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米新規失業保険申請は35.4万件、予想外の増加

2013年 05月 30日 23:46 JST
 
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[ワシントン 30日 ロイター] - 米労働省が30日発表した25日までの週の新規失業保険週間申請件数は、季節調整済みで1万件増の35万4000件となった。エコノミストの間では、前週から横ばいの34万件が見込まれており、予想外の増加となった。

今回は増加に転じたものの、失業保険申請件数は引き続き年初以降のレンジの中央値付近にとどまっており、最近確認されている労働市場の回復基調の転換を示唆するほどの大幅な動きにはなっていない。

また、政府の財政政策引き締め背景に、企業が人員削減に踏み切っている兆候も確認されなかった。

労働省によると、27日が祝日だったことで、5州が実数ではなく推定値を報告。これによって、全体の数字に歪みが生じた可能性がある。

前週の数字は34万件から34万4000件に修正された。

4週間移動平均は6750件増の34万7250件。

18日までの週の受給総数は6万3000件増の298万6000件。

 
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5月30日、米労働省が発表した25日までの週の新規失業保険週間申請件数は、季節調整済みで1万件増の35万4000件と予想外に増加。写真は列を作るジョブフェア参加者。コロラド州・デンバーで。4月撮影(2013年 ロイター/Rick Wilking)
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