高さ日本一のビル、あべのハルカス(大阪市阿倍野区)の展望台名が「ハルカス300(さんびゃく)」に決まった。来春から、ぐるりとガラス張りになった高さ288メートルを空中散歩しながら、西日本で一番の眺望を見下ろせるようになる。
展望台としては、東京スカイツリーの450メートルに日本一は譲るものの、これまで西日本一だった大阪府咲洲庁舎(同市住之江区)の252メートルを抜く。
ビルを建てている近畿日本鉄道が29日に発表した。展望台の中央部分は、木々を植えた吹き抜けの屋外広場になる。カフェレストランも併設する。料金は18歳以上が1500円、12〜17歳1200円、6〜11歳700円、4〜5歳500円。団体料金や日時指定券も用意する。午前10時〜午後10時の年中無休で営業し、2014年春の開業から1年で入場者180万人をめざす。
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朝日新聞社会部