NHK東海のニュース 名古屋放送局
飲食会社元取締役が特別背任
取引先からの返還金、約130万円を自分の口座に振り込ませ会社に損害を与えたとして、名古屋市の飲食店運営会社の元取締役の男が、会社法の特別背任の疑いで逮捕されました。逮捕されたのは、中部地方を中心にハンバーグレストラン、「びっくりドンキー」などの店舗を運営している、名古屋市中区の「アジアル」の元取締役、井本慶一容疑者(55)です。
警察の調べによりますと、井本元取締役は店舗で使うコメの仕入れを担当していましたが、取引先のJAから本来、会社に返還されるべき金額の一部、約130万円を自分の口座に振り込ませ、会社に損害を与えた、会社法の特別背任の疑いが持たれ、調べに対し、容疑を認めているということです。会社はコメの価格変動に備えてあらかじめJAに代金を多めに払っていましたが、相場が下がったことで余剰金が発生し、警察によりますと、井本元取締役は余剰金の一部を正規代金に上乗せした形で会社に請求させ、上乗せ分を自分の口座に振り込むよう伝えていたということです。
去年7月に井本元取締役が会社を辞めた後、不正が発覚したということで、警察は取り引きを装った手口や動機などを詳しく調べています。
05月30日 19時19分