ルーム紹介主に置きロルで続けるイメの場所です。
ただ、あまりここを使いすぎると偏ったモノの見方しかできなくなる恐れがありますのでご注意下さい(笑)
5/30 12:57:00  おしらせ > 王 雪蘭さん(Android docomo spモード)が退室しました。

5/30 12:56:51  王 雪蘭 > 化粧水を塗り、BBクリームを伸ばした後、軽く仕上げの粉を叩いた。控えめにチークとアイメークをしてから、リップグロスを軽く引く。それから、バレッタで纏めてある髪をお ろし、丁寧にブラシで梳かした。鏡の前で髪 と化粧をチェックした後、シルクで揃えた下着とストッキングを身に着け、その上から、プレーンな紺のノースリーブワンピースを纏う。濡れタオルをランドリーボックスへと入れ、ロッカーへと向かった。鍵を刺したまま の扉を開き、グレーのショールを取り出し身 に纏う。トートバッグを取り出し、ロッカー を締めてから、紺のパンプスに替えた。鏡の前へ行き、頬にかかる脇の髪をバレッタで止める。忘れ物がないかバッグの中身を確かめた後、洗面台に置いたままのスマートフォンを取り上げた。ロック画面の白 黒の斑猫に、ふっ、と頬を緩ませ。更衣室を見回してから明りを消し、そこを 出た。専務室のあるフロアの廊下はしんとしている。部屋の主がいない現在、元々、人の 出入りが激しいわけでもない。更には定時を とうに過ぎているというのもあるのだろう。 特に感慨もなく、歩き慣れた廊下をエレ ベーターに向かった)

5/30 12:49:11  王 雪蘭 > 硝子の扉を開いて外に出、部屋履き爪先を通 しつつ、大きなバスタオルで水気を拭う。体 に其れを巻きつけたまま、大理石の大きな洗 面台の前へと行き、洗顔料で丁寧に顔を洗っ た。フェイスタオルで顔の水気を拭っている と、防水しようのスマートフォンが呼び出し 音を立てる。画面を見ると、自身の「ボス」 である古野の名前が表示されていた。すぐさ ま取り上げ、話しかける)…はい、ボス…丁 度、退社準備をしていたところです。いつも のように、ご報告に上がる心づもりですが… (週に一度の報告。これも、義務付けられた 仕事である。一週間の上司の動きをまとめ、 それを収めたSDカードを「ボス」に手渡す。 ただ、それだけの「報告」である。但し、そ の報告書にはかなりの情報―派遣先上司であ る中堅工作機械会社専務の、会社での様々な 行動が主ではあるが―が収められているのだ が)…はい…待ち合わせ場所は、承知いたしま した。それでは、後ほど…(いつものよう に、受け渡しの場所指定だった。必要事項の やり取りの後、挨拶を済ませ、会話を終え る。スマートフォンを置いてから、鏡に向か う。

5/30 12:46:27  王 雪蘭 > 外部から見れば、こうして呑気にシャワーを 浴びているなんて随分と優雅に見えるだろ う。然し、これも「仕事」の一貫なのだ。伏 せ気味の睫毛を透かして見上げれば、天井か ら此方を見下ろす小型カメラが目に入る。上 出 司の変わった趣味故の仕掛けだ。今回は、 張に同行させられなかっただけ、大分、楽を させて貰っている。シャワーシーンを見せる くらい、如何程のことだろう)…下衆は掌で 転がすに限る…言い得て妙ですね、翠子さん… (スポンジを置き、湯を出しつつ、呟きを零 した。翠子とは上司の夫人である。自身より も少し年上のその女性は、何かと親しくして くれている。彼女にとっても夫は「下衆」ら しい。ただ、利害関係が一致していて、それ ぞれの立場を守るのに好都合だから一緒にい る、そんなことも言っていた。様々に回想し ながら手を伸ばし、シャワーヘッドを外して から肌についた泡を丁寧に洗い流してゆく。 さりげなく、カメラの撮影範囲一杯に自分の 素肌が映るよう、工夫しつつ。そうこうする うちに泡も流れたので、スポンジを綺麗に洗 い、シャワールームを軽く流して、シャワーを終えた。

5/30 12:31:19  王 雪蘭 > (秘書室付属のシャワーブース。暖かなシャ ワーを身に浴びながら、ほうと、ひとつため 息をついた。前面に大きな一枚鏡が取り付け られ、他の三面が硝子張りになっているシャ ワーブースは、一人で入るには些か広い。複 数で使うこと前提に作られているらしいの で、この広さも妥当かもしれないのだが。双 眸を閉じ、身体にかかる暖かな湯を感じる。 上司である大宮専務が海外出張になって10 日。戻ってくるまで、あと10日。こうして、 一人の時間を過ごせるのも、あと、少し…だ からこそ、この時間を楽しもう、と思う)… ふぅ…今日は…連絡を済ませたら…ドラッグス トアに寄らないと…(ゆるりと目を開き、 シャワーを一旦止めた。その手を作り付けの 棚へと伸ばし、スポンジを取る。桜の香りの ボディーソープを含ませて、それで素肌を 洗っていった。漂う独特の香りにうっとりと しつつ。肩、腕、身体、脚と、出来るだけ丁 寧に洗って行く。秘書室専用更衣室というだ けで、特例なのに。随分豪華な作りのそこに は立派な洗面台とシャワーブースが備えられ ている。

5/30 12:28:50  おしらせ > 王 雪蘭さん(Android docomo spモード)が入室しました♪

5/27 22:16:02  おしらせ > 川島洋司さん(Android docomo spモード)が退室しました。

5/27 22:15:39  川島洋司 > 昔、古野と行っていたカフェは会社から徒歩で数分の所にあり、よく派遣秘書の事で打ち合わせしていた。少し歩くとカフェのある建物に着き、エレベーターにのり4階のボタンを押す。4階の喫煙席は二人共、喫煙者なのでそこを使っていた、4階フロアに着くと人が居ないので古野がいる席が直ぐにわかり、古野と目が合うとか手を上げて席に向かって行く。)お待たせしました…古野さん、先程はどうも失礼しました。もう少し、私が気を使っていれば不愉快な思いをさせられなかったのですが…(苦笑すると、頭に掌を当てて謝罪の意を告げて古野の向かいの席に座る。)

5/27 22:14:56  川島洋司 > そのあと、数冊の資料を整理する。終業時間の午後5時は過ぎていたが、古野に一発やり返された課長は、古野が居なくなってからも機嫌が悪く、周囲の部下に当たり散らしている。仕事をしながら課長が居なくなるのを待つ…丁度その時、課長に得意先からの電話が取りつがれ、受け答えをしている。帰り支度は既にしていて鞄を持つと、フロアを出ていく。課長の机の前を通る時、課長はチラリとこっちを見ると睨み付けたか、電話をしていて声が出せず、無言で睨むだけだ。『お疲れ様です。…』小さな声で挨拶をして頭を下げて出ていく。入り口にあるタイムカードリーダーにチェックを入れて出る)はぁ… 終わったぁ…(フロアから出ると、思わず溜め息が出ると頭を左右に振って肩のコリをはほぐしながら、会社を出ると、退社が遅くなった事を古野に伝えるために上着のポケットから携帯電話を取りだし、古野に電話をかけるが、通話中の呼び出し音がなると諦めて携帯電話をポケットに入れて歩き出す。『古野さん、待ってくれてるよな…』そう思い歩き出す。外は同じように仕事が終わったサラリーマンが疲れた顔で歩いている。自分もその流れにのると、古野がいるカフェに向かう。

5/27 22:14:18  川島洋司 > そのやり取りは知らなかったが、原因は自分にあると思うと古野に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。 そう思った矢先、古野は謝らず課長に言い返すと、資料を見ているフリをしていたが、古野と課長を見てしまう。一瞬の張り詰めた空気に自分も凍りつく。自分と仕事をしていた時と違う古野の一面に驚きもあったが、古野が言い返した事に驚きを隠せなかった。課長を古野が肩を叩くと、課長がビクッと震えたのが自分にもわかった。いつも嫌がらせをしてくる課長に古野がやり返してくれた事に胸の中のやりきれない気持ちが晴れていくように思えた。そんな時に凍りついた空気を切り裂くように、電話の音が響くと周囲はやがて仕事をし始める。チラチラ、こちらを見ている社員もいたが、フロアの空気はだんだんと平静を保つようになる。古野は課長の横をすり抜けると、こちらに向かって微笑み、いつものカフェで待っていると伝える。課長を目の前にして、声を出して返事ができず、アイコンタクトで了解の意を告げて、片手を少し上げて、古野を見送る。その約束を聞いて、課長は席に戻る前に少し自分を睨み付けると舌打ちして戻って行く。

5/27 22:13:39  川島洋司 > (古野は自分からの一服の誘いに、二本指を立てて了承し、更に手首を上下に動かして飲みに行く誘いをしてくれた。久しぶりに仕事仲間、いや、同志とも言えるような仲間からの飲みに行く誘いに、少し胸が熱くなる気持ちになった。周囲の冷ややかな目に晒され、毎日嫌みのような課長からの仕事の押し付けに、気持ちを強く持っていた自分も、少し落ち込み気味だった。古野からの、今までと変わらない接し方に何も疑問を持たず受け入れていた。それは、自分でもよく分からないが、ただその接し方に感謝という気持ちしか出て来なかった。)あっ、うん…いいね…今日は飲もうかな?(周囲からの冷ややかな視線に、古野に誘った事を少し後悔した、古野にまで自分への攻撃を受けさせたくなかったが、自分から巻き込んでしまったからだ。古野への返事は、周囲に控えるような小さな声でする。そんな時、フロアの入り口の方から此方を見ていた自分の後任の課長が近づいて来る。『しまった…』と思った…直ぐに、頭を下げて机の前の資料に手をつけて仕事をしているふりをする。課長は古野に近づくと、古野へのフロアに入って来てからの態度等に恫喝する。

5/27 22:13:00  おしらせ > 川島洋司さん(Android docomo spモード)が入室しました♪

5/22 22:15:58  おしらせ > 古野達彦さん(211.119.***.132)が退室しました。

5/22 22:15:52  古野達彦 > ああ、私だ。今、駅前のカフェにいる。今から来れるか?(訪問先を出ると周辺一帯の終業時間に重なったのか、さらに激しくなった人の波に乗り合わせ、川島とよく待ち合わせをした駅前のカフェの2階の4人掛けのテーブル席に座り、アイスコーヒーに刺したストローをかき混ぜつつ携帯電話を耳にする。そして電話の向こうの女性が“了承”の意を告げると、電話を内ポケットに戻して陶器の灰皿に置いた白煙を燻らせるシガリロを口にする。4階仕立てのこのカフェの唯一の喫煙席であるこのフロアは他の階の会社帰りの混雑が嘘のような閑散で、BGMのインストの曲名まで確認できた。こんな所ででも社会の趨勢から疎外された空間に身を置く今の自分の立場をふと思うと、なぜか可笑しく、周りに気付かれないように指に挟んだシガリロの手を口元に宛がい、クククッ…と微笑した。)

5/22 22:15:25  古野達彦 > ご苦労さま。(男をすり抜け入口ドアに向かう際、大抵、格下の相手に使う労いの言葉をすれ違いざまに囁くと、振り返り向こうに居る川島に向け片手を上げて、柔和な微笑を浮かべる。)川島さん、例のカフェに居ます。無駄な残業をすると課長が迷惑しますよ。会社の為に経費削減です。ねえ、カチョウさん?(課長の立場、会社の方針をわざと持ち出したその言い回しに、さすがの男も何も言わずにただジロリと目だけを陰湿に輝かせ、チッと軽い舌打ちをすると自席に戻っていく。再びすれ違う時に軽く肩を擦ってきたのは、男の精一杯の虚勢だったのか。これで男の憎悪は自分だけに絞られたはず。しかし秘書に専務はご執心の様子で、八つ当たりに川島に嫌がらせをすると、秘書を引き上げると言い出す恐れもある。そうなれば専務からの信頼は地の底に失墜、やっと掴んだ今の地位を棒に振ることにもなり兼ねない。自分の非常識とも言える行動は、この男にそれだけの度胸はないと踏んでの挑発であった。そして身動きの取れないであろう川島への細やかな援護射撃でもあって。そんな大義名分の隅に、キライなヤツに対してのイジメという幼稚な感情がないと言えば嘘であるが…。)

5/22 22:15:04  古野達彦 > はっきり言って関わる時間も無駄なその男が、周りに自分の力を誇示するかのようにツカツカ足早に迫ってくる。「俺が一課の課長だ。客に対してさっきの態度はなんだ?挨拶もなしで失礼だろう。」…客と依頼主。そんなパワーバランスに安心したかのような予定調和の強気で、対峙した男の手が肩に向かうと、それを鞄を持っていない片手で跳ね除けて一足一刀の間合いから一歩踏み出し、胸を張って。)客?アンタを客にした覚えはないな。私は川島さんに用があって来た。アンタには用がない。この会社はいつからどうでもいい人にまで挨拶を強要するようになった?(セルフレームメガネの中央を立てた指で軽く押さえ、フンと鼻を鳴らしてフロア全体に通るように少し語尾を高めると、そこが静寂に変わった気がした。そして一触即発の張り詰めた空気がフロア全体に広がっていくようで、そのせいか皆の動きが固まっているように見えた。そんな緊張を解くかのようニヤリと微笑を浮かべ、手を伸ばして軽く男の肩をポンと叩く。タイミングよく鳴った電話の音に、ビクッと身体を震わせ、慌ててそれを取る女子社員の声で、異常な時間が平常の流れに戻っていくようだった。)

5/22 22:14:27  古野達彦 > ええ、いいですよ。今日は私、時間がありますからね。後で…コレでも?(川島の二本指を立てたサインに頷くと、掌をグラスを掴んだ形にし、手首を軽く持ち上げる。そんな何やら懐かしい感覚につい微笑が零れてしまう。しかし以前とは違い、居心地が悪く感じるようになったのは、忌憚に似た視線をあちらこちらから向けられているような気がするからで。それが突然の来訪に対する不躾さに向けられているだけには思えなかった。それらの視線を受け止め、そして跳ね返すかの覇気で視線をそれぞれに向けるようにフロアを一瞥する。皆、一様に目を伏せ、関わりを持たないようにするかのうち、一人だけが抗いを見せてきた。「古野さん、どういう事ですかね?もう川島に用などないはずでしょう?私が担当していると、さっきも言ったはずだ。アンタ、人の話、聞いてるのかっ?」先程無視した課長だった。派遣した秘書の報告でこの男が川島の後釜に座ったことは聞いていた。専務の腰ぎんちゃく、実績よりも社内営業を重んじるボンクラ野郎。そのくせプライドだけは一人前のようで、言葉が進むにつれ、語尾が荒くなっている。

5/22 22:13:58  おしらせ > 古野達彦さん(211.119.***.132)が入室しました♪

5/19 11:08:38  おしらせ > 川島洋司さん(Android docomo spモード)が退室しました。

5/19 11:08:12  川島洋司 > (川島は苦笑いをしながら、おそらく此処に来るまでに何らかの情報は知っているのではないかと、口を濁す発言をする。)実は、仕事でミスしてしまいましてね、それで降格させられたんですよ。(川島は不倫という言葉は使わずに仕事上のミスと伝えた。それは、古野には仕事友達としての小さなプライドのようなもので、その言葉は言いたくないのだ。)ですから、秘書の仲介役もできなくなってね、もっと古野さんとは仕事がしたかったんだがね。(明るい表情で話していた川島が苦笑いしながら少し寂しい表情で話す。)そうだ、少し外で話さないかい?ちょっと、一服でも?(川島は古野に指を二本立てて煙草を持つジェスチャーをする。)

5/19 11:07:08  川島洋司 > そんな事を思っていると、内線電話の着信音が鳴って、受話器を取ると古野の今からこちらに来るという事を聞くと明るい声で答える。)あ、はい、もう着いたんだ。…はい、お待ちしております。(そう言って受話器を置き、視線を外に向ける…周囲からの冷たい態度は気にしないようにはしていても、やはり川島には辛いものがあり、外を自然に向いてしまう…そうしていると、川島の背後で古野の声がする、ゆっくりと回転椅子を回して振り返ると、にこやかに微笑む古野の姿にそれまで会社の同僚たちの冷たい視線に抵抗するような硬い表情が一変して、明るい笑顔に変わる。)やぁ、古野さん暫くお会いしてませんでしたね。お元気でしたか…実は見ての通りでして。

5/19 11:00:15  川島洋司 > あぁ…わかりました。待ってますよ。それでは、また後で…(古野が川島の会社に訪れるという意を聞くと、携帯電話を切る。川島は頭の中で、思いを巡らせていた。『古野さん、どうして僕の所に来るんだろう?秘書の仲介役は既に辞めさせられたというのに…もしかして、今までの御礼の挨拶にでも来たのか?それとも、あの不倫の話を聞いて、その話を酒の肴に一杯飲もうの誘いなのだろうか?まぁ、僕には、仕事上ではもう何も用は無いんだろうしな。』川島は夕焼けで染まるビル群を眺めながら、そう思うと苦笑しながらも、今までの古野と夜な夜なネオン街を遊んだ事を思い出す。そう言えば、古野とソープランドに行った事を思い出す…古野と意気投合して毎晩飲み明かしていた頃、ソープランドに行く事になり、二人で行った。別々の個室でソープ嬢にサービスしてもらって川島は満足気に外に出てきた。すると、古野が何やら落ち込んでいる様子で、尋ねてみるとソープ嬢のサービスに一切勃たなくかったらしい…それがどうしてなのかは、深くは追及しなかったが、古野のために知り合いから、中国の強力精力剤を買って渡してあげると、古野が大変喜んでいた事を思い出す。…

5/19 10:54:36  川島洋司 > あぁ…わかりました。待ってますよ。それでは、また後で…

5/19 10:47:45  おしらせ > 川島洋司さん(Android docomo spモード)が入室しました♪

5/18 22:49:39  おしらせ > 古野達彦さん(114.173.***.127)が退室しました。

5/18 22:49:30  古野達彦 > ああ、川島さん。今から上がりますよ。(そんな社長との遣り取りが終わるのを待っていたかのように受付嬢が内線電話をこちらに向ける。それを受け取り訪問の意思を告げると、受付嬢に「ありがとう」の言葉と一緒に受話器を返して。無人のエレベーターに乗り込み目的の階に到着すると、直前のガラスドアを押して、オフィスに入っていく。営業部の島まで脇目も振らずに進んでいくと、元の川島の席に座っている男がニヤリと卑屈な笑みを浮かべて自分に視線を向けてくる。そして立ち上がると、益々笑みに卑屈さを増長させて。『おや、確か…古野さんでしたね。専務秘書の窓口は私になりましたから。ああ、そうだ。専務は海外に行かれています。秘書は…今回は同行してないんですよね。』と一気にまくし立てて来る。その声に対して一瞥し軽く会釈だけをしてまるで興味がないように男の前を素通りすると、目指す窓際の席に向かって行って。)お待たせしました。川島さん。お久しぶりです。(席の前に立ち、先の男に対しての態度とは全く違う、相手を立てる深い一礼をすると、気を許したような柔らかな笑みを浮かべる。)

5/18 22:48:47  古野達彦 > 『まあ、宜しく頼むよ。では私はこれから人と会わなければならんのでね。』と、また大きな声で告げる。間近で大声が耳に響くと無意識に一歩下がって鼓膜を守るようにすると、笑顔で社長を見送った。)

5/18 22:48:10  古野達彦 > 『おお、古野君じゃないか?…どうだ?例の件、考えてくれたか?』その声に振り向くと、エレベーターから降りてきた初老の男性が柔和な笑みを浮かべて手を振っていた。 エントランスの壁がその響きを増幅し、帰社途中であろう若い女性達が驚いた表情を浮かべている。)ああ、社長。今回はどうもありがとうごいざいます。ええ、喜んお受けいたします。ただ…先日もお伝えしましたが、担当窓口は以前と同じ川島さんでお願いします。彼でなければ私は仕事ができそうにありませんから。(深々とお辞儀をして身を起こすと、落ち着いた口調でそう男性に告げる。依頼に対して担当者を指名するなどは、ビジネスではある意味禁忌。しかし、今回はそれでなければ意味がないのだ。『それは大丈夫。ワシの方で手を回すよ。…今、アイツは海外に行ってる。戻りは10日後だ。それまでに此方の段取りは付けておく。』社長が自分に近づき、忙しく目をあちらこちらに配らせて周辺を気にしながら、最後は響きの無い掠れた声でそう告げる。それに黙って頷くとポンと社長が自分の肩を叩いて。

5/18 22:47:41  古野達彦 > (相手の了承の言葉を聞くと、丁寧にそれに対しての対応をして通話を切り、二つ折りの携帯電話をジャケットの内ポケットに戻す。経費削減の一環で、スマートフォン全盛の昨今でも業務用の電話は某無料通話のPHS。しかし稟議を上げて特別に支給されたタブレットを常備しているので、特に業務に支障はなかった。吸い終えたシガリロを携帯灰皿に押し込むと、駅へと向かう雑踏の波に逆行し、目的のビルに向かう。繁華街で威勢のいい居酒屋の呼び込みに邪魔されつつも、それを無視して大通りに出ると、目前に聳え立つ高層ビルを見つけた。)営業の川島課…いや、主任をお願いします。(広いエントランスの入口近辺で、カウンターに座る訪問者を迎える作り笑いの受付嬢に訪問を告げる。つい言い慣れた役職を口にしそうになり、苦笑いでそれを誤魔化すと、釣られたかのように受付嬢が、微笑を浮かべる。すると背後で大きな声が聞こえた。

5/18 22:47:21  おしらせ > 古野達彦さん(114.173.***.127)が入室しました♪

5/18 22:47:04  おしらせ > 川島洋司さん(114.173.***.127)が退室しました。

5/18 22:46:59  川島洋司 > (窓から夕日が差し込む夕暮れ時、回りは今日中に終わらせる仕事を慌ただしくこなしている同僚たちを横目に見ながら、窓際の片隅にポツンとある席で座り茜色に染まる夕日を見ている。机の上には、資料整理を依頼された嫌みのような書類の山があるが、する気も起こらず、ただ終業時間を待っている…典型的な窓際族…そんな真島はつい先月までは、営業第一課の課長で、バリバリ仕事をこなしていた。そんな彼がどうして、窓際にいるかと言うと、営業先の社長の奥さんと不倫関係になり、不信に思った社長が興信所で調べられて、会社に乗り込んできた。川島は、上司に呼ばれると退職は間逃れたが、いわゆる窓際族に追放されてこの有り様だ。)早く、仕事終わらないかなぁ…はぁ(机の上で頬杖をついていると、机に置いていた携帯電話のバイブが着信を知らせる。携帯電話を開けると、ディスプレイには古野達彦の文字が…通話のボタンを押すと聞き覚えのある声が…)もしもし…ああ、古野さんご無沙汰してます…大丈夫ですよ。暇をもて余してましたから…(川島は携帯電話を片手に持つと久しく話していなかった古野の声に答える。)

5/18 22:46:23  おしらせ > 川島洋司さん(114.173.***.127)が入室しました♪

5/18 22:45:56  おしらせ > 古野達彦さん(114.173.***.127)が退室しました。

5/18 22:44:37  古野達彦 >  …もしもし、いつもお世話になっています。古野です。川島さん…今から大丈夫ですか?(帰宅を急ぐ人々の整然とした列を崩さないように、駅の隅の売店近くで白いシャツのポケットからシガリロを1本取り出すと、それを口に咥え、少し緩めた紺を基調としたネクタイを片手で締めて、ジャケットの襟元を正すと、耳に伝わるはずの相手の返答を待つ。)

5/18 22:44:13  古野達彦 > (週の始まりはどこか憂鬱。それは社会人の大多数が思う感情かもしれない。取り敢えずの自由である休日から、自由にならない柵に囲い込まれた窮屈な日常への移行は、つい歩く姿勢も伏し目がちになってしまう。一日外回りをして得意先に頭を下げ、愛想笑いを浮かべ続けた頬はまだその強張りが残っているようで。大柄な部類に入るまだ年齢の割には張りを保っている身体でも、じわりと染み入るような疲労感で片手に持った黒革のビジネスバッグが重く感じてしまう。もう西の空は茜に染まりつつある時間。駅の改札前で社に携帯電話で連絡を取り、『現在の秘書役』に直帰の旨を伝えると、そろそろ帰宅を急ぐ雑踏で混み始めた電車に乗り込む。満員に近いそれのドア付近の窓から流れるビルの並びを眺めていると、つい溜息が出てしまう。)…フッ…今週はハードになりそうだ…(ついそんな独り言を呟くと、苦笑交じりにずれたメガネを指で押さえる。電車が目的の駅に着くと、そこは繁華街。乗車客の波に抗うように身を斜めに構えて電車から降りると、改札を抜けてグレーのジャケットの内ポケットから携帯電話を取り出し、ある番号にダイヤルをして。)

5/18 22:43:19  おしらせ > 古野達彦さん(114.173.***.127)が入室しました♪

5/18 22:42:46  おしらせ > 新規ルームを作成完了しました。(114.173.***.127)


更新時刻 08:09:05 | 過去ログ | ルーム情報