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避難先の学校で初の屋外運動会5月25日 20時5分
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原発事故の影響で避難区域に指定された福島県楢葉町の2つの小学校が、避難先の仮設の学校で初めて屋外の運動会を開きました。
運動会を開いたのは、原発事故の影響で避難区域に指定された福島県楢葉町の楢葉南小学校と楢葉北小学校です。
2つの小学校は原発事故のあと福島県いわき市内の施設に場所を移し、去年は市内の体育館で運動会を開きましたが、ことしは市内に仮設の学校が建てられたことから、初めて屋外の校庭で行う運動会が開かれました。
25日はさわやかな青空の下、2つの学校の児童合わせて90人が玉入れやだるま運びなどさまざまな種目に出場しました。
児童の数は震災前のおよそ2割にまで減っているため、多くの種目が2つの学年を一緒にして行われましたが、児童は楽しそうに取り組み、保護者たちは盛んに声援を送っていました。
4年生の男子児童は「久しぶりに校庭で運動会ができて楽しかったです。リレーが一番盛り上がりました」と話していました。
児童の父親は「みんなが外で走ったり飛んだりして楽しんでいる姿が見られるのはうれしいです。最後まで応援します」と話していました。
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