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'13/5/30

井原線15周年で無料乗車券


 第三セクター井原鉄道(井原市)が運営し、福山市神辺町と総社市を結ぶ井原線の振興対策協議会の総会が29日、井原市役所であった。来年1月の開業15周年を記念し、沿線住民に無料乗車券を配るほか、電車を無料で貸し切り運行できるアイデアを募ることを決めた。

 無料乗車券は、対策協を構成する福山市や井原市など沿線7市町がことし12月、広報紙に1枚印刷して全世帯に配布する。来年1〜3月に使える。

 貸し切り列車の無料運行は、ことし8〜9月に住民や団体から利用案を募り、数組を選ぶ。対策協事務局は婚活パーティーや特産品のPRイベントを想定する。25万円の費用は対策協が負担する。

 総会には7市町と岡山県の担当者計12人が出席。会長の滝本豊文井原市長が「記念事業を通じ、マイレール意識を高め、利用促進を図りたい」と話した。




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