夏のボーナス、伸び率過去2番目 第1回集計、大手企業経団連が30日発表した大手企業の夏の賞与・一時金(ボーナス)の第1回集計によると、組合員平均の妥結額(加重平均)は昨年夏比7・37%増の84万6376円だった。1回目の集計としては2年ぶりのプラスで、1959年の調査開始以来、伸び率は1990年(8・36%)に次ぐ過去2番目となった。 安倍政権の経済政策「アベノミクス」の効果で円安が進行し、自動車など輸出企業を中心に業績が改善したことが要因とみられる。ただ、鉄鋼や電機メーカーの一部などが集計に含まれておらず、経団連は「7月下旬の最終集計でも昨年夏を上回るかは分からない」としている。 【共同通信】
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