橋下徹が率いる「日本維新の会」が政権を取るような事態になればどうなるのか。
日本は日中韓に乗っ取られ、日本は放射能まみれになり、竹島は取られ、日本は分断し、弱者は切り捨てられる。
ひとことで言うと、日本がバラバラに解体されることになる。日本という国が分裂する。周辺国がバラバラになった日本を侵略して、乗っ取っていく。
これは言葉のアヤで言っているのではない。
橋下徹という男は、そうしたいと明確に語っている。「道州制」という言葉を使って、日本を分断すると語っている。
日本を明確に弱体化させ、日本という国の歴史を終わらせようとしている。橋下徹が率いる「日本維新の会」とは、そのような悪意にまみれた政策を掲げて何か画策している。
橋下徹はTPPに賛成し、それを推し進める
橋下徹はTPPについてどう言っているのか。彼らのマニフェストである維新八策を見ると、経済政策については明確にこのように書かれている。
「TPP参加、FTAの拡大」
日本の法律をアメリカに委ね、アメリカの多国籍企業によって日本を支配させるということだ。
日本にモンサント社の遺伝子組み換え作物をばらまき、農業をモンサントに支配させるということだ。日本人に危険な遺伝子組み換え作物を食べさせて、癌患者をどんどん増やすということだ。
TPPは日本の復興に効果がない。TPPは駄目だ。しかし、それをこの男は推し進めたいと言っている。
しかも、ご丁寧に「グローバル人材の育成」とも言っている。日本人がこれほどまで追い込まれたのは、日本人をきちんと守る方策も取らないでグローバル化を推し進めたからだ。
グローバル人材というのは、「低賃金で使い捨てされても文句を言わない人材」というのが究極の姿であることが最近分かって来た。
それを推し進めると言う。そのために、ひとりの男を「日本維新の会」に招き入れている。竹中平蔵という男だ。竹中平蔵とは何者だったか。
小泉政権時代に、弱者切り捨て政策を推し進め、日本の若者が派遣社員や日雇い労働にしかなれない地獄のような社会を作り出したのがこの竹中平蔵だ。
橋下徹は、この竹中平蔵をブレーンにして、さらに日本人を奴隷的境遇に陥れようとしている。働いても働いても豊かになれないワーキング・プアの世の中にしたこの竹中平蔵を指して橋下徹はこのように言う。
「基本的には竹中さんの価値感、哲学と僕らの価値感、哲学はまったく一緒」
橋下徹は瓦礫を燃やして大阪を放射能まみれにする
この橋下徹は放射能についてはどう考えているのか。基本的に何も考えていない。瓦礫を受け入れたら金が入るので、その金が欲しくて大阪市で瓦礫を受け入れるという。
大阪市は2013年2月から岩手県から瓦礫を受け入れて、3万トン以上の汚染された瓦礫を焼却し、大阪市民全体を被曝させようとしている。
これについて、2012年8月30日に「説明会」を開いたのだが、当然ここで被曝したくない市民が「放射能はいらない」と当然のことを主張すると、この橋下徹はどう言ったのか。
「皆さんの意見で市の方針を決めるのではない」
「あなたたちの何倍もの市民が賛成している」
このように突き放して、市民の意見など聞くに値しないという態度を見せつけるのである。市民の意見を聞くつもりもないのに、何のために市民説明会を開いたのか。
もちろん、「説明会をやったので、きちんと市民の理解を得た」と言いたいがためである。
原発再稼働についても、この男は詭弁を弄して、実は再稼働を事実上「容認」している。
2012年5月19日、関西広域連合の会合で「夏の電力需要のピーク時に限定して再稼働させる」と言ったのだ。では、もう夏は終わったのだが、関西電力大飯原子力発電所3、4号機は停まったのか。
停まっていない。
「夏の電力需要のピーク時に限定して再稼働させる」と丸め込み、あとはうやむやにさせてずっと稼働させている。騙したのだ。
信じられないが、この男が「脱原発側だ」と言っている人間もいる。
そう主張している人は、騙されているのか、もしくは脱原発側の人たちを騙そうとしているのかのいずれかだろう。
橋下徹は韓国による竹島の実効支配を認める
日本は今、中国・韓国・ロシアに侵略される途上にあって、この中で特に悪意を持って日本を責め立てているのが韓国である。
この国は2012年8月10日に大統領が自ら竹島に降り立って「ここは韓国の島だ」とパフォーマンスしてみたり、「天皇は土下座して謝れ」と言ったりする異常な国家である。
さらには韓国ロビーが日本の政治家を金で買っており、今や日本の中枢に到達して、日本そのものを崩壊させようとしている。
日本の政治家が異様に韓国に甘いのは、もちろんすでに買収されているか、弱みを握られているか、そもそも最初から日本人ではなかったのかのいずれかだ。
竹島が韓国に実効支配されていることは日本にとって明らかにマイナスであり、日本は毅然として韓国を糾弾し、竹島を取り返さなければならないのである。
ところが、橋下徹という男は、勝手に「共同管理の話に持っていくしかない」と言い始めて、韓国に妥協しようとしている。取り返そうとしない。
「国際司法裁判所できちんと訴えて竹島を取り戻す」というのが筋だが、それをすっ飛ばして「共同管理」と言い出す。
不法占拠されているのに、なぜ「共同管理」しなければならないのか。
この男は自分の家に知らない人間が寝泊まりし始めたら、自分の家をその人間と「共同管理」するのだろうか。
あるいは、自分の財産を誰かが勝手に使い始めたら、その誰かと自分の財産を「共同管理」するのだろうか。
あるいは、自分の妻が誰かに奪われたら、その妻を誰かと共同管理するのだろうか。
この男は口はうまいのだが、よくよく考えるとおかしな主張ばかりしている。TPPにしても、放射能問題にしても、竹島問題にしても、何か裏側にいる人間に操られているような発言ばかりしている。
さすがに、ここまで来ると、誰もがおかしいと気がつく。
「日本維新の会」はおかしな政党の筆頭だ
今の政治家を判断するには3つのテーマで何を言っているのか見ればいい。
「TPPの問題で何を言っているのか」
「原発と再稼働で何を言っているのか」
「竹島・尖閣諸島で何を言っているのか」
TPPに賛成だというのであれば、アメリカに国を売り飛ばすということだ。
原発再稼働に賛成だというのであれば、日本を放射能まみれにするということだ。
竹島や尖閣諸島で毅然とした態度を取らないというのであれば、それは中韓の支配下に入るということだ。
橋下徹はこのすべてで「売国的」な主張をしており、とても危険な人物である。さらに危険なのは、この男が「道州制」を主張していることだ。
道州制とは何か。日本を1つの国ではなく、細切れに分けて分断するという制度である。当然、道州で意見が割れたとき、国が分断していく。
国が分断すれば、もちろん国自体が弱体化する。あるいは、国の内部で紛争が起きる。
日本はひとつでなくなるので、日本人同士が互いに内ゲバするようになっていく。そうなるように、中国・韓国・ロシアは仕掛けて来るはずだ。
そして、周辺国がそれぞれバラバラになった日本のどこかを吸収していく。その第一歩が、「道州制」である。橋下徹は、その道州制を主張している。
日本にはおかしな政治家が多いが、橋下徹も相当におかしい。
だから、覚えておいた方がいい。橋下徹が率いる「日本維新の会」が政権を取るような事態になればどうなるのか。
日本は日中韓に乗っ取られ、日本は放射能まみれになり、竹島は取られ、日本は分断し、弱者は切り捨てられる。日本はそうなっていく。
| とても危険な政党が目立つようになってきている。 |
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