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政治
【慰安婦問題】橋下氏、「性奴隷」を否定
2013.5.19 13:00
[歴史認識]
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は19日の民放番組で、旧日本軍の従軍慰安婦について「暴行、脅迫、拉致を、国を挙げてやり、嫌がる女性に無理やり(慰安婦を)やらせた『性奴隷』と言われている。それは違う」と述べ、27日に東京で外国特派員協会に対し、こうした見解を説明する考えを示した。
既に来日し、24日に橋下氏と面会する韓国人の元従軍慰安婦は「経験した本人がいるのに、どうして証拠がないと言えるのか」と橋下氏の一連の発言を批判しており、見解の相違が際立った格好だ。
橋下氏は番組で「元慰安婦に対する責任はある」と前置きした上で「性奴隷かどうかは、世界からの評価に影響する。世界各国の軍は、第2次世界大戦の時に、同じように女性を利用していた。日本だけを批判するのはアンフェアだ」と主張した。慰安婦を容認したとの発言については「当時の軍が必要と思っていたと述べただけだ」と釈明した。
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