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〔株式マーケットアイ〕日経平均・日足は「小陰線」、25日線は緩やかに上昇

2013年 05月 31日 16:22 JST
 
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[東京 31日 ロイター] -

<16:20> 日経平均・日足は「小陰線」、25日線は緩やかに上昇

日経平均の日足は、上下にヒゲを伴う「小陰線」。高寄り後は方向感の乏しい動きとなったが、今回の足は前日との組み合わせで「陰の陰はらみ」であり、売り枯れの兆しを示している。ポジション調整の最終局面で現れる足形といわれ、翌日に強い足を形成すれば本格的な反騰相場への期待が高まる。25日移動平均線(1万4427円80銭=31日)がわずかながら上昇トレンドを維持したほか、一目均衡表では遅行スパンが26日前の日足を下抜けず踏みとどまった。転換線(1万4749円13銭=同)と基準線(1万4724円07銭=同)の逆転も回避し、かろうじて良い形状は保っている。目先は5日移動平均線(1万4028円93銭=同)や前日空けたマド上限値(1万4243円49銭)が上値めどとなる。

週足は2週連続の「大陰線」となったが、13週移動平均線(1万3455円93銭)がサポートラインとして機能した。月足は10カ月ぶりの陰線。長い上ヒゲが上値の重さを感じさせる。売買高が膨らまなければ早期の上抜けは厳しい印象だ。

<15:30> 新興株式市場は小反発、時価総額上位の銘柄はまちまち  新興株式市場は、日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数ともに小反発。ジャスダックの売買代金は1830億円。ガンホー・オンライン・エンターテイメント 、タカラバイオ は買われたが、楽天 、ユーグレナ が下落するなど時価総額上位の銘柄はまちまちだった。市場では「高値で買った個人の戻り売りが上値を抑えている」(国内証券)との声が出ていた。

<13:43>  日経平均は堅調、仕掛け的な売りに崩れづらい状況に

日経平均は堅調。1万3800円台半ばで推移している。市場では「現物の商いは薄く引き続き先物に振らされやすい展開だが、次第に仕掛け的な売りに崩れにくい状態になっている」(国内証券)との声が聞かれた。月末、週末ということで積極的な商いは手控えられているという。ゴム製品、不動産業、情報・通信などがしっかり。

<12:52>  日経平均は伸び悩む、週末のポジション調整売りも

日経平均は伸び悩み、1万3700円付近で推移している。TOPIXは一時マイナスに転じた。先物に小口売りが出ている。「高いボラティリティへの警戒感が根強く、週をまたぐポジションは減らしたいという投資家も多い。信用取引の追い証(追加保証金の差し入れ)発生などで個人も動きが鈍っている」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。

<10:50>  日経平均は高値もみあい、円安方向の為替を好感

日経平均は高値もみあい、1万3800円台で推移している。先行して調整入りした不動産が大幅反発、精密、電機などもしっかり。「円安方向の為替を好感しているが、リバウンドの域は出ていない。大きな下落の後であり市場には依然不信感がくすぶっている。週末で後場の手じまい売りも警戒されているようだ」(カブドットコム証券チーフストラテジストの河合達憲氏)との声が出ている。

<9:42>  日経平均は堅調、債券市場の落ち着きも好感

日経平均は堅調。1万3800円台後半で推移している。市場では「債券マーケットが落ち着きを取り戻しつつあり、株式もそろそろ調整一巡とみている」(国内証券)との声が聞かれた。金属製品、建設、不動産セクターがしっかり。このところ先物絡みで乱高下していたファーストリテイリング がプラス圏で推移していることも、朝方のマーケットの落ち着きにつながっているという。

<9:18>  反発、米株高や予想上回る経済指標で買い戻し先行

寄り付きの東京株式市場で日経平均は、反発して始まっている。上げ幅は一時300 円を超えた。米国株高や前日急落の反動で主力株中心に買い戻しが先行した。寄り前発表 の4月の鉱工業生産速報が予想を上回ったことも株価を押し上げる材料になった。海外市 場が落ち着いていることで日本株の大幅調整は独自要因であることが確認されたが、ボラ ティリティの高さに対する不安心理は残り、買い一巡後は上げ幅が縮小している。週末、 月末で後場にかけて動きが鈍るとの見方も出ている。

経済産業省が31日発表した4月鉱工業生産指数速報は前月比1.7%上昇の91. 9となり、5カ月連続の上昇となった。ロイターの事前予測調査では前月比0.6%上昇 と予想されていたが、発表数値は予想を上回った。生産予測指数は5月が前月比0.0% の横ばい、6月が同1.4%の低下となった。

<8:38>  寄り前の板状況、主力輸出株は買い優勢

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ホンダ 、キヤノン 、ソニー 、パナソニック など主力輸出株が買い優勢。指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック も買い優勢となっている。

一方、銀行株では三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ がやや買い優勢。みずほフィナンシャルグループ は売り買いきっ抗している。

 
 
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*統計に基づく世論調査ではありません。