AKB48の最新シングル「さよならクロール」で、約4年ぶり(じゃんけん選抜を含めると1年半ぶり)に選抜復帰を果たした4期生の藤江れいな(19)。大一番の「第5回AKB48選抜総選挙」(6月8日開票)を間近に控えた心境を本紙が突撃インタビューした。
――久しぶりの選抜入りですね
藤江:(選抜は)「10年桜」「涙サプライズ」「上からマリコ」で、今回のシングル。選抜を聞いた時は正直ビックリしました。いつもファンの方が応援してくださるので、少しでも恩返しができたかなって。これまで悔しかったこともあって、やっぱり後輩がどんどん選抜に入ったりするのを見ていたので。でも、AKBは本当に人数がたくさんいるので、そこで諦めたら…すぐに埋もれちゃう。頑張っていこうという気持ちでしたね。
――卒業したりソロ活動が目立つメンバーも増えています
藤江:去年、私は夢だったファッションショーに出させていただいたんです。ただ、うれしかったんですけど、ランウエーがなくて…。次は“ランウエーを歩く”目標ができたし、自分磨きもどんどんしていかないと。グループにはライバルが多い? 具体的に誰かに負けたくないというのもないんですけど、東京ガールズコレクションに出たメンバーを見たりすると、負けられないなとは思いますね。私が出るためにはどうしたらいいのかなって考えたり。AKB48はお互い刺激し合える関係だと思います。
――卒業は考えた
藤江:AKBに入ったころは目立つのが苦手で、グループで自分がどうすべきかを考えていました。今は個人の仕事を考えたりすることが多くなりましたけど、卒業を考えたことは一度もないです。最近、AKB48では「次世代」という言葉を聞きますけど、頑張らなきゃとは思います。特に4期、5期は研究生時代に一緒に頑張ってきた仲間。研究生公演では、初めてアンコールが起こらなかったこともあったんです。そこからメンバー同士の“絆”も生まれて良きライバルで、良き仲間だと思っています。中堅(メンバー)も負けられないなって(笑い)。
――選抜総選挙への出馬も決めた
藤江:立候補制になったんですけど、悩まずにすぐ決断しました。AKBでの目標は選抜に選ばれること。少しでも近づけるのであれば、何でも挑戦したいです。過去の順位は、第2回の33位から第3、4回が40位、40位。去年は順位が変わらなくて悔しい気持ちもあったんですけど、票数(7782票)は一昨年(4698票)の倍だった。それを考えたら、たくさんの方に支えられているんだなって。壇上に上がった時にファンの方が泣いて喜んでいる姿も見たこともあります。そういう姿を見ると、頑張らなきゃと思いますし、目標は大きく、選抜メンバー(16位以内)です! 日産スタジアムはお客さんの人数も何倍になるので、緊張に負けないようにしたいですね。
☆ふじえ・れいな=1994年2月1日生まれ。千葉県出身。2007年「AKB48第1回研究生(4期生)オーディション」に合格。現在チームB所属。第5回AKB48選抜総選挙の速報順位は52位。最新情報は公式ブログ【http://ameblo.jp/reina-fujie/】。
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