丼にて提供されました。
 あくまでも従来の味噌スープベース、かと思ったら、赤味噌と白味噌のブレンド味噌に鶏白湯スープ、ありそうでなかった組み合わせに私自身が初めてです。
 すっきりした味わいで美味しいじゃないですか、翔らしく生生姜も効かせてあります。
 スープを炒める時に挽き肉、玉ねぎ、もやしも一緒に炒めてあって味に深みがあります。
 麺はカネジン食品に特注したのかなと思ったら、真っ黄色で細くて縮れていて、ひょっとしたらと店主さんを見上げると「森住製麺にツテができまして」って、ツテがあるだけじゃ仕入れはできないでしょ。
 チャーシューはサイコロ状の豚肉、白髪ネギと青ネギを盛り付け、唐辛子を軽く振ってあります。
 はぁ、美味しい、息つく間もなく食べ終わってご馳走様でした。
 卓上を見ると愛の貧乏大作戦に出演した三店のスタンプを集めると、もれなくTシャツがもらえるキャンペーンのカードが置かれていました。
 ここと味一は簡単だけど、飛天@八潮にどうやっていくかだな。


3日(木) 多摩地方で3軒

 ふと手にした多摩のラーメン本を見ていると、いてもたってもいられなくなり、どこに行こうかと急遽検討します。
 続編が何冊も出ているバイブル的な本、掲載店の何軒かは既に閉店しているので気になるお店をネット情報や食べログで営業時間をチェックします。
 食べログが一時話題になった時、「食べログの店数やランキングは信用できない」と言う人がいましたが、それは今まで信用していたと言うことなのかな。
 他人が言う話しを真に受けること自体が私は信じられないし、ランキングや店数は必ず組織票があり操作されるもの、でしょうし。

 新秋津から大雨の中を秋津駅へ、何度かこの駅にも来たことがあるなぁ。
 秋津駅で中本秋津店の求人広告のポスターを撮影していたら大前店長とばったり、30分ほど立ち話してしまいました。
 西武池袋線秋津駅から所沢、東村山、で乗り換えて小川駅へ。
 この辺りは今でこそ西武鉄道とJRに統合されていますが、多くの事業者が思い思いの鉄道を敷設していた歴史的経緯により非常に入り組んでいます。
 パッと見ただけでは「どのルートで行けば一番早く着けるか」が分かりませんけど、地元の人は経験的に分かっているだろうし、私のようなよそ者は5分10分急ぐ必要は無いし。
 小川駅から線路と平行に北上すると九州ラーメンいし@小川(東京都小平市)が見えてきます。
 手元の多摩本では駅から徒歩1分のブリヂストンマーケット内とありますが、そんなマーケットはとっくにありません。
 ランチタイムど真ん中ですが先客後客無しで来店中はずっと貸し切り状態、それでも店主さんは高菜の仕込に余念がありません。
 私の来店に気づかれると「いらっしゃい」と歯切れのいい挨拶をして頂き、後々のことを考えて調理場の目の前に座り、オーダーの言葉に重ねるようにお冷やを出していただきました。
 奥に細長いカウンターのみの店内で15脚の丸椅子が並べられていて、目の前の壁に大きな液晶テレビが掲げられ、ちょうど本谷さんがいいともに出演されていました。
 ラーメンを茹でている時の眼光の鋭さがそんじょそこらの店主さんとはまるで違います、卓上のカスターセットは相当年季が入っていますが、滴一つ見当たらないテーブル、チリ一つ見当たらない床に想像も出来ないほどの営業経験を感じます。
 おまちどおさま、とラーメン600円。
 「見るからに」との形容詞を付けることができない程度の薄っぺらい食べ歩き経験ですが、このラーメンが本物の久留米ラーメンか東京ナイズされているか位は分かります。
 「鼻をつまむほどの豚骨臭(店主さん談)」はなりをひそめてはいますが、持っている実力は隠しようが無く、じわじわと忍び昇ってくる豚骨の旨味。
 食べている途中で勇気を振り絞って卓上の自家製ラー油を合わせてみましたが、こちらもとても旨いです。
 麺は九州ラーメンにしては太めで縮れていますが、「本当の久留米ラーメンは縮れているんだよ(店主さん談)」と言われればスープの持ち上げに本物さが垣間見られます。
 大きめのチャーシューにはしっかり味が付いていて、青ネギ、ゆで玉子、そして初めっから入っている紅生姜。
 卓上を見渡すと九州ラーメンを標榜するお店では当たり前に置かれている紅生姜と辛子高菜が見当たりません、「言ってくださればサービスしますよ、卓上には置いたら風味も味わいもあったものじゃない(店主さん談)」との話しに全くその通りだと思います。
 食べ終わった頃に目の前で高菜を炒め始めた店主さんに「お店、移転されたんですよね」と声を掛けると、「ああ、4年前になるかな」と答えていただき、「わざわざラーメンを食べるために遠くまで行かれるよね」と言われるまで話し込んでしまい。
 一度、作りたての辛子高菜が食べてみたくなって、この後に三杯のラーメンを食べる予定でしたが忘れることにして、ビール700円とおつまみ辛子高菜250円をお願いしました。
 目の前で大きな中華鍋で炒め上げたばかりの温かい辛子高菜、こんなに美味しいと知らなかったし、こんなに作って大丈夫かと聞くと「近所の人はお土産に買って帰るので明日はまた作らないとダメだよ」とのこと。
 誰もお客さんが来ないのをいいことに一時間近く話し込んでしまったけど、帰り際にどうしても気になったことを尋ねてみることにしました。
 「なんで”いし”って言うんですか」との問いに「お店を開店する時に知り合いに相談したら『石橋だから”いし”でいいだろ』と言われた」とのこと。
 石橋ってと驚く私に、いや、(ブリヂストンとは)関係ないんだけどね、と。
 ご馳走様でした、お子さんはお店を継がないらしいので一代限りとのこと、ああ、閉店される前のもう一度食べに行きたい。

 雨の中をアイフォーンのマップ機能頼りに歩くこと23分、清水六丁目の交差点を曲がると郊外店にしては小さめのラーメン屋の待ち行列が目に入りました。
 なんか変だとよく見てみると、ラーメン屋さんが2軒並んでいるじゃないですか。
 ひょっとして京都の名店よろしく2軒必食なのか、それとも片方がセカンドブランドなのか、慌ててググる。
 狼煙屋@東大和市、初めての東大和市のラーメン屋で東京都の未踏の市町村はこれであと2市を残すのみです。
 半分ほどの店先は開け放たれていて、10席ほどのカウンターの周りには所在なげにお客さんが待っていました。
 先に食券を買うように案内されて券売機に向き合って、券売機左上の法則よろしく、ボタンをポチッと。
 醤油を基本に塩、味噌、つけ麺、濃厚と揃っていてG 系のメニューまで用意されていますが、驚くのはメニューの豊富さではなくトッピングの少なさです。
 チャーシュー増量しかなく、味玉、ネギ、メンマなども用意されていないのはどうしてなのだろうか、現金で増量出来るのかも知れない(未確認です)。
 入口近くの席に案内され、お冷やを飲みながらラーメンの出来上がりを待ちます。
 程なくしてらーめん650円、茶系の豚骨醤油ラーメンの麺相です。
 割り箸を差し入れて麺を手繰ってす啜ってみると、どちらかというと細麺が実に歯切れ良く、するすると食べられます。
 スープは醤油ダレにじっくりと煮だしたトンコツスープを合わせ、ほどほどの魚粉を馴染ませてあって実に美味しい、わざわざ車で食べに来る気持ちがよく分かります。
 チャーシューはベーコンに似た形状でいい感じ、なると、薬味ネギ、板海苔、そしてスタンダードで味玉、味玉が美味しかったなぁ。
 途中で刻み生ニンニクを入れてみましたが、これが実にいい感じ、刻み玉ねぎがあればもっと良かったな。
 ご馳走様でしたと挨拶すると、ありがとうございましたと顔を見ての挨拶して下さって、気持ちよくお店を後にしました。

 探せばバスもあるでしょうけど、ぶらぶらと30分ほどかけて八坂駅へ。
 同じ駅に戻ってもつまらないので、時間にして10分ほどしか変わらない駅にしたのですが、西武多摩湖線って単線なんだ。
 神奈川には単線があるけど東京にはないのかなと勝手に思い込んでいましたが、こんなところで出くわすとは。
 でも先発は新宿線でしたので、萩山で乗り換えて国分寺へ。

 おお、この辺りには一度来たことがあるぞと思い出しながら、マックで休憩。
 お客さんの殆どが高校生だったので、おじさんは1人で浮いていました。

 立川で南武線に乗り換えて谷保で下車、比較的時間の制約が無いので駅から遠いお店に歩いていこうと。
 ここでもアイフォーンのマップ機能頼りで向かっていくと、15分と掛からずに博多長浜夢竹ラーメン@谷保(東京都国立市谷保)に着きました。
 お店は駅から歩いてくるお客さんは全く想定しておらず、日野バイパスを走りすぎるクルマ客目当てでしょうから駐車場などが気になるところですが、私のブログを見てお店に行く人はいないでしょうから割愛します。
 夕方近くになっていたこともあり、「夕方より店内注文でお願いします」と券売機に貼り紙があり、飲み客(ってことは徒歩客?)や替え玉のし易さを考えてのことかなと思ったら「(入口を何度も開け閉めすると)蚊や蠅が入ってくるからね(店員さん談)」とのことです。
 U字型のカウンター12席に4人掛けテーブル3卓は半分以上のお客さんで埋まっていて、何種類かのマンガの単行本が揃えてあり、大きな液晶テレビが壁に掛かっていました。
 メニューはラーメン、つけ麺、ジャージャー麺の3種類で、いずれも食べてみたかったけど、先ずは基本からと。
 少し待って長浜ラーメン630円、真っ黒い丼に九州ラーメンは珍しいですね。
 豚骨臭に包まれながら食べてみるとかなりさっぱりした味わいで、ラーメン好きが足繁く通うと言うより家族連れで食べに来るという味わいです。
 極細麺はするすると食べ進められる自家製麺、いい小麦を使って丁寧に打っているのが伺えます。
 小さめのチャーシュー、細切りのキクラゲ、青ネギ、板海苔、途中から卓上に用意されていた紅生姜、辛子高菜を合わせていただきました。
 ご馳走様でした、美味しかったです。

 来た道と違う道で駅まで戻り、登戸経由で帰宅しました。
 途中から雨が上がり、明日は晴れそうだなぁと。


4日(金) 渋谷と町田

 昨日の雨がすっかり上がって快晴、愛犬は私の姿を見つけて散歩に連れて行けと楽しそう。
 あんまり遠くに連れていけなくてゴメンな。
 毎日家族に連れ出してもらっているんだから休みに日くらいは近場でいいだろう、とは人間側の都合ですね。

 出掛ける段になって雨が降ってきたので、傘を差して、と。
 傘立てにずっと立てかけてある壊れた傘、壊れたんだから直すか捨てればいいのに、思い出が詰まっているので手を付けられず。
 滋賀遠征の時、大津駅を降りた途端に振ってきた雨に驚いて、近くのスーパーで買い求めた傘、大雨の中を一緒に滋賀を食べ歩いた傘。
 いつまでも後ろを向いているわけにはいかないよな。

 渋谷に着いても雨が降っていたけど、井の頭線高架下から渋東タワーまで最短距離では10歩くらい。
 地下2階にエスカレーターで下ってみると、蒙古タンメン中本渋谷@渋谷(渋谷区道玄坂)の店先には一昨日より多い人だかり。
 バリアフリー(でもないか)なのでベビーカーを押して店内に入るお客さんもいて、ざっと辺りを見渡すと自分が最高年齢者のようです。
 歳は取りたくないけど取らなくて済む人はいないし。
 今月から始まった渋谷店限定メニューのジャージャー麺、麻辣麺には先月で販売終了しました。
 ジャージャー麺とジャジャメンは似ているけど違うメニューで、簡単に言うとジャージャー麺(炸醤麺)は中華料理でジャジャメンは日本料理、とはいえお店もマスコミも「美味しければどっちでもいいだろ」的なノリでかなり混同しています。
 しばらくして店内へ、調理場には昼番担当の倉井さん、着ているTシャツの左肩には「副店長」の銀の刺繍がキラキラと入っています。
 なぜかここ最近はその調理場の目の前の席に案内されることが多く、今日は三番席、左隣は女性2人客で五目蒙古タンメンに定食を食べていました。
 ずっと調理場の目の前の席が多かったのですが今日は店内奥のカウンター左端近く、6人掛けのテーブル席では20代前半のお客さんが楽しそうにお喋りしているし、座った左隣は女性2人客で五目蒙古タンメンに定食を食べていました。
 サービスチケットで烏龍茶をいただき、顔見知りの店員さんに「いつももの凄く混んでいるね」と声を掛けつつ、ラーメンの出来上がりを待ちます。
 お待たせしましたとジャージャー麺700円、先月食べ損ねた爆々飯210円、最後の仕上げ用にヒヤミスープ(冷し味噌スープ)170円。
 このメニューは(も)倉井副店長考案であり、仕込もやっているはず。
 全体を良くかき混ぜてから食べるわけですが、ジャージャー麺を食べる度に不思議に思う「なぜキュウリなのだろうか」のわだかまりは今回も払拭できず。
 たっぷりの豚挽き肉と大きめにスライスした筍、椎茸を中本秘伝の味噌ダレで餡仕立てにして乗せてあり、細切りキュウリがあしらってあります。
 その餡を受け止める麺は特製極太麺(以前、渋谷店でも販売していた冷し肉醤麺の太麺)、ここまで太麺のジャージャー麺は他店で食べたことがありません。
 麺は冷水でしめたままで食べ出した時は冷たく、食べていくウチに暖まっていく変化を楽しみます。
 辛さは殆ど感じられず、美味しい、美味しい、食べているウチにあっという間に麺が無くなってしまいました。
 食べている途中で手隙になった倉井副店長さんが近くにいらっしゃって、新しいエビ味噌のスープの味見をお願いされました。
 随分と濃い味に仕上げてありますが、これはこれで食べてみたいです。
 途中で食べた爆々飯の北極越えの辛さはそのまま、目黒か新宿で売り出せば大当たりかも知れませんが、渋谷のお客さんにはどうなんだろう。
 慌てて食べたので多めに餡が余りましたが、それはそれで想定済みです。
 あらかじめ注文しておいて冷めていい感じになったヒヤミスープを掛け、中本風チータンタンの出来上がり、生卵があれば完璧なのですが。
 ※チータンタンはジャジャ麺の残り味噌を中華スープで溶かして楽しむ食べ方であり、ジャージャー麺の残り餡をスープで溶かすのとは違いますけどね。
 というか、ヒヤミスープには辛子肉が入っているので、掛ける時はレンゲでスープだけすくって掛けないと。
 レンゲですくって美味しく頂き、ご馳走様でした。

 来た道をそのままなぞって町田へ、大雨の影響で電車が遅れていました。
 友達のツイートに導かれるようにど・みそ町田店@町田市原町田、毎月いきたい気持ちが一杯なのに今年2回目のていたらく、情けない。
 知らないうちに隣の空き家にうどん屋さんがオープンしていたので、うどん好きの友達と是非食べに来たい。
 もう一軒隣のロックンロールワンは某雑誌や某サイトで「GWに行きたいお店」で紹介されたのにも関わらず横浜高島屋出展中でお休み、何人かのお客さんが店先まで来て引き返していました。
 朝ラーで販売していた醤油ラーメンが販売終了し、つけ麺の販売が始まっていました。
 店員さんは副店長から店長に昇格した角野さんと見かけない若い店員さん、ゆっくり話しでもしようかと時間をずらして訪問したのに先客後客ともバラバラといらっしゃって殆ど話ができませんでした。
 以前のような(私のとっての)居心地の良さは減っていくでしょうけど、いつも賑やかで地元人に愛される名店になってしまいました。
 食べたのは5月限定メニューの煮干し香る油そば850円、味噌はあんまり関係ないかな。
 『背脂の甘味と、煮干しの味と香りをじっくりと閉じ込めた香味油の相乗効果で、一味違った油そばをお楽しみ下さい』と告知ポスターにあるように、ふんわりといい香りがする油そばです。
 ドンブリの底にタレを沈め、浅草開化楼製麺の(ラーメンメニューと同じ)平打ち麺を1.5玉用意し、麺の上にはたっぷりの茹でもやし、万能ねぎ、刻み玉ねぎ、フライドガーリックのチップ、そして背脂が掛けてあります。
 全体を良くかき混ぜて食べるとこれが美味しい、スタンダードメニューが美味しいとこういう変化球も美味しいんですね。
 油は意外とべと付かずにするすると食べられますが、途中で味を変えたいところ。
 卓上の山椒や唐辛子でもいいのですが、無料サービスの刻みニンニクと卵黄を回しかけて食べるとこれがまた美味しい。
 結構ボリュームがありましたが、スルッと食べてしまってご馳走様でした。

 帰りは雨が上がっていたので、傘と決別。


5日(土) 都内巡回

 今日は土曜日限定営業の六厘舎大崎本店に行ってみました。
 大崎駅に着いたのは8時半過ぎ、西口は驚くほど変わっていて、空に届くほどのビルも建っていました。
 整理券を事前に配布して店外待ちを無くす(減らす)作戦ですが、作戦開始当初は始発直後の5時から配布開始だったのでラヲタではない私は見送り、今日は朝の9時から配布開始と知り、そろそろ食べに行くかなと。
 別に1番じゃなくてもいいんだけどどんな感じなのかと様子見で15分前に行ってみると、もう10人以上並んでいるじゃないですか。
 店の日陰側に並んでいると近隣住民の車の通行の邪魔になってしまいました、私の邪魔した1人です、申し訳ありません。
 じっと待っていると(こんなに並んでいるのを知りながら)時間通りに整理券が配布されだしました。
 整理券を受け取る時に仮オーダー、最安値のつけ麺代(850円)を払っておき、後でトッピングや麺増し代を払う仕組み。
 たまたまファーストロットの12人目に滑り込み、整理券には11時に来るように印刷されていましたが、次の人は私の30分後に案内されていました。
 近場に二時間近くの時間をつぶす店はないので、大崎駅付近に戻るかと思いつつ、戸越銀座のマックで待機。

 指定された時間の10分前に戻ってくると、お店の隣の空き部屋にパイプ椅子が並べられていて、既に待っている人もいました。
 時間になると店員さんが来て番号を順番に読み上げて再オーダー、メニューは閉店前と同じでつけ麺と辛つけ麺のみ、中華そばは販売されていないようです。
 オーダーが終わると「もうしばらくお待ちください」と言われ、11時30分になったところで番号順に店内へ案内されます。
 整理券は引き取られないので、記念に持ち帰っていいみたいですね。
 奥から順番に座るように案内され、席に着いたら自身で水汲みして出来上がりを待ちます。
 30分近く前にオーダーを通していて早めに麺茹でしていますが、先頭の人でさえ座ってから10分程度待たされていました。
 つけめん850円、ここでつけ麺を食べるのは何年ぶりだろうか。
 開店当初はそんなに並びがきつくなかったので何度か来たんですけどね、名前が売れ出してからは無理でした。
 つけ汁は随分と温く、麺の猛々しさはすっかり影をひそめ、「俺の魂のつけ麺」というコピーからは想像も出来ない味わい。
 通称「筏」と呼ばれる魚粉を載せた板海苔は、いつまで経っても沈まないほどの量で、質の悪いコピーを見ているよう。
 チャーシューは二枚入っていましたが平凡、メンマが目立たないほどほぐしブタ入り、刻みネギになると。
 味は芸術の域に達していて、薄いとか濃いとか、多いとか少ないとか、熱いとか温いとか、そういう尺度で味わってはダメなつけ麺。
 六は六であって六以上でも以下でもない。
 「濃かったら言ってくだされば薄くします」と言われたスープ割りは濃い薄いではなく温くて、うーんと、どうしたものだろうか。
 スープ割りもお願いし、一滴残らず飲み干してご馳走様でした。

 夕方まで時間があるので、都内をぐるりと回って牛丼太郎の店舗写真撮影。
 目黒から三田線で本蓮沼
 本蓮沼から三田線で春日、後楽園から丸ノ内線で茗荷谷
 茗荷谷から丸ノ内線で後楽園、春日から大江戸線で練馬
 練馬から大江戸線で西新宿五丁目
 西新宿五丁目から大江戸線で中井、落合から東西線で高田馬場
 高田馬場から東西線で日本橋、日本橋から浅草線で五反田
 五反田から東急池上線で蒲田

 途中、店先を通りかかったので、しばらくぶりに立ち寄ってみました。
 味噌麺処 花道@野方(中野区野方)、開店当初には何度か通いましたが随分と足が遠のいてしまいました。
 がらっと戸を開けると満席、おっと、と引き返して外で待つかと足を引くと「食券をどうぞ」と案内されたので「先に食券だけ買うスタイルか」と券売機に向かいました。
 店内は程よくクーラーが効いていて気持ちよく、さて、と振り向くと「こちら、ご相席でお願いします」と案内されました。
 カウンター6席に4人掛けテーブルが2卓、のテーブル席に案内されたので調理風景が見えにくいです。
 厨房では相変わらず垣原店主さんが中華鍋を振り、若い男性店員さんが2人、盛り付けやら配膳やらをサポートされていました。
 気温が高い中を結構歩いたのでお冷やをごくごくと2杯飲んでから一息付いて、店内を見渡すと大きなポスターがあちこちに貼ってありますね。
 出展したラーメンイベントのポスターや掲載されたラーメン本のコピーに混じってお店のカレンダーが貼ってあり、年末にはお得意さんに配るのでしょうか。
 随分と待って辛味噌ラーメン750円の麺少なめ、番長は復活しないのかなぁ。
 味噌という動物の骨があって、その骨から煮出したかのような一体感のある濃厚豚骨味噌スープにうっとり。
 とろみも含めて開店直後とは比べようもないほど美味しくなっていて、辛さが随分押さえられていたことも忘れてしまうほど。
 辛くなかったら卓上の唐辛子粉を入れようかとも思っていましたが、このままでいいやと。
 太目の縮れ麺もスープの進化についていてさらに美味しくなっています。
 トッピングは花道のラーメンの特徴である半生のシャキシャキもやし、店内の説明書きによれば埼玉県和光市の「やまともやし」を使っているとのこと。
 このもやしが実に美味しく、いつもならばスープに沈めて食べるところをそのままむしゃむしゃと食べました。
 少しだけニラも混ぜてあるみたいですね、次回は無料のもやし大盛りをお願いしなければ。
 分厚いチャーシューは食べ応え十分、ぶっといメンマも食べ応え十分、途中から刻みニンニクを加えて美味しく頂きました。
 ご馳走様でした、また、食べに来ます。

 夜は蒲田へ、高田馬場から日本橋で浅草線に乗り換え、そのまま京急蒲田まで乗ると190円の乗り越し料金。
 友達と飲んだのは金春(こんぺい)、蒲田で餃子が一番美味しいお店とのこと。
 何度か町田で会って飲んでいるので飲める人かと思ったらそうでもなく、終始烏龍茶でした。
 羽根付き餃子は大ぶりで皮が厚く、特製のニンニク醤油を付けて食べたらとても美味しかったです。


6日(日) お年始

 午前中に愛犬の散歩。
 今日は少し遠くまで回ってきました。
 かなりの日差しに、ちょっと驚いたな。

 朝ごはんと昼ご飯を軽く済ませ、夜ご飯用に残ったご飯をトマトケチャップで炒めてチャーハンを作りました。
 まあ、こんなチャーハンなら私でも作れるんだから誰でも作れます。
 ピーマンに殆ど火が通っておらず、家族には悪いことをしました。

 どこで食べたか忘れましたが、パソコンの中にあった杏仁豆腐の写真。
 昔は甘いものはまるっきりダメでしたが、今では杏仁豆腐は食べられるようになりました。
 そんなに甘くないというのもありますが、歳を取って食の好みが変わったと言うこともありますね。 


7日(月) お持ち帰り

 お昼はお手製お弁当。
 とてもおかずと呼べる代物ではないけれど、これで1食分助かるわけですな。

 夜は蒙古タンメン中本新宿@西新宿七丁目。
 今月の限定メニューは終日販売として五目ヒヤミ、時間限定メニューとして15時から19時と0時から閉店までの販売が蟹・DE・翔、曜日限定メニューとして月曜日と火曜日の販売が和風黒北極になります。
 こういった限定メニューの紹介は以前ならばお店に行かなければ分からない情報としての価値はそれなりにありましたが、ツイッターが浸透し、お店のメルマガが充実してくれば、ブログでの紹介には殆ど意味はありません。
 極個人的なブログゆえ、極個人的なメモとして。
 随分と来ないうちに店員さんが相当入れ替わっていて違う店のようです、客層も随分と若返ったようです。
 それでも店長さんのエネルギッシュな接客が変わっていないのは嬉しい限りです。
 というか、店長さんは月曜日休みが定番でしたが今夜は出勤されているんですね、色々と事情がありそうです。
 席数を増やしてから店内待ちが少なくなったようであり、食券を買ってすぐの着席、すぐにサービスチケットでお願いしてあった烏龍茶が運ばれてきました。
 烏龍茶を飲みながら店員さんと馬鹿話をしていると、和風黒北極950円の野菜大盛60円が出来上がって来ました。
 野菜大盛りと言っても茹でもやしが多いだけ、それでも見た目が随分と豪華に感じます。
 和風黒北極は2009年5月に中井(現副店長)さん考案の月替わりメニューです。
 北極スープにイカスミを合わせるという、奇抜とも思えるアイデアのなんともない形容しがたい味のスープ。
 イカスミはあまり得意ではないのですが、久しぶりに食べてみたら「もの凄く辛いイカスミ」に仕上がっていてとても美味しいスープに感じます。
 トッピングは北極ラーメンのスタンダードである茹でモヤシに加えてシシトウと温泉卵、途中から温泉玉子を崩してよく混ぜて食べるとこれまたいい感じです。
 サッポロ製麺の中太麺をゆっくりと味わいながらいただき、ご馳走様でした。

 店内待ち数人ということもあり、食べ終わって店長さんとと四方山話をしていたら知り合いが来店されました。
 久しぶりの再会にこのまま帰るのは惜しいので、もう一杯食べることにして一緒に席に座ることにしました。
 もう一杯と言ってもラーメンはとても無理なので、半蒙古丼480円をお願いしました。
 半蒙古丼は蒙古丼のご飯、トッピングの煮込み野菜などが半分のメニューで、それとて食べきれません。
 中本では特に公表していませんが、食べきれなかった分をお弁当の容器に詰めて持って帰ることができますので、今夜は半分ほど持ち帰ることにしました。
 歴史は繰り返す、以前にもこんなことがあったな。


8日(火) 塩スタミナ

 昨日寝たのは三時過ぎ。
 そんな時間に寝たら絶対に起きられないので今までは椅子に寄りかかって仮眠するだけにしていたのですが、なんとも布団で寝たくて「明日、遅刻してもいいわ」と寝てしまいました。
 しかしして目が覚めるといつもの時間、全く意識していませんでしたが、こんなにも仕事に傾倒していたのでしょうか。
 お弁当を詰めようと炊飯ジャーを見ると少なかったので諦めて、事務所近くでお弁当を買って昼食にしました。

 夜は蒙古タンメン中本御徒町@御徒町(台東区上野)、事務所の最寄り駅である神保町駅から電車で向かうと30分弱で160円、歩くと30分強で0円。
 いつ頃からだったか忘れるくらい前から月水金日か樺太丼、火木土が塩スタミナラーメンを販売されています。
 いずれも都度調理メニューですので、その曜日に訪問する時はそのメニューにすることが殆どです。
 どちらを食べたいか意識してお店に向かう日を調整したこともありますが、最近ではそうでもなく。
 いつものように店外待ち10人以上、店員さんに案内されていったん食券を買うために店内に入る時に厨房に目をやると「初めてかも」と思うような店員さんがいらっしゃるじゃないですか。
 それじゃあと券売機の曜日限定メニューのボタンをポチリ、金額調整のミソスープも忘れずにポチリ。
 いったん店外の待ち行列に戻り、少しずつ列が進んで店内へ、奇しくも前回訪問と同じカウンター席へ案内されました。
 サービスチケットでいただいた烏龍茶をいただきながらラーメンの出来上がりを待ちます。
 程なくして塩スタミナラーメン850円、麺少なめでお願いしました。大橋さん作。
 塩味ベースのスープに中華餡がたっぷり乗っているラーメンで、中華餡の調理が都度調理に相当するのですが、今日のはかなり粘度高めです。
 作り慣れていない感がたっぷりですが、タケノコとか豚バラ肉とかピーマンがかなり大ぶりで、これはこれで美味しいですね。
 塩味スープは薄い味付けでさっぱり味、さっぱり味は中本には合わないような気がします。
 滑り止めのヒヤミスープ(半冷し味噌スープ)を合わせておいて良かったと助かる場面でした。
 ご馳走様でした、また、食べに来ます。


9日(水) 池袋にて

 お昼はお手製のお弁当、適当におかずを詰めて、と。

 夜はどこの中本に行こうか悩みながらも蒙古タンメン中本池袋@池袋(豊島区西池袋)へ、ちょっと今月は早かったかな。
 店内は比較的混んでいて、店員さんに挨拶しつつも少し待って券売機へ、さて、何を食べようかな。
 窓側で少し待って、目の前の席、つまり、高山さんの目の前の席にご案内、先ずはサービスチケットで烏龍茶をいただきました。
 ぽつりぽつりと店員さんと話しをしている間に出来上がって来た冷し味噌やさい950円の野菜大盛60円、林主任作。
 林主任の調理物は殆ど初めて食べる感じで、今夜はとても嬉しいです。
 やや火通しの長い野菜は美味しいけれども中本らしさに欠ける。
 スープは味わい濃厚ながらさらりとした喉ごし、美味しいですな。


10日(木) とんこつしょうゆ

 お昼は今日もお手製のお弁当。
 さっと食べられて、さっと仕事に復帰できるけど、気分転換は全くできない。

 終電をすぐ隣で睨みながら、何度か乗り継いで地元に着きました。
 お腹が空いていたので途中下車して何か食べる手もありましたが、それだと終電がもっと身近になってしまうので諦めました。
 さて、ここのところ通っているらーめん福屋@秦野へ、日付が変わったこの時間でも混み合っていて外待ちかと思いました。
 こうなると外待ちするか、諦めて帰るかの選択になりますね。
 諦めないで店内に入ってみると、カウンターに2席ほど空きがありました。
 券売機の左上ボタンをぽちっと押して食券を買い、空いているカウンター席に座ろうとしたら店員さんがお冷やを先に置いてくれました。
 なんとなく見知った顔の店員さんですが、人の顔を覚える能力が著しく劣る私には「いつもの人」と言い切る自信がありません。
 などなど考えていると、カウンター越しにとんこつしょうゆラーメン650円がカウンター台に置かれました。
 じっくり時間を掛けて煮出されているトンコツスープが、夜遅い時間まで煮詰められているのでさらに濃厚になっています。
 自身の好みに応じてお店に訪問する時間を自由にできるのであれば、開店直後、お昼時、お昼下がり、夕飯時、閉店間近、と選べばいいのですが、現実は無理です。
 お店が開店した直後に食べた味わいより随分と美味しくなっていました。
 このスープに太麺が実によく合います、するすると食べられます。
 トッピングのチャーシューは柔らかく煮込んであるタイプが2枚、中太のメンマが数本、一掴みのほうれん草。
 お店近くの学生には量が足りないでしょうけど、私にはこのくらいでちょうど良いです。
 ご馳走様でした。


11日(金) 新幹線移動

 貧乏なので移動の殆どは在来線を乗り継ぐ感じです。
 「新幹線や飛行機じゃ、旅じゃなくて移動だよ」と強がってはいますが、結局の所、お金がないわけで。
 資金が潤沢ならばじゃんじゃん新幹線で移動したいですね。
 ということで、今日は新幹線移動。

 時間がなかったのでお昼は駅弁にしました。
 東京駅構内で購入した深川めし850円、資金は潤沢ですがお弁当代は非潤沢、1000円超えの駅弁が多い中で最安値を選びました。
 あさりご飯、煮穴子、はぜの甘露煮と確かに深川風情たっぷりなのでしょうけど、普段あまり食べ慣れない食材なので出来の良し悪しは分かりません。
  私が駅弁を食べ出した頃には、小さい急須の形をしたプラスチックのポットに熱々のお茶が入っていて、これがまた美味しかったなぁ。

 西明石に着いたのは18時過ぎで、作業場に入ったのは19時過ぎ、大きく出遅れて作業終了は2時過ぎ。
 部下2人は頑張ってくれました。

 そのままホテルで寝るにはお腹が空きすぎているので、何か食べていこうかと。
 コンビニ意外の選択肢は、餃子の王将か吉野家、「温かい味噌汁が飲みたい」との意見で吉野家2号線大久保店
 吉野家の味噌汁は大手牛丼チェーン店では美味しいとは思いますが、わざわざ飲みに行きたいと思うほどの味とは思えません。
 まあ、冗談で言ったのかな。
 私は飯よりガソリンと、席に着くなり「ビールと牛皿」とオーダーすると、「ビールは置いてありません」と言われてしまいました。
 疲れていたのでつい「何でないんですか」とつっかかってしまいました(大人として恥ずかしい)。
 駐車場があるからとの答えでした。
 定食物を頼むのを尻目に牛鍋丼280円をお願いしました。


12日(土) 酢豚

 今朝も懲りずにホテルのモーニング。
 バイキング形式ですのでそれなりのレパートリーが楽しめるとはいえ、連泊していると料理の組み合わせにもほぼ毎日同じなので、味には完全に飽きましたね。
 それでもモーニングが用意されているのにわざわざコンビニやコーヒーショップに朝飯を食べに行く人も少ないでしょう。
 和洋折衷というか、汁物に味噌汁しか用意されていないので仕方なく。

 お昼は食べられませんでしたが、なんとか時間内には終わりました。

 夜は餃子の王将西明石店@兵庫県明石市、別のタクシーで帰ったので「餃子の王将に行こうぜ」と電話してしまいました。
 餃子はしっかり焼いているので出てくるまで時間が掛かり、ビールが飲み終わってから出てくると分かっていてもビールと餃子を頼んでしまいます。
 先ずはビール480円(税込み504円)、グイッと一杯、二杯飲んでも餃子は出てこないので、ザンギ(鶏の唐揚げ)のハーフ240円(税込み252円)を頼んでしまいました。
 後から考えたらキムチにすればすぐ出て来たのにと気が付きましたが後の祭り、ザンギも揚げ物だから時間が掛かるなともう一杯グイッと飲んだところで出て来ました。
 素早くて嬉しい、素早すぎて心配。
 胸肉だけど大ぶりなのが3つも揚げてあってこの値段、さらに千切りキャベツも付いていてドレッシングも掛かっていて。
 想定通りビールを飲み終わった辺りで餃子200円(税込み210円)が運ばれてきました。
 関東(ってどこまで)ではラー油、酢、醤油を好みで合わせてタレを作りますが、関西(ってどこからだろう)では味噌だれが主流です。
 味噌はお店で作ってあるので、お店によって味が違うが面白いですね。
 関西では数軒でしか餃子を食べたことがないので、あちこち食べ歩いてみたいですね。
 で、いつもならここからラーメンに行くところを何となく酢豚480円(税込み504円)、つまりラーメン屋でラーメンを食べませんでした。
 酢豚はパイナップル派ですから入っていないと寂しいのですが、大きめに切り分けた玉ねぎと人参が美味しかった。
 絹さやはどうなんだろう、ピーマンでも面白いと思いますが。
 日本酒320円(税込み336円)、燗つけますかと聞かれたので、ああ瓢箪型の瓶詰めなのかと。
 悪くないですねぇ、料理に合っていますねぇ、1杯目はどうかと思うし、2本飲むかと聞かれたらいいえと答えますが。
 ご馳走様でした、ああ、明日も頑張ろう。


13日(日) 冷麺

 ホテルのモーニング。
 全曜日を食べきってしまったので、どの曜日毎のアタリハズレを考えてしまうけど、日曜日は間違いなくハズレ。
 いえ、「朝はウィンナーだろ」な人には日曜日は大当たり、日曜日しかアタリにならないかも。

 お昼は來來亭明石大久保店@兵庫県明石市、やっと来ることができました。
 平日は社員食堂があるし、土日はセンタの目の前に大阪王将があるので、訪問する機会がありませんでした。
 鶏ガラベースのすっきり正油味がウリですが、どこもかしこも冷やしメニューを販売する季節になってきていて、
 チェーン店系の冷やしは値段相応でレベルが高いですけど、個人店のはほぼ馴染み客向けで、一見さんには何がどうなのかが分かりにくいことが多いですね。
 來來亭は夏季限定で冷麺750円、キンキンに冷やしたステンレスのボウルに盛り付けられています。
 辛めの味噌ダレと太麺の組み合わせは、これからもっと厚くなる季節にぴったりですね。
 トッピングは細切りキュウリ、細切りチャーシュー、刻み海苔とシンプルです。

 夜は12時まで仕事、終わってコンビニで氷結を買ってホテルで飲んで就寝。


14日(月) 夢亀らーめん

 ホテルのモーニング。
 ここのところずっとパン食だったので今朝はご飯にしました。
 ご飯であれば生卵納豆は外せないわけで、焼き魚や漬け物もご飯に合ってきます。
 飲み物はオレンジジュース、アイスコーヒー、烏龍茶、お冷やとあり、殆どがオレンジジュースをいただいています。

 帰りも新幹線、なんとも贅沢です、こんな贅沢していいのかと心配です。
 新幹線でも東京まで帰るには3時間程度掛かるので、駅売店でゴルゴ13本を買ってしまいました。
 隔週発売のビックコミックに連載、偶数月販売のゴルゴ13総集編(B5判)、奇数月13日に販売されるビッグコミック増刊(B6判)、総集編が数ヶ月後に単行本として刊行されるんじゃなかったかな。
 一時間も掛からずに読んでしまって、一眠りしました。

 久しぶりにくまもとらーめん夢亀@経堂(世田谷区経堂)へ。
 経堂駅からちょっと離れていますが、行きすがらの酒屋さんの店先にお店のネオンがあるので営業しているかどうかは分かります。
 店内には数人のお客さん、お店の経営は分からないけど数人が一日中続いていればやっていけるのかな。
 どちらかといえば奥の席に座り、先ずはビール550円でやっと東京に戻ってきましたよお疲れ様会。
 アテに辛みメンマ250円をいただきました。
 大抵のアテはビールに合いますし、大抵のアテはビールが進みますので、今夜もビールが進みます。
 メンマは程々の辛みでコリコリした食感がとても美味しいですね。
 ビールを飲んでいる途中で子供水餃子(3個)250円をお願いしました。
 焼餃子は用意されておらず水餃子だけ、5個版と3個版がありますがつまみとして食べるのであれば3個版がぴったりです。
 水餃子ですのでラー油と酢を合わせてタレを作っていたら、「辛いの、どう?」と聞かれ、辛味餡をサービスでいただきました。
 餃子(点心)はお店の数だけ味があると思いますけど、夢亀の水餃子は皮が厚くてむにゅっとした食感の先に挽き肉の餡がとても美味しいです。
 続いてラーメン食べて帰ろうかと思っていましたけれど、お客さんがちょうど途切れた感じで、それならばとお酒550円をお願いしました。
 開店当初からの静岡の初亀を少し冷やしてあって、ふんわりとした香りとゆるりとしたとろみ、美味しいですね。
 お酒を飲んでさらに話しをしようと思いましたが、次から次へとお客さんが来て、ああ、この時間から混み出すのかと察して、ラーメンをお願いしました。
 ラーメンは熊本ラーメン1種類で、トッピングバラエティのみ、当たるとでかいけど当たるまでは苦戦しそうです。
 程なくして夢亀らーめん700円、今夜はマー油が多めですね。
 「この味が骨の旨味だよ」とばかりに誘う香りに吸い込まれてスープを飲むと、とても私なぞでは表現しきれないほどの美味しさ。
 未熟者ゆえ本場の熊本ラーメンを知りませんが、たとえ本場でなくてもここまで美味しいスープならばこれを熊本ラーメンとすればいいじゃない。
 細麺がさらさらとスープを吸い上げ、次から次へ箸が出ます。
 麺の茹で加減は好みを聞かれますが、店主さんが美味しいと思う茹で加減が一番美味しいと思います。
 チャーシュー、茹でキャベツ、細切りキクラゲに小間切れの万能ねぎ、一つ一つがいちいち美味しいですね。
 ああ、美味しかったとスープまで飲み干してしまってご馳走様でした。
 食べ終わって少し店主さんとお話しがしたかったのですが、帰りの電車までの時間が無くて、逃げるようにお店を出てしまいました。

 今日から営業時間が変わっていました。
 夜のみの営業で平日は平日18:00-26:00、土曜12:00-15:00 18:00-26:00、日曜12:00-22:00となります。


15日(火) 隠れ家

 今日も仕事が終わったは遅かったけど、雨が降っている中をなんとなくわっ家@吉祥寺まで行ってしまいました。
 営業時間が変わっていて、随分と早くから営業されるようですが、その時間を有効活用できそうにはありません。
 先ずは生ビールをいただき、ほんわりと全身の力を抜いて。
 特にお通しはありませんのでそのまま飲むだけ、とはいえ、何か寂しいので何かを頼むことになります。
 値段は普通、特別なメニュー、特別なお酒、はありませんから前回は随分悩んだのですが、今回もかなり悩みました。
 地鶏手羽先焼き500円、何の工夫もせず、そのままがぶり付きました。
 ビールが終わったので日本酒を、銘柄は黒龍。
 日本酒は銘柄売りではなく、店主さんが数本仕入れてあるのを飲むだけ、数本が売り切れたらまた新しいのを仕入れてくるという感じ。
 日本酒が好きなクセによく分かっていない私にぴったりです。

 飲み終わってから蒙古タンメン中本吉祥寺@吉祥寺(東京都武蔵野市)、大前店長がいなくなった以上、無理に昼間に行く必要は無いし。
 厨房に目をやると、「えっ、調理できるの?」と驚いてしまったアルバイトさんがおぼつかない手で中華鍋を振っています。
 まあ、誰にでも初めてということはあるので驚くのはおかしいですけど、どんな味なんだろうかと。
 いや、夜営業に来たのは随分久しぶりなので、少し前から調理をされていたのかも知れません。
 店内で少し待ってから左端の一番入口に近いカウンター席へ、サービスチケットの烏龍茶をいただきながらラーメンの出来上がりを待ちます。
 しばらくして北極の春900円の麺少なめ、味噌スープ(味噌タンメンスープ)170円。
 今夜の調理は福重さん(コウタさん)、調理を見ている限りでは食材の組み合わせと順番を間違えないようにと一生懸命感たっぷり。
 北極スープは吉祥寺店のツートップに遠く及ばず、なんとか出来たての熱さだけは保っている感じです。
 溶き卵とスープが一体感となっていませんでしたが、まあ、何とか食べられるレベルです。
 麺茹では中々で、残りが4分の1になったところで酢を回しかけ、お手製酸辣湯麺にして頂きました。
 ご馳走様でした、ああ、美味しかったです。 


16日(水) 神保町の名店

 久し振りにお昼に外食、お弁当だって外食と言えば外食ですが。
 どこのラーメン屋さんにしようかとウロウロとしていると、何軒かのラーメン屋さんが閉店していました。
 麺処おかじ@神保町、お店の前のカレー屋さんはいつものように大行列ですので一度食べてみたけど、私には並ぶだけの良さが分かりませんでした。
 さて、お店に入ろうとしたらガラス戸に新メニューの案内が貼り出されていて(2月からの販売だそうです)、おお、それにしよっと。
 ラーメンが美味しいのにいつも空いているんだよね、と店内に入ったら券売機待ち、その先に店内待ちまであって、一体何があったんだろう。 
 店内でしばらく待ってからカウンター席へ、厨房の店主さんはいつになく忙しそうです。
 少し待たされて他のメニューと同じ丼で中華そば700円がカウンター台に置かれました。
 鶏清湯スープに醤油ダレと合わせた、どこにでもありそうでどこででも味わえないスープ、おかじらしい味わい。
 田舎柄杓で飲むスープはスープが冷めなくて猫舌の私には苦手です。
 麺は他メニューと同じ太い平打ち縮れ麺で、この麺がとてもいい感じです。
 トッピングは柔らかい大きなチャーシュー、太めのメンマ、白ねぎ、半熟玉子、そしてラーメンのトッピングではあまり見かけない酢昆布。
 酢昆布はスープをやや酸っぱくさせますが、これからの季節、この味わいがいいのではないでしょうか。
 ご馳走様でした。

 仕事を終えて、一路町田へ、と言うか途中下車。
 蒙古タンメン中本町田@町田市に着いてみると、店先に黒木副店長さんが出ていて食べ終わったお客さんを見送っていました。
 そのお客さんが帰った後で少しお喋りしてから店内へ、ここ何回かは同じメニューだったので今日は冷し(つけ麺)にするかと。
 一番奥の席に案内され、先ずはビール500円で今夜は一人お疲れ様会。
 付け合わせが茹でもやしではなく辛子肉と冷味スープの組み合わせに変わったのですね、これは美味しいです。
 お客さんはひっきりなしで、しばらくは満席状態でした。
 冷し味噌野菜950円、単品麻婆120円、いつものように麺少なめ、いつものように黒木副店長さん作。
 中本には二つの「ひやしみそやさい」があって、町田店のみ「野菜」、他店は「やさい」。
 元本店店長の大谷店長に敬意を払い、町田店以外はひらがな表記です。
 この野菜は中本一辛い表記の冷し味噌スープで野菜を炒めてあるのですが、野菜が入ると辛さが和らぐことになっています。
 人によって野菜の割合が違うのですが、黒木さんは比較的モヤシ多め、次回は好きな玉ねぎ多めをお願いしてみようかな。
 中華鍋で作りたての北極スープはサラサラしていて、麺とは殆ど絡みません。
 さっとスープ通しして麺を手繰り、スープをレンゲで、野菜を箸で楽しみます。
 あっという間に食べ終わってしまってご馳走様でした。


17日(木) やっと木曜日

 お昼はまたもやお弁当、仕事の関係で水曜日以外は外食が厳しい。
 時間的には問題ないけど、気持ちが中々そちらに向かないので、ついつい朝のウチにお弁当を買って行ってしまいます。

 夜は原宿で山手線に乗り換えて、と。
 蒙古タンメン中本品川@品達、店外待ち数人と流行っているんですね。
 お子様熱烈歓迎と称してお子様セット380円が始まりました。
 小ラーメン(醤油)の肉そぼろ丼の組み合わせで、噂によると土日限定とのこと、「お子様」とは小学生までとのこと、ですがいずれも明記されていません。
 順番に案内されて券売機と対峙するも、噂で聞いていた新メニューがどこにも見当たりません。
 自分の後ろに並んでいる人もいるけど少し待ってもらって3回見ましたが、やっぱりなし。
 1つだけの都度調理メニューであるタンメンの気分ではないので、他のメニューとしました。
 カウンター席に案内され、先ずは生ビール+辛やっこ580円で今夜は品川で一人お疲れ様会。
 中本で初の生ビールの販売、単品では480円なので瓶ビール500円より安い価格に設定、売れに売れまくっているとのこと。
 厨房を見渡すと大登さん以外は知らない顔、すぐに私に気が付いて挨拶に来て下さいました。
 「新しく名刺を作ってもらいましたので」と渡された肩書きはスタッフ、これからも頑張って下さい。
 辛やっこは目黒店だけのメニューでしたが、品川店の店長が元目黒店々長さんに許可をもらったとのこと。
 目黒店で販売されているのよりやや盛りが多めなのに値段は60円も安い。
 半丁程度の絹ごし豆腐に暖かいヒヤミスープ、辛し肉、薬味ネギ。豆腐の芯が冷たいのが中本らしくて美味しいです。
 各店舗でこうした酒(ビール)のつまみが充実してくるのは楽しみですね。
 しばらくして北極やさい900円の麺少なめ、野菜少なめを忘れました。
 北極スープをピュアに味わうことは少ないのですが、たまに味わうと新鮮な驚きがありますね。
 こんなにも辛いスープを飲んでいたのかと。
 野菜は味噌タンメンの煮込み野菜を乗せてあるのですが、何気に北極スープとの相性は悪くありません。
 麺は全国制覇狙いの特注麺、製麺所は明らかにされていませんが、味そのものはサッポロ製麺と遜色ありません。
 スルッと食べてしまってご馳走様でした。


18日(金) 花田神田店

 お昼は麺処花田神田店@神田(千代田区内神田)、気持ちが向かないのに無理矢理来てみました。
 池袋店を皮切りに上野店とオープンさせたかと思ったら、すぐさま3号店とは驚きました。
 しかも店外待ちになろうかというくらいの満席、大手実力店の支店展開が一段落しているので、今、一番勢いのあるお店ではないでしょうか。
 メニューは池袋店から続いている味噌味のみのラインナップで、ノーマルと辛め、ラーメンとつけ麺とあるので組み合わせると4種類、辛味噌つけめんは「辛あつもり」にもできます。
 店先には素人っぽさを前面に打ち出したパンフレットが置かれていましたが、特にサービスチケットは付いていませんでした。
 無料サービスは野菜大盛り、にんにく増し、平日ランチタイムご飯、とこれも池袋店と同じです。
 オープンしたてとは思えないぬるっとした床に気を付けながら店内へ、手前が2席、奥に7席、一番奥の一段高くなったスペースには6人座れるテーブルが用意されています。
 食券を買って店内を見渡すと厨房の店員さんは忙しそう、自分で空いている席を探すとカウンター奥に1席見つけました。
 床に足が付かないハイチェアに座りながらお冷やを自身で注ぎ、一息つきながら食券を店員さんに渡します。
 池袋店、上野店もそうでしたが、荷物置きがどこにも見当たりません。
 そのまま床に置くのは辛いので膝の上に置きましたが、ハイチェアなので安定しませんね。
 厨房を見渡すと寸胴が見当たらず、大きなタッパを冷蔵庫から取りだしていたので、スープは上野店で仕込んでから運んできているようです。
 お客さんはひっきりなしで、ちらと順番間違いされたら嫌だなぁと心配になる店員さんのオペレーション。
 いや、私は別に抜かれても構わないんだけど、他のお客さんはそうそう新規開店直後のラーメン屋さんに慣れているわけではないでしょうし。
 太麺ゆえラーメンは5分、つけめんは12分、茹で時間が掛かるとあります。
 つけめんは次回に譲るとして今日は辛味噌790円の野菜増し、ライス付き、ニンニク増しは遠慮しました。
 東京随一と自称するだけはある濃厚味噌スープは旨いですねぇ、他では味わえません。
 カネジン食品の太麺はスープによく絡んで箸が止まりません、スープの飛び跳ねも気になりません。
 スープ一緒に炒めたモヤシ、ニラ、キャベツはがいい感じです、殆どのお客さんは野菜増しにしていたので、ノーマルの量は分かりません。
 大きめのチャーシューが1枚、白ねぎにはちょっとラー油があしらってあり、メンマも添えてありました。
 辛みが足らなかったので途中から唐辛子粉を投入、酢はどのタイイングで使ったらいいのか分かりませんでした。
 ご馳走様でした、つけ麺は夜に食べに来ようかな。

 やきとんとんきち@高円寺、数ヶ月ぶりに訪問したので店員さんは全く覚えておらず、新鮮で嬉しいですね。
 店内は金曜日と言うこともあって混み合っていて、一人だったけど6人掛けテーブルに案内されました。
 ビールばっかり飲んでいたら身体に悪いと分かっていてもやめられません。
 前回同様にナンコツを入れての焼き鳥盛り合わせをお願いすると、以前にもそういうオーダーをしたお客さんがいたなぁと思い出されたようです。
 ビールを飲みながら焼き鳥を喰らい、アイフォーンであちこちを読んだり、あちこちに書き込んだり。
 この焼き鳥、店構えや値段とは不釣り合いな肉質と味わい、少し小ぶりではあるけれどこの焼き鳥を食べたくてお店に来る人も多いことでしょう。
 ビールを飲み終わって角のロックをダブルで、つまみはポテトサラダ、ポテトよりキャベツの千切りの方が多いですね。
 ポテトサラダを食べていると友達から連絡が入りました、久し振りに会えて嬉しいなぁ。

 さて、蒙古タンメン中本高円寺@高円寺(杉並区高円寺南)。
 今月はGW明けから月末まで限定メニューとしてつけ樺太が販売されます、ほぼ月替わりメニューですね。
 大きなまことちゃん人形の立て看板がありましたが、周りの2軒は閑散としているわけだから、そこまでしなくてもとは思います。
 友達と一緒に店内入って、店長さんにご挨拶、お客さんは半分くらい入っています。
 私は結構飲んでいたのでラーメンだけ、友達は仕事帰りと言うことでビールとラーメン、ビールを少しいただいて乾杯しました。
 しばらく四方山話をしているウチにつけ樺太850円の麺少なめに味噌タンメンスープ170円、浜口店長作。
 案内には「辛さ10 中本特製の辛し麻婆豆腐をもっと濃厚に、もっと辛くしちゃいました」とありますが、北極ラーメンでさえ辛さ8なのですが。
 高円寺店でのつけ樺太は4杯目になりますが、今までのはなんだったのという位、豆腐が大きく、とろみの辛さと旨さが格別です。
 美味しいですねぇ、辛子肉もたっぷり入っていて美味しいですねぇ。
 麺は浸けて食べるというより餡をすくって食べる感じ、とてもユニークなつけ汁です。
 かなりの粘度ですけど、友達とお喋りしながら食べたので全く問題なし、とても美味しくご馳走様でした。


19日(土) 大好きな焼きとん屋

 やっと休めると楽しみにしていた土曜日、のはずが、休日出勤とは。
 どちらかというと頑丈にできている身体なので、このくらいではびくともしないで倒れたりしないのが恨めしい。
 ということで、愛犬の散歩を済ませてから出勤。

 やっと巡ってきた土曜日なので、新宿のキャノン修理センターに壊れてしまったデジカメを持ち込みました。
 1万円だせば即日修理も可能なので、その場のノリで頼もうとしたら、S100は即日修理はできないモデルとのこと。
 ただし修理代は無料なので、修理が終わり次第、宅急便で送るとのこと。
 皆既日食は旧モデルの予備機デジカメで撮影することになりそうです。

 総武線で水道橋まで、水道橋駅周辺には何軒か未食のラーメン屋さんがあります。
 旨辛ラーメン表裏(ひょうり)@水道橋(千代田区三崎町)、「表裏」は「おもてうら」ではなく「ひょうり」と読みます。
 泣く子も黙るコウジグループのお店で、メニューはあんかけ、ピリ辛、激辛、つけ麺の4種類、と、激辛スープと巨大な唐揚げが特徴的なお店です。
 「夜は美味しいつまみを食べながら一杯飲めます」とあるとおり、券売機には枝豆、塩キャベツ、モヤシのナムルが用意されていました。
 麺量は 並160g、中260g、大360g、中まで同額でしたが並でお願いし、無料サービスの半ライスを少なめでお願いしました。
 店内はちょっと変わっていて、右手はテーブル席が10席、左手は半分以上が厨房、残りにカウンター6席となっています。
 1人客なのでカウンター席が良かったのですがあいにく満席、4人がけテーブルに1人で座るとなんとも居心地が悪いです。
 10分ほど待って極辛拉麺730円、辛さ増しをお願いするのを忘れてしまいました。
 辛そうな味噌味スープと一緒に炒めたモヤシが盛り付けてあり、さらに唐辛子粉、さらにおろしにんにくが盛り付けてあります。
 箸を丼に差して麺を引っ張り出して食べてみると、か、辛い、わけではなく、美味しい味噌味です。
 野菜は思ったよりもたっぷりで、味噌タンメンと言ってもおかしくないくらいです。
 麺はカネジンの平打ち麺、縮れがスープによく絡んでいい感じです。
 食べ進めるにつれ、卓上の唐辛子粉が気になって来だしたので、大さじで3杯ほど投入して、と。
 麺を食べ終わったところでライスを投入、プチオジヤにしてご馳走様でした。

 いつもは節約のために氷川台から向かうのですが、今日はひなたに行くので池袋から東武東上線で向かいました。
 やきとんひなた@上板橋、3月に大山店を開店したのでしばらくお休みしていました。
 外のオープンスペースにまで飲み客が溢れている状況、壁側立ち席でもいいやと暖簾をくぐるとカウンター席が奇跡的に空いていました。
 その後、ぞくぞくとお客さんが来たのでたまたまラッキーだったようです。
 先ずは生ビール、店内の様子に何か違和感があります。
 ちょっとメニューを整理したみたいですが、逆に増えた感じもあります。
 って、そんなことより店主さんがいないじゃないですか、聞くと大山店を仕切っていてこちらには来ていないとのこと。
 うーん、それは困るんですけど。
 先ずは生ものをと刺身2品盛り合わせ450円、盛り合わせは自由に選べるわけではなくて決まっているみたい。
 今夜はヤリイカと〆鯖でしたが、どちらも値段不相応なポーション、ビール一杯では釣り合いが取れません。
 女子バレーの中継を遠くに見ながら、1つ、2つといただきます。
 ビールを飲み終わって日本酒に切り替えます。
 いただいたのは独楽蔵、すっきりしていて美味しいですね。
 日本酒一杯で刺身を食べ終わったので、焼き鳥、レバ、タンシタ、カシラを1本ずつお任せでお願いしました。
 いずれも美味しかったですが、やっぱり焼き鳥は焼き手で味が変わってしまいますね、大山に行かないと。

 今月も来てしまった蒙古タンメン中本本店@上板橋(板橋区桜川)、金曜日の夜ということもあって外待ち数人、店内待ち多数。
 調理は堀内店長で、こちらの視線に気が付くと「どうも〜」と声を掛けて下さいました。
 メルマガで知っていた今月の限定メニューは冷し味噌やさいですが、店外のどこにも告知されておらず、10分ほど待って店内に入って券売機の袖に貼り出されていました。
 店内には入っても少し待たされましたが、本店にはテレビが置かれているので待ち時間がそう苦になりません。
 しばらくしてカウンター入口に近い側に案内され、目の前の調理を見ながらラーメンの出来上がりを見られる特等席です。
 しばらくして樺太丼700円のご飯半分、半ラーメン380円は味噌タンメン、蒙古タンメン、北極ラーメン、冷し味噌ラーメンから選べますので、北極ラーメンとしました。
 堀内店長の樺太は初めて食べるので、ややチャレンジャブルではありましたが、中々どうして、旨いじゃないですか。
 辛さも充分、旨さも十分、粘度もたっぷりで、もっと美味しくしようと紅生姜を加えようとしたら卓上に置かれていないのですが、なんで。
 言えば出してくれるのか、もう出さなくなってしまったのか、定かではありません。
 この樺太にはたっぷりと豆腐が入っていて、はっきりしたことは分からないのですが、本店だけ豆腐の味が違うような気がするんだよね。
 チェーン店だから一店だけ違う仕入れと言うこともないだろうけどね。
 半北極ラーメンはまずまずの味わい、麺を食べ終わったところで樺太丼にスープを流し入れておじやとしていただきます。
 レンゲですくって一滴残らず、一粒残らず食べてしまいました、ご馳走様でした。


20日(日) 地元のお店

 日曜日は愛犬の散歩から
 昨日は休日出勤で行かれていないことも手伝ってか、大喜びで散歩に行きました。

 朝食を簡単に済ませ、冬物の洋服をやっとクリーニングに出しながら、ブログにコメントいただいたお店を探します。
 市内で一番有名なラーメン屋さんのすぐ近くに大きなパチンコ屋さんがあって、そのパチンコ屋さんの隣のデニーズの敷地内かと思うほど近くにお店があります。
 海鮮丼ビネガー@秦野(ホームページ)、店先に大きく「うどん定食ラーメン」と貼り出されています。
 ホームページによると既に二年以上営業しているとのことですが全く気が付かず、灯台もと暗しで悲しい。
 店内に入ってみるとこざっぱりとした定食屋さん風、厨房に面してカウンターが5席、四人掛けテーブルが2卓、小上がりは8人ほど座れそうで楽しそうに宴会されています。
 定番メニューを探してもラーメンメニューが見つからなかったので店員さんに尋ねると、店内の短冊がメニューとのこと、今日は醤油ラーメンとモツ煮ラーメンの2種類だけです。
 先の宴会客と私だけの店内で、テレビはなかったのですがマンガが置いてあったので銀河鉄道999を読みながら出来上がりを待ちました。
 随分と調理に時間が掛かって醤油ラーメン750円、1日限定5食とのこと。
 煮干し出汁がしっかりしと綺麗にまとまった醤油スープ、程よい茹で加減の太麺が美味しいです。
 トッピングは良く味が染みた柔らかいチャーシュー、厚いのが3つほど、味付け玉子が半身、茹でモヤシ、青ネギ、板海苔。
 まあ、海鮮丼家さんにきてわざわざラーメンを食べる人もいないだろうけど、だからといって適当に盛り付けただけではありません。
 ご馳走様でした。

 夜は家族の作ったカレーライス。
 自分以外の人が作った料理はなんとも美味しいなぁ。


21日(月) 金環日食

 金環日食、日本の金環日食は1987年の沖縄以来25年ぶり。今回のように広範囲で起きるのは932年ぶりとなる。
 日食のことを色々と調べてみると、人類が文字を使い始めた頃から記されているとのこと。
 突然、太陽が隠れるのは現代でも驚くだろうけど、そもそも太陽と月と地球の大きさ(直径)、それぞれの距離に「奇跡」があるとおもう。
 太陽系であれば、自身の衛星が見かけ上、太陽と同じ大きさに見える惑星は地球だけだし。
 月は少しずつ(1年で3センチ程度)地球から離れていっているので、数十億年先には太陽と月と地球の距離関係が変わってしまい、日食は見られなくなるらしい。

 と言うことは後から調べて分かったわけで、始発で事務所に向かい、地下鉄の出口を出ると多くの人が足を止めて東の空を見上げています。
 曇っているじゃねぇか、なんだよ。
 とりあえずカメラを置ける場所を探してセットし、雲が晴れることを祈りながら東の空を見上げてみると、段々と晴れてきました。
 綺麗というか感動しますね、わざわざ海外に出掛けていかない限りは一生に1度ですから。

 お昼はお手製お弁当、ご馳走様でした。

 仕事は全然早く終わらなくて、泣きたくなります。

 遅い時間ですが、頑張って行ってみた蒙古タンメン中本蒲田@蒲田(大田区西蒲田)。
 神保町からは三田線で日比谷まで、日比谷から地下道を歩いて有楽町駅から京浜東北線で。
 先月の限定メニューは終わってしまい、今月は冷し味噌やさい、14時から19時までの20食限定。
 一般的に販売時間を制限するのは調理に時間が掛かりラッシュ時に数が捌けないから、数を制限するのは食材の仕入れや仕込みの関係で終日提供できないから。
 時間と数量を制限するのは中本だけですね。
 お店に着いてみるとガラス戸越しに店員さんと顔が合ったのでご挨拶、というか、今日も店長は不在なのか。
 券売機に向かうと(販売時間を大きく外れているため)限定メニューは売り切れていて、まあ、想定通りと他のメニューにしようとしたら、店員さんが「大丈夫ですよ」と水を向けてくれました。
 店内はほぼ満席なのに大丈夫かなと心配しつつも甘えることにして、なんか嬉しくなってしまってビール500円からスタート。
 冷し味噌やさい950円の野菜大盛り60円、麺少なめ、菅野さん作。
 冷しラーメンの丼に溢れんばかりに盛り付けてあって、野菜の割合から言うとややモヤシが多いのが気になりますが、味はいい感じです。
 中々やるなあと食べていると、奥から荒木店長さんが出ていらっしゃって、しばらくお喋り。
 というか、カウンター台越しならともかく、隣りに立って話し込まれたら、私は嬉しいけど他のお客さんに何と思われているのか気になります。
 食べ終わったあたりで菅野さんが「どうでしたか」と聞きに来たので「美味しい美味しい」と素直に感想を言いましたが「私はまだまだ」と謙遜されています。
 ご馳走様でした、次回は卵麺を食べるか、いや、荒木さんの卵麺を食べたいな。


22日(火) 高田馬場にて

 本格的に腰が痛くなってきたので午前休して整形外科医院へ。
 日曜日から痛かったけど1日様子をみつつ仕事の段取りをするために月曜日は出勤したのだけれど。
 歩けなくなるほど痛くなってからでは遅いので早めに看てもらいましたが単なる炎症らしく、痛め止めと湿布をもらって。

 通勤途中ではないけれども、新宿から高田馬場まで回って蒙古タンメン中本高田馬場@高田馬場(新宿区高田馬場)へ。
 事務所から近いこともあるし、営業時間も長いし、年中無休になったし、いつでも行かれるという心理がついつい訪問を後回しにしてしまいます。
 昼間に伺ったのは新規開店日以来かな、副店長に昇格した八幡さんの笑顔を見るのも久し振りに感じます。
 タイミング良く待ちがありませんでしたが私の後のお客さんは店外に用意された椅子で待っていました。
 今月になって発売された限定メニュー、初めの頃は販売時間を限定していましたが今週になって平日に限り終日販売、土日は14時から18時の販売となります。
 これから仕事なので飲むわけにはいかず、サービスチケットで烏龍茶をいただいてラーメンの出来上がりを待ちます。
 濃厚カレーつけ麺780円、抑えに半冷し味噌スープ170円、半ライス110円。
 以前は秘匿されていた考案者ですが、いつの頃からか告知ポップに書かれるようになり、このメニューは八幡副店長考案。
 そのポップには『動物系と魚介系のWスープにカレーを合わせ、自家製チャーシューをトッピング。極太麺にカレーと挽き肉が良く絡む。』とあります。
 中本ではカレーをレギュラーとして発売している支店が1つだけありますが、その支店のカレーとは全く別物の正統派カレースープでさらさらタイプ、香味料がほどほどで挽き肉がいい感じです。
 辛さは中辛くらいですが、もっともその支店は先代の味の再現が目的ですから。
 スープには二種類の魚粉が乗せられていて、1つは鰹節、もう一つは私の駄舌では分かりませんが、カレーに魚粉を合わせるのは他に例を知りません。
 麺はいわゆる肉醤麺の太麺、麺肌がつるんとしているのでスープとの絡みはいまいちです。
 渋谷から始まったチャーシューは大宮に続いて3店目、浸け汁に乗せられていて、、ちょっと柔らかすぎます。
 カレーの辛みはありますが中本らしい辛みは無いので、抑えに頼んだヒヤミスープでしたが、調理から時間が経ちすぎているようです。
 ご馳走様でした、また、食べに来ます。

 夜はまっすぐ帰宅、ふう、まだ火曜日。


23日(水) 埼玉屋にて

 朝食は小諸そば神保町店、2ヶ月おきに発売される限定メニューを食べてみるかと。
 昼食時は外待ちするほど混み合うので券売機は2台、1台は万札も使える機種です。
 お蕎麦はタイミングによっては茹で置きの時もありますが、今日は茹で立て、出来上がりまで5分ほど待ちます。
 前回訪問時は各テーブルに刻みネギが置かれおらずに一杯ずつ小皿で提供されていましたが、今日は置かれていました。
 和風冷麺390円。熱さが本格化する前の初夏に毎年発売される冷麺、お蕎麦とうどんが選べます。
 細切りキュウリはともかく、カマボコの細切り、ほぐされた鶏肉にさっぱりとした特製棒々鶏ソース、確か去年も食べていまいちだったのを食べてから思い出す記憶力の悪さ。
 神保町駅周辺にはには小諸そばが数軒あるけど、帰り際に「いってらっしゃい」と声を掛けて下さるのはこの店だけ。
 日々の生活が満たされている人なら「だからなんだ」と思うでしょうけど、しがないサラリーマンにはこの一言でどれだけ元気づけられるか。

 お昼はお弁当、外食する気分にはとてもなりません。

 奇跡的に早く仕事が終われば日比谷に行きたかったのですが、奇跡は起こらず。
 それでもすっかりのみたいモードだったので、数ヶ月ぶりに埼玉屋@思い出横丁、一人も知り合いがいなければのんびりできるなと思いながら、店員さんと知り合いだからそもそも前提が間違っているし。
 そんなに1人で飲みたければ一度も行ったことがないお店に行けばいいだろうと。
 初めて行ったお店であっても店員さんが(なぜか)私を知っていたり、見ず知らずのお客さんに「ふらわさんですよね」と声を掛けられたことも1度や2度ではありません。
 と、どうでもいいことをどうでもいいかと思い返しながら世界一旨いレモンサワー、で一人お疲れ様会。
 鰹の刺身をお願いしたら「こっちの方が美味しいですよ」と勧められたメカジキ、程々の脂が実に美味しいです。
 日本酒にスイッチしたいところをぐっと抑えてレモンサワーをお代わりしつつ焼き鳥を、レバー、タン、ナンコツ、塩焼きで。
 明石のお土産を忘れずに渡してご馳走様でした。

 さて、歌舞伎町は区役所通りにある未食ラーメン屋さんへ。
 大ガードから最短距離で向かうと、途中でイヤになるほど呼び込みを受けますが、携帯電話を耳に当てて電話をしているフリをすれば、比較的楽です。
 以前は何の店だったか分からない場所にオープンした辛麺華火(はなぴ)@歌舞伎町一丁目(ホームページ)、桝本のFC店とのこと。
 夜22時から朝6時までの営業時間なので中々訪問する機会がないし、都内有名ラーメンブロガーのレポートにも期待できません。
 店先には写真を合わせたメニューが紹介されていますけど、まずはラーメンであることを謳わないとダメなんじゃないかな。
 メニューは辛麺のみで小辛、辛麺、大辛、激辛、煉獄と辛さがレベルアップしていきます。
 麺は通常の中華麺とこんにゃく麺、こんにゃく麺は麺量が7割で値段は100円安いです。
 トッピングはミンチ増し、ニンニク増し、ニラ増し、玉子増しとあり、チャーシューはおつまみメニューのみ用意されています。
 ためらうことなく一番辛いメニューの食券を買い、カウンター台越しに店員さんに渡すと「中本の北極より2、3倍辛いですが」と断りが入ります。
 えー、そんなに辛いと食べられないかも知れないとびびりながらも「大丈夫です」と見栄を張ってしまいます、、、見栄張ってどうするんだよ。
 L字カウンターが9席と5席、狭くはないけど広くもないという感じです。
 しばらく待って煉獄(れんごく)1000円、唐辛子スープにさらに唐辛子粉が掛けてあるんですか。
 何も考えずにスープを飲んでみると、薄めの豚骨ダシにニンニクを利かせてあることが分かる程度の辛さです。
 挽き肉やニラも入っていますが額からじんわりと汗をかくほどの辛さで、「北極の2倍」に過言はありません。
 ここまで辛いメニューは中本出身ではないと出せないとは思いましたが、見かけない顔の店員さん、中本の店員さん全員の顔を覚えているわけではないので、本当のところは分かりません。
 今夜は中華麺としましたが、こんにゃく麺がこのスープに合うかどうかは未知数です。
 トッピングはさっと湯通ししたモヤシのみ、辛いスープの箸休めには全く非協力的です。
 なんだかんだ言いながら飲み干せそうではあったスープは半分ほど残してご馳走様でした。

 終電ギリギリの時間ではありましたが、久し振りにグリーンプラザに泊まりました。
 ポイントカードを見てみると前回訪問は2月、そんなに開いていたんだ。


24日(木) 亀戸で2軒

 朝食は富士そば水道橋店、神保町界隈のラーメン屋、お蕎麦屋、うどん屋には全て行きたいと考えているけど、どうなることやら。
 ラーメンがあればラーメンを食べたいところですがこのお店では扱っていません。
 モーニングサービスとして朝そば300円と朝カレーセット330円が販売されているので、それで。
 富士そばに全店行ったわけではないけど、私が行ったことのある十数店舗は全て椅子があって立ち食いスペースはありませんでした。
 この店も壁や柱に沿ってカウンター席が並べてあり、奥の厨房に食券を渡し、席に座って出来上がりを待ちます。
 朝カレーセット330円、カレーとお蕎麦のどちらから食べるか逡巡しましたが、なんとなくカレーから、お蕎麦屋のカレーと思わなければ可もなく不可もなく。
 半分ほど食べてからお蕎麦、蕎麦つゆが冷たいのでさっぱりと食べられて美味しいです。
 さて温泉玉子はどうするべきだろうか、お蕎麦に割り入れるべきか、カレーに乗せるべきか、そのまま食べるべきか。

 夜は頑張って蒙古タンメン中本亀戸@亀戸(江東区亀戸)。
 今月は秋津店が開店するのですが、その日はどうしても外せない仕事があるので行かれないから、今月で月内中本全本支店訪問は途切れてしまいます。
 途切れてしまうのであれば無理して亀戸まで行かなくてもとは思いましたが、まあ、それはそれで。
 到着してみると券売機の前であれこれ検討されているお客さん2人、空いている席は2席、ちょうど店内待ちの先頭になってしまいました。
 私が知っている限りでは一度も限定メニューを販売したことがないので、早めに食べるメニューを決めてこないと、先のお客さんのように何を食べるか悩んでしまいます。
 何でもいいならそんなに困らないけど、せっかくならば都度調理ものが食べたいから、食べられるメニューが限られているんですよね。
 今夜食べたのは味噌卵麺850円の麺少なめ、麻婆単品120円、ねぎ60円、ここまでして1000円越えをしなくちゃならないものか。
 いつものように店長作なので味については全く心配ないかと安心しきっていたら、今日はイマイチで思わず店長さんを見上げてしまいました。
 スープと油が完全に分離していて味に一体感がありません、どうしたのだろうか。
 炒めモヤシもちょっとべたつき気味で、何の気なしに頼んだ麻婆豆腐が助けになりました。
 サッポロ製麺の中太麺はいつも通りの茹で加減で美味しかったですけど。
 途中からねぎを入れて食べてご馳走様でした。

 時間も早かったのでもう一杯食べようと、ちらちらとアタリのお店を探します。
 駅の西側の北側に向かい、辺りが真っ暗なのでお店はすぐに見つかりました。
 今年3月にオープンしたらあめん翔@亀戸(江東区亀戸)、店内に入るとガランと広めで定食屋さん風、券売機が見当たらなかったのでカウンター席に座ろうと思いましたが4人掛けテーブルが5卓しかありません。
 空いていたテーブルに荷物を置いて、座る前にお冷やを自分で注ぎます。
 店員さんは1人で調理、配膳、お会計と全て対応されていて、先客の方も会計の時点で(調理に掛かりっきりなので)少し待たされている感じです。
 まあ、そういう店だと思っていれば腹も立ちませんが、「ラーメンなんてすっと出来上がってきてさっと食べる食事だ」と思っている方には辛いですね。
 メニューはラーメンとつけめん、ラーメンはとり塩そば、中華そば、エビ塩そば、にんにくそば、つけめんは普通と特製の2種類です。
 10分ほど待ってとり塩そば650円、日替わりサービスで500円。
 長時間掛けて炊き出した鶏白湯スープは、とろみほどほどで塩が入っているんじゃないかと思うほど塩分が強めです。
 製麺所は分からなかったけど茹で加減は固め、タピオカ入りの太麺は美味しいじゃないですか。
 トッピングは大きめのチャーシュー、さっと炒めてあるメンマ、斜め切りの白ねぎ、水菜、全体的に白胡麻が振ってあります。
 ご馳走様でした。
 夜の2時まで営業されていますが、終電がなくなった後での営業は地元のお客さん向けでしょう。


25日(金) 沖縄料理屋

 毎朝通っていたのに、定期的に店員さんが変わってしまうことに気が付いて足が遠のいてしまったゆで太郎神田駿河台下店。
 今月初めてか、7時過ぎの時間でもお客さんが数人いらっしゃいますね。
 朝食として「朝そば(玉子)」「朝そば(おろし)」の2種類の朝そばが提供されていて、今朝は朝そば(おろし)290円。
 店員さんによってそばの打ち方や茹で方に微妙な差はあるだろうけど、そんな些細な差が分かるほどお蕎麦に通じてはいません。
 今回のローテーションに当たる店員さんのお蕎麦は私にはちょっと緩く感じたので、しばらくは他店で凌ごうと思います。

 夜は沖縄居酒屋 きじむなー(ホームページ)、きじむなーとは沖縄諸島周辺で伝承されてきた伝説上の生物、知りませんでした。
 2階のお店で花金ということもあって満席の心配もありましたが、なんとか窓側の席が空いていました。
 初めて来たので一通りメニューを眺めてみましたが、魚料理とあぐー、泡盛はかなりの品揃えです。
 この店独自の仕入れをしている魚料理はとっくに売り切れていて残念、贔屓にしているお客さんも多そうです。
 先ずは生ビールで乾杯、飲まなくても色で分かるオリオンビール、沖縄の気候には全く合わないと思っていますが、沖縄に行ったらオリオンビールですね。
 一品目はラフテー、個人的に沖縄料理屋に来たら確認したいメニューもあるのですが、今夜は一つ、同行者にお任せして。
 ラフテーなんて豚の角煮じゃないかと思う人も多いでしょうけど、角煮は角煮でも皮つきの三枚肉を泡盛で煮込んだのがラフテーですね。
 お品書きによれば白醤油で煮込んであるとのこと、箸でさっと分けられるほど柔らかくて美味しかったです。
 二品目はゴーヤサラダ、ゴーヤとニガウリは違うと思っていて、このお店のゴーヤはゴーヤでした。
 花鰹だけをあしらってあって、お酒が進むと言うより沖縄を思い出します。
 三品目はゴーヤチャンプルー、玉子だけではなくSPAMも一緒に炒めてありますが、ちょっとチャンプルーとは思えません。
 どれも美味しかったのですが東京ナイズされている感があり、ちょっと気になります。
 お会計の時に「なぜヒージャーが無いのか」と、「当初は置いてあったのですが、売れないので」とのこと。
 もっともではあるけど、「ご予約をいただければ」の一言が望みでしたが、そんなことはお客さんのワガママですね。

 御茶ノ水駅に向かう途中で見つけた蔵王@新御茶ノ水(千代田区神田小川町)に吸い込まれてしまいました、下り階段ということもあって。
 スタミナラーメンから始まる麺メニュー、定食や一品料理も多くラーメンと一品料理のセットも多く用意されています。
 ラーメンを食べるというより居酒屋感覚で盛り上がっているテーブルを横目で見ながらカウンター席へ、二次会的にビールを飲もうかとも思いましたが、まあ、いいかとお冷やを飲みながらクールダウン。
 冷麺類というメニューがあり、醤油つけ麺、冷やし中華、ざるラーメン、辛味噌つけめん、冷やしラーメン、ジャージャーメンとあったので、それで。
 一段高い厨房では男性店員さんが数人、熱心に調理をされていて、ホールでは女性店員さんが2人で対応されていました。
 しばらくして冷やしラーメン680円、香月並みの大きな丼で提供、小ライスがサービスでしたが遠慮しました。
 冷やしラーメンの本場である山形ではスープに氷が入っていて、都内有名店で夏季限定に提供されることが多い冷やしラーメンは丼もスープもキンキンに冷やされてます。
 この店のスープは水道水より少し冷たいくらい、麺は粗熱を取った程度で冷えているけど冷たい感じではありません。
 チャーシューは他のメニューと共通らしくて脂身が冷えて固まっていて、味玉も同様、メンマも冷たいのはちょっと。
 細切り胡瓜に刻みネギ、全体に白胡麻を掛けてあるのはなんだろうか。
 ご馳走様でした。


26日(土) 埼玉へ

 先ずは愛犬の散歩、昨日行かれなかったからな。
 少し遅い時間だったのでもう暑くなっていて、犬ははぁなぁでした。

 少しパソコンをしてから家を出ます。
 久し振りのつくばエクスプレス、大阪の地下鉄並みに関東圏で一番高い初乗りが200円もする路線で、守谷に行った時以来の乗車かも。
 八潮駅で降りてみると何とも大きな駅で、平日の通勤通学時間帯には利用客で溢れんばかりなのでしょう。
 事前に調べた感じでは駅から歩いて30分は掛かります。
 駅から見渡せないお店に行く場合、以前は携帯で地図を写真で撮っておいたり、携帯の写真も無い頃は地図を印刷して持ってきたりしました。
 今はアイフォーンがあるのでそれだけでお店まで行かれてもの凄く便利、この先、もっと便利になるのでしょうか。
 途中、中川という川を渡り、川沿いに北上、途中で右折してバス通りに出たら、すぐ左手にお店があります。

 飛天@埼玉県三郷市、愛の貧乏脱出大作戦に出演したお店でしたのでいつかは行きたいと思っていました。
 今回、そのテレビ出演した3店舗でスタンプラリーを開催していて、景品がオリジナルTシャツでしたので、いい訪問のきっかけになりました。
 店先にメニューが写真と共に貼り出されていて、見ると角ふじ系のメニューを全面に出しているので、唯一、オリジナルと思われるメニューを。
 そんなノーマルを食べるお客さんは少ないようで、オーダーすると「他にもメニューがありますが」と勧められてしまいました。
 ラーメン食べ歩きとして恥ずかしい限りです。
 カウンターだけ十数席の店内、店内奥に置いあるコップを取りに行こうとしたら「麦茶を入れますから」と案内されました。
 土曜日の昼下がり、こんな時間には松戸や上野に出掛けている人も多いでしょうけど、お客さんが帰るまで途切れていませんでした。
 メニューはらーめん、角ふじ、つけ麺、つけめんには辛いつけめんもあるし、角ふじは鶏ふじ、味噌ふじ、辛ふじと色々な味が楽しめます。
 夜営業限定のメニューもあって、その中には私の大好きなメニューもあるので、絶対に夜に食べに来ることを一杯も食べないウチに誓ったりして。
 さて、じっくりと時間を掛けてのらーめん650円、驚くほど綺麗な麺相です。
 醤油ダレに高粘度の豚骨スープはとても美味しくて何杯もスープを飲んでしまいました。
 他のメニューと共通と思われる太麺はスープにとてもよく合っていて、この麺ならつけめんも美味しいだろうなぁ。
 トッピングは柔らかいチャーシュー、メンマ、白髪ネギ、ほうれん草、半身の味玉。
 食べている時にちょうど真っ正面に店主さんがいらっしゃったので、「東京から食べに来ました」と話しかけると色々な話しをして下さいました。
 帰りのバスの時間も忘れてつい話し込んでしまいました。

 お店の前のバス停で発車時刻を改めてみると10分後、乗っていきますか。
 バスは松戸まで走っていて、松戸と言えば、と有名ラーメン屋さんを何軒か歩いて見ました。
 せっかく来たので一杯食べていってもいいのですが、まあ、いいかと。

 その後、いったん上野まで戻ってから大宮へ、真西に向かう電車がないので仕方ありません。
 向かった先は蒙古タンメン中本大宮@大宮(埼玉県さいたま市大宮区)、休日の昼下がりであってもほぼ満席でした。
 店先には来週にオープンする中本秋津店の案内が貼り出されていて、5/31と6/1は先着50名、6/2と6/3は先着100名に中本特製タオルがプレゼントされるとのこと。
 さて、こちら大宮店は今月から豚骨醤油スープのラーメンとつけめんが販売されました。
 ここのところ、唐辛子を使わない限定メニュー盛りですが、その一環なのなかぁ。
 店内に入るといつも通り顔見知らない店員さんの接客、厨房の店員さんは顔見知りばかりですけど。
 すぐにカウンター席に案内され、しばらくすると豚骨醤油850円、半冷し味噌スープ170円が出来上がって来ました。
 大島副店長考案の限定メニュー、今月からの発売かな。
 どうせ他の店で味わえる豚骨醤油かと思ったら味噌でも入れてあるんじゃないかと思うほどのコクのある豚骨醤油スープ、一般的な豚骨醤油とはかなりかけ離れてます。
 そのちょっと初体験的な味のスープに今まで通りのサッポロ製麺の中太麺、これだけスープを変えたら麺も考えて欲しいなぁ。
 トッピングはチャーシュー、茹でモヤシ、万能ネギでメンマと板海苔が無いのが中本らしい。
 わざわざ万能ねぎの意味は分からないけど、ご馳走様でした。

 大宮の東急ハンズで鞄を物色したらちょうどいいのがあって、でも、色違いが欲しくて在庫を見てもらったら池袋店にあるというので。
 池袋店で無事にゲットして、時間もちょうど良くなったので四ツ谷に向かいました。
 青森居酒屋 りんごの花@四ツ谷三丁目(ホームページ)、ラーメン屋的に言えばエリマキラーメン一心のすぐそばです。
 既に知り合いが何人かいたので、スムーズに着席、すぐに日本酒、ビールを飲まずに日本酒から。
 料理は圧倒的に青森の食材や青森の料理ですが、日本酒は青森に拘っているわけでもなく。
 わいわいがやがやとお喋りしながら飲んでいると、津軽三味線奏者の山影さん登場、って、初めからいましたね、一緒に飲んでましたね。
 ライブなんだからMCが楽しいのですが、本人は「無駄なトーク」と称していて少し控えめ、とはいいながらたっぷりと楽しみました。

 色々な料理をいただきましたが、殻付うにホタテ造りがダントツで美味しかった。
 ウニとホタテとは何と贅沢な料理かと思ったら、普通にあちこちで扱っているんですね。

 地元に戻ってきて、お腹も空いたのでらーめん福屋@秦野に吸い込まれてしまいました。
 店内は混み合っていたのですが、混み合っていない時と同じようにカウンター席へ、あんまり良く覚えていないけど女性店員さんだったような気がします。
 食べたのは久し振りに福ラーメン並700円、ニンニク増し。
 地元では貴重なG系のメニューですが相対的にそうなのであって、絶対的にはモヤシ大盛りラーメンです。
 スープは飲み干したくなるほど美味しくて、こんな時間なのにレンゲで何杯も飲んでしまいました。
 合わせてある極太麺が中々でグイグイと食べてしまいます。
 どっしりとした大きなチャーシュー、どっさりと乗せられた茹でモヤシ、どかっと盛り付けられたにんにくおろし。
 いやあ、美味しかった。


27日(日) 自宅療養

 昨日に引き続き愛犬の散歩、近場を回っただけだが。
 土日は平日に行かれないお店にあれこれ行きたいのだが、なかなかそういうわけにも行かず。

 お昼をついつい自宅で食べてしまって。
 まあ、なんとなく鯖を焼いてしまったということなのだけど。

 午後になって眠くなったので昼寝をしたら、起きたら夜の9時。
 貴重な日曜日が終わってしまったか。


28日(月) お年始

 デジカメで写真を撮らない日があっても、iPhoneで写真を撮らない日は無いと思っていたのだが。
 この日はデジカメでもiPhoneでも写真を撮っていなくて、年に数回ある過去写真で日記を綴る。

 朝は食べず、昼はお弁当、仕事が終わったが23時過ぎなので今から食べると身体に悪いと言うより帰る電車がなくなってしまう。
 地元まで空腹で戻ってみると、何となくやり過ごせそうだなと思ってやり過ごしてしまった。


29日(火) 新宿の限定メニュー

 いつものように事務所の近くのスーパーで朝ごはん用のパンとお昼ご飯用のお弁当を買って出勤。
 こんな出勤は今週一杯であることを祈る。

 昨日に引き続き仕事が遅くなってしまい、終電が最寄り駅に到達しないから途中駅からタクシーで帰るのもアレだし。
 そうだ、0時から販売開始される限定メニューを食べに行くかと。
 それでも神保町から新宿に行く地下鉄がまばらで心配になりました。

 蒙古タンメン中本新宿@西新宿七丁目に着いてみると日付が変わっていたけど店内は半分以上の入り。
 元気一杯の林師範店長がいたらビールを2本飲もうかと思ったけど、たまたまいらっしゃらなかったので1本だけにしておきました。
 珍しくホールをハンさんがやっていると思ったら厨房は赤城さんのようです、色々なシフトがあるんですね。
 先ずはビール500円で今夜は一人お疲れ様会、胡椒を振った冷やしモヤシのオリジナルは新宿店ですね。
 奥の席からチラチラとこちらを見ている女性1人客がいるけど、なんだろう。
 去年の4月に月替わりで販売されて以来の販売になる蟹・DE・翔(かにでしょう)950円、コーン60円、今の今まで気が付きませんでしたが都度料理だったのですね、
 店長曰わく「旨くなった」とのことですが、15:00から19:00と0時から閉店までの時間限定販売だと中々食べられません。
 スープを飲んでみると、驚くほどのかに味噌入り、豚バラ入りの炒め野菜たっぷり、辛味も多めでかなり旨くなってます。
 ハンさんに「これは旨くなりましたね」と声を掛けると「師範は『カニ味噌をあまり入れないように』って言うけど、関係ないね〜〜」とのこと。
 盛り付けはなんともコメントできませんがアスパラガスとかに玉がたっぷり、エビやイカも入っています。
 麺はいつものサッポロ製麺とは違うんじゃないかと思うほどの平打ち麺、この麺は何だろう。
 途中からコーンを思いっきり掛けて良くかき混ぜて食べました、ご馳走様でした。

 ラーメンを食べ終わった頃に「何度かお店で見かけたことがあります」と先の一人女性客に声を掛けられました。
 月一訪問の私を見かけたことがあるなんて、どれだけ新宿店に来ているんですか(笑)

 その後、グリーンプラザ。


30日(水) スープカレー

 朝は昨日と同じだったけど、お昼はちょっと外食(お弁当も外食だけど)してみようかと。
 当てもなくぶらぶらと歩いていると、一時間しかない貴重なランチタイムであっても並んでも食べたいお客さんが外待ちされているお店が目に入りました。
 パンチマハル (Panchmahal)、神保町にカレーライス屋さんは多いですが、生粋の日本人がカレーライスを販売されているお店と、インド人が本場の味を提供しているカリー屋さんに別れます。
 この店は見るからに、で、気になったのは「ヌードル」という言葉。
 カレーにライスやナンを合わせるのは一般的で、ヌードルを合わせるのはカレー屋さんではなくラーメン屋さんが多いのに、カリー屋さんでヌードルとは。
 どんなものなのかと大勢外待ちしている店外でメニューを眺めていると、店員さんが出てきて待っているお客さんの人数を数えだし、私に目を向けたので食べるかどうか決めていないウチから「一人です」と反射的に答えてしまい。
 すると「お先にどうぞ」と店内に案内されてしまいました。
 4人ほどのカウンター席の一つが空いていて、4人掛けのテーブルは全て埋まっていました。
 料理の吟味が終わっていないのでもう一度メニューを見てオーダー、ライスものであれば掛けるだけだろうからすぐに出てくるけど、麺ものはどうだろう。
 スープカレー(ライス)としてチキンカレー、キーマカレー、やさいカレー、スープカレー(ヌードル)としてチキン麺、キーマ麺、やさい麺、カレーライスとしてドライカレー、インドカレー。
 インドカレー950円以外は全て850円とどちらかというと高いですけど、ここまでお客さんを並ばせるほどなんですね。
 先ずはラッシー120円、ラッシーとは名犬のことではなくインド料理には欠かせない飲み物でヨーグルトかダヒーから作ります。
 おそらくお店の数だけラッシーの味があると思うけど、この店のはヨーグルトをそのまま入れたんじゃないかと思うほどドロドロ、ちょっと苦手かも。
 ラッシーを半分ほど飲んだところでやさい麺850円の5辛、メニューには15辛までできるとありますが、初めての人は5辛まで。
 野菜カレーと言えば野菜をカレーで煮込むタイプと、野菜は野菜で調理してからカレーにトッピングするタイプがありますが、この店はトッピングタイプ。
 麺が見えないほどの野菜、トマト、キャベツ、レンコン、水菜、ナス、オクラ(?)などなど、カレーに浸して食べるべきかそのまま食べるべきか、悩む。
 麺は太めの平打ち麺でフォーかと思うほど、モチッとしていてカレールーにピッタリの美味しさです。
 途中でライスが欲しくなるほどの美味しさで値段にも行列にも納得、他のメニューも食べたいほどでご馳走様でした。

 夜はまっすぐ帰宅、減量しているわけじゃないしダイエットなんて絶対しないけど、このままでは痩せてしまう。


31日(木) お年始

 なんとも体調が悪くて、朝も昼も抜いてしまいました。
 定時を軽く越えてしまっていたけどいつもより早く退社、週末までには体調を戻さないと。

 19時頃に出れば余裕だったのですが20時を過ぎてしまい、乗り換えルートをどう検索しても営業時間内には着きません。
 事前に電話しておけば開けておいてくれるだろうけど、それはそれで申し訳ないので、終わっていたら挨拶だけして帰ろうと。
 西武池袋線の秋津駅を出て右手へ駅沿いに進むと驚きの外待ち10人以上、こんなことになっているんだ。
 蒙古タンメン中本秋津@東京都東村山市、中本の看板として15店舗目、暖簾分けとしては亀戸、町田、蒲田に続く4店舗目。吉祥寺店の大前店長が独立されました。
 とりあえず並んでみるかと行列の最後尾に向かうと「今日からバイトです」君に「本日の営業は終わってしまいまして」と断られてしまいました。
 ま、それなら仕方ないと店長に挨拶だけして帰ろうかと足を入口に向けると「いやいや、この人は身内だから」とヘルプで来ていた吉祥寺店の平田さんに足止めされ。
 私以降のお客さんは「営業終了です」と断っていたので、なんか申し訳ない。
 並んでいると某目黒店副店長さんに挨拶されるわ、「ふらわさんですよね」とブログの読者に声を掛けられるわ、友達に会って話し込むわ、時々大前店長さんも出て来てくれるわ、一時間の待ち時間では足りません。
 券売機を見ると思わせぶりのメニューは売り切れランプが点いていましたが、やる気あるのかなぁ。
 新規開店の中本で食べるメニューは決まっていて、ラーメン屋では唯一中本だけで味わえる煮込み野菜、ウリである麻婆豆腐、それにゆで卵が乗せられたメニュー。
 そして冷し味噌スープを合わせれば中本の味が全て確認できます。
 五目蒙古タンメン850円、半冷し味噌スープ170円。
 煮込み野菜は少し煮込みが足りない、麻婆豆腐はまずまず、冷し味噌は手が回らなかった感じ。麺は美味しくご馳走でした。


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